薬剤詳細データ

一般名

【般】トリクロルメチアジド錠1mg

製品名

フルイトラン錠1mg

薬効名

利尿剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

フルイトラン錠1mg

yj-code

2132003F3039

添付文書No

2132003F1257_2_03

改定年月

2019-08

第1版

一般名

トリクロルメチアジド

薬効分類名

チアジド系降圧利尿剤


用法・用量

通常、成人にはトリクロルメチアジドとして1日2~8mgを1~2回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


相互作用:併用注意

バルビツール酸誘導体


アヘンアルカロイド系麻薬


アルコール


臨床症状:起立性低血圧を増強することがある。


これらの薬剤は血管拡張作用を有するので、チアジド系利尿剤の降圧作用が増強されると考えられる。


昇圧アミン


ノルアドレナリン、アドレナリン


昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等を行うこと。


血管壁の反応性の低下及び交感神経終末からの生理的ノルアドレナリンの放出抑制が起こることが、動物試験で報告されている。


ツボクラリン及びその類似作用物質


ツボクラリン塩化物


麻痺作用を増強することがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等の処置を行うこと。


利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されると考えられている。


他の降圧剤


ACE阻害剤、β遮断剤


降圧作用を増強するおそれがあるので、降圧剤の用量調節等に注意すること。


作用機序が異なる降圧剤との併用により、降圧作用が増強されるとの報告がある。


ジギタリス剤


ジゴキシン、ジギトキシン


臨床症状:ジギタリスの心臓に対する作用を増強し、ジギタリス中毒を起こすおそれがある。


措置方法:血清カリウム値、ジギタリス血中濃度等に注意すること。


チアジド系利尿剤による血清カリウム値の低下により、多量のジギタリスが心筋Na+-K+ATPaseに結合し、心収縮力増強と不整脈が起こる。


糖質副腎皮質ホルモン剤


ACTH


臨床症状:低カリウム血症が発現するおそれがある。


共にカリウム排泄作用を有する。


グリチルリチン製剤


甘草含有製剤


血清カリウム値の低下があらわれやすくなる。


これらの薬剤は低カリウム血症を主徴とした偽アルドステロン症を引き起こすことがあり、本剤との併用により低カリウム血症を増強する可能性がある。


糖尿病用剤


SU剤、インスリン


糖尿病用剤の作用を著しく減弱するおそれがある。


機序は明確ではないが、チアジド系利尿剤によるカリウム喪失により膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下すると考えられている。


リチウム


炭酸リチウム


臨床症状:リチウム中毒(振戦、消化器愁訴等)が増強される。


措置方法:血清リチウム濃度の測定を行うなど注意すること。


チアジド系利尿剤は遠位尿細管でナトリウムの再吸収を抑制するが、長期投与では近位尿細管で代償的にナトリウム、リチウムの再吸収を促進し、リチウムの血中濃度が上昇する。


コレスチラミン


利尿降圧作用が減弱される。


コレスチラミンの吸着作用により、利尿剤の吸収が阻害される。


非ステロイド系消炎鎮痛剤


インドメタシン等


利尿降圧作用が減弱されることがある。


非ステロイド系消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成酵素阻害作用による腎内プロスタグランジンの減少が、水・ナトリウムの体内貯留を引き起こし、利尿剤の作用と拮抗する。


副作用:重大な副作用

1: 再生不良性貧血(0.1%未満)

2: 低ナトリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害等を伴う低ナトリウム血症があらわれることがある。,3: 低カリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、脱力感、不整脈等を伴う低カリウム血症があらわれることがある。4: 間質性肺炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、顔面潮紅、光線過敏症
血液 -白血球減少、血小板減少、紫斑
代謝異常 -電解質失調(低クロール性アルカローシス、血中カルシウムの上昇等)、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症
肝臓 -肝炎
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、腹部不快感、便秘-胃痛、膵炎、下痢、唾液腺炎
精神神経系 -眩暈、頭痛-知覚異常
眼 -視力異常(霧視等)、黄視症
その他 -倦怠感、動悸-鼻閉、全身性紅斑性狼瘡の悪化、筋痙攣

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 11,484,688 4,861 13,320 12,890 88,868 565,715 1,467,842 2,357,062 3,714,239 2,732,819 521,823 7,342
女性 13,657,171 6,873 5,208 10,201 30,956 288,828 902,326 1,660,240 4,012,104 4,930,466 1,766,987 47,927
合計 25,148,897 11,734 18,528 23,091 119,824 854,543 2,370,168 4,017,302 7,726,343 7,663,285 2,288,810 55,269
男性 11,484,688 4,861 13,320 12,890 88,868 565,715 1,467,842 2,357,062 3,714,239 2,732,819 521,823 7,342
女性 13,657,171 6,873 5,208 10,201 30,956 288,828 902,326 1,660,240 4,012,104 4,930,466 1,766,987 47,927
合計 25,148,897 11,734 18,528 23,091 119,824 854,543 2,370,168 4,017,302 7,726,343 7,663,285 2,288,810 55,269
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,067,944
東北2,614,172
関東7,937,487
中部3,934,508
近畿3,378,439
中国・四国1,957,555
九州3,258,793
合計25,148,897
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,067,944
北東北754,319
南東北1,580,803
北関東1,294,989
南関東6,642,498
甲信越1,404,360
北陸360,671
東海2,439,697
関西3,108,219
中国1,466,237
四国491,318
北九州2,446,929
南九州577,226
沖縄469,276
合計25,148,897
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,067,944
青森県451,591
岩手県279,050
宮城県727,855
秋田県302,728
山形県424,233
福島県428,715
茨城県627,014
栃木県358,698
群馬県309,277
埼玉県1,013,883
千葉県1,125,984
東京都2,580,373
神奈川県1,922,258
新潟県782,904
富山県127,541
石川県126,800
福井県106,330
山梨県163,812
長野県457,644
岐阜県419,415
静岡県818,603
愛知県931,459
三重県270,220
滋賀県174,021
京都府298,629
大阪府1,359,758
兵庫県767,296
奈良県224,565
和歌山県283,950
鳥取県132,599
島根県108,848
岡山県302,293
広島県686,422
山口県236,075
徳島県55,868
香川県129,290
愛媛県166,575
高知県139,585
福岡県1,323,770
佐賀県173,723
長崎県246,495
熊本県567,634
大分県135,307
宮崎県158,348
鹿児島県418,878
沖縄県234,638
合計25,148,897
更新予告まとめ