薬剤詳細データ

一般名

【般】スピロノラクトン錠50mg

製品名

アルダクトンA錠50mg

薬効名

利尿剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

アルダクトンA錠50mg

yj-code

2133001F2057

添付文書No

2133001C1097_3_04

改定年月

2023-03

第3版

一般名

スピロノラクトン

薬効分類名

抗アルドステロン性利尿・降圧剤


用法・用量

スピロノラクトンとして、通常成人1日50~100mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、「原発性アルドステロン症の診断および症状の改善」のほかは他剤と併用することが多い。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等) 心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫 原発性アルドステロン症の診断および症状の改善

相互作用:併用禁忌

タクロリムス


(プログラフ)


エプレレノン


(セララ)


エサキセレノン


(ミネブロ)


高カリウム血症が発現することがある。


相加・相乗作用により血清カリウム値が上昇する。


ミトタン


(オペプリム)


ミトタンの作用を阻害する。


ミトタンの薬効を本剤が阻害するとの報告がある。


相互作用:併用注意

降圧剤


ACE阻害剤カルシウム拮抗剤β-遮断剤利尿降圧剤等


降圧作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意する。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用


カリウム製剤


塩化カリウムグルコン酸カリウムアスパラギン酸カリウム等


ACE阻害剤


カプトプリルエナラプリルリシノプリル等


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


ロサルタンカリウムカンデサルタンシレキセチルバルサルタン等


アリスキレンカリウム保持性利尿剤


トリアムテレンカンレノ酸カリウム


シクロスポリンドロスピレノン


高カリウム血症を誘発することがあるので、血清カリウム値を観察するなど十分注意する。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇。危険因子:腎障害患者、高齢者


フィネレノン


血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大するおそれがあるので、治療上必要と判断される場合にのみ併用すること。併用する場合には、血清カリウム値をより頻回に測定するなど患者の状態を慎重に観察すること。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇。危険因子:腎障害患者、高齢者


ノルエピネフリン


ノルエピネフリンの血管反応性を低下させるとの報告がある。


本剤が心血管反応性を低下させる機序は完全には解明されていない。危険因子:麻酔施行患者


乳酸ナトリウム


乳酸ナトリウムのアルカリ化作用を減弱することがある。


本剤により高カリウム性アシドーシスが惹起され、乳酸ナトリウムのアルカリ化作用と拮抗する可能性がある。


塩化アンモニウムコレスチラミン


代謝性アシドーシスを来すとの報告がある。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用


ジゴキシンメチルジゴキシン


血中ジゴキシン及びメチルジゴキシン濃度が上昇することがある。


本剤がジゴキシン及びメチルジゴキシンの腎からの排泄を低下させるため、血中ジゴキシン及びメチルジゴキシン濃度を上昇させることがある。


ジギトキシン


ジギトキシンの作用を増強又は減弱するおそれがあるので、併用する場合にはジギトキシンの血中濃度の測定を行うなど、観察を十分に行い慎重に投与すること。,


本剤の肝酵素誘導によりジギトキシンの血中濃度半減期が短縮すると考えられる報告がある。また、機序は不明であるが、ジギトキシンの血中濃度半減期が延長したとの報告がある。


リチウム製剤


炭酸リチウム


利尿剤又はACE阻害剤との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されているので、血中リチウム濃度に注意すること。


ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、ナトリウム排泄を促進することにより起こると考えられる。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


カリウム保持性利尿剤との併用により、その降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症の発現が報告されている。


プロスタグランジン産生が抑制されることによって、ナトリウム貯留作用による降圧作用の減弱、カリウム貯留作用による血清カリウム値の上昇が起こると考えられる。危険因子:腎機能障害


副作用:重大な副作用

1: 電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)(頻度不明)

-電解質異常に伴い、不整脈、全身倦怠感、脱力等があらわれることがある。,,,2: 急性腎不全(頻度不明)

-急性腎不全(電解質異常を伴うことがある)があらわれることがある。,3: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


内分泌 -女性型乳房b)、乳房腫脹、性欲減退、陰萎、多毛、月経不順、無月経、閉経後の出血、音声低音化-乳房腫瘤、乳房痛
過敏症 -発疹、蕁麻疹-そう痒
精神神経系 -眩暈、頭痛、四肢しびれ感、神経過敏、うつ状態、不安感、精神錯乱、運動失調、傾眠
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、下痢、便秘
血液 -白血球減少、血小板減少
その他 -倦怠感、心悸亢進、発熱、肝斑-筋痙攣、脱毛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 680,960 0 4,222 4,068 12,411 32,231 88,188 110,849 174,814 194,549 58,414 1,214
女性 1,122,468 0 0 18,019 23,201 65,602 109,869 128,867 228,968 342,984 198,054 6,904
合計 1,805,746 0 4,222 22,087 35,612 97,833 198,057 239,716 403,782 537,533 256,468 8,118
男性 680,960 0 4,222 4,068 12,411 32,231 88,188 110,849 174,814 194,549 58,414 1,214
女性 1,122,468 0 0 18,019 23,201 65,602 109,869 128,867 228,968 342,984 198,054 6,904
合計 1,805,746 0 4,222 22,087 35,612 97,833 198,057 239,716 403,782 537,533 256,468 8,118
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道69,088
東北153,355
関東858,682
中部252,693
近畿287,912
中国・四国87,427
九州93,969
合計1,805,746
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道69,088
北東北65,615
南東北56,894
北関東68,106
南関東790,576
甲信越78,913
北陸13,791
東海187,005
関西260,896
中国52,433
四国34,994
北九州79,698
南九州14,271
沖縄0
合計1,805,746
都道府県別
都道府県名 合計
北海道69,088
青森県33,354
岩手県30,846
宮城県30,334
秋田県32,261
山形県4,938
福島県21,622
茨城県36,126
栃木県13,458
群馬県18,522
埼玉県120,119
千葉県103,766
東京都377,822
神奈川県188,869
新潟県22,001
富山県4,421
石川県6,025
福井県3,345
山梨県7,300
長野県49,612
岐阜県27,862
静岡県78,898
愛知県53,229
三重県27,016
滋賀県9,908
京都府24,334
大阪府146,645
兵庫県48,642
奈良県14,933
和歌山県16,434
鳥取県0
島根県5,527
岡山県8,656
広島県30,580
山口県7,670
徳島県6,720
香川県16,112
愛媛県5,104
高知県7,058
福岡県41,444
佐賀県9,342
長崎県14,888
熊本県10,370
大分県3,654
宮崎県9,348
鹿児島県4,923
沖縄県0
合計1,805,746
更新予告まとめ