薬剤詳細データ

一般名

リシノプリル錠

製品名

リシノプリル錠5mg「トーワ」

薬効名

持続性ACE阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

リシノプリル錠5mg「トーワ」

yj-code

2144006F1057

添付文書No

2144006F1057_1_10

改定年月

2023-10

第1版

一般名

リシノプリル錠

薬効分類名

持続性ACE阻害剤


用法・用量

〈高血圧症〉 通常、成人にはリシノプリル(無水物)として10~20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の患者では5mgから投与を開始することが望ましい。通常、6歳以上の小児には、リシノプリル(無水物)として、0.07mg/kgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈慢性心不全(軽症~中等症)〉 本剤はジギタリス製剤、利尿剤等の基礎治療剤と併用すること。通常、成人にはリシノプリル(無水物)として5~10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、腎障害を伴う患者では初回用量として2.5mgから投与を開始することが望ましい。

効能・効果

○高血圧症 ○下記の状態で、ジギタリス製剤、利尿剤等の基礎治療剤を投与しても十分な効果が認められない場合 慢性心不全(軽症~中等症)

相互作用:併用禁忌

サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物


エンレスト


血管浮腫があらわれるおそれがある。左記薬剤が投与されている場合は、少なくとも本剤投与開始36時間前に中止すること。また、本剤投与終了後に左記薬剤を投与する場合は、本剤の最終投与から36時間後までは投与しないこと。


併用により相加的にブラジキニンの分解を抑制し、血管浮腫のリスクを増加させる可能性がある。


デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行


リポソーバー


イムソーバTR


セルソーバ


血圧低下、潮紅、嘔気・嘔吐、腹痛、しびれ、熱感、呼吸困難、頻脈等のショック症状を起こすことがある。


陰性に荷電した吸着材により血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大する。更にACE阻害薬はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積が起こるとの考えが報告されている。


アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析


AN69


,


血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫)、嘔吐、腹部痙攣、気管支痙攣、血圧低下、チアノーゼ等のアナフィラキシーを発現することがある。


多価イオン体であるAN69により血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大する。更にACE阻害薬はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積が起こるとの考えが報告されている。


アリスキレンフマル酸塩


ラジレス


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を発現するリスクが増加することがある。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


危険因子:アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)


相互作用:併用注意

カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン、トリアムテレン等


カリウム補給剤


塩化カリウム


血清カリウム値が上昇することがあるので、血清カリウム値の検査をするなど注意すること。


ACE阻害薬はアルドステロンの分泌を抑制することにより、腎からのカリウム排泄を減少させる。このことからACE阻害薬との併用によりカリウムの蓄積が起こる可能性があるとの報告がある。


危険因子:腎機能障害のある患者、糖尿病の患者、最近利尿降圧剤の投与を開始した患者


利尿降圧剤、利尿剤


トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等


利尿剤で治療を受けている患者に本剤を初めて投与する場合、降圧作用が増強されるおそれがあるので少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。


利尿剤の治療を受けている患者ではNa利尿により血漿レニン活性の亢進がみられ、ACE阻害薬の投与により急激な降圧を来すことがある。


危険因子:最近利尿降圧剤の投与を開始した患者


リチウム製剤


炭酸リチウム


リチウム中毒(錯乱、振戦、消化器愁訴等)があらわれることがあるので併用する場合は血中のリチウム濃度に注意すること。


リチウムの近位尿細管での再吸収はナトリウムと競合するため、ACE阻害薬のナトリウム排泄増加作用によるナトリウム欠乏によりリチウムの再吸収が促進されリチウム貯留を来すことがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


本剤の降圧作用が減弱するおそれがある。


プロスタグランジンの合成阻害作用により、本剤の降圧作用を減弱させる可能性がある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


腎機能を悪化させるおそれがある。


プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。


カリジノゲナーゼ製剤


本剤との併用により過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。


ACE阻害薬のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼ製剤のキニン産生作用により、キニンが増加し血管平滑筋の弛緩が増強される可能性がある。


アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるので腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。


なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシンII受容体拮抗剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるので腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


副作用:重大な副作用

副作用:その他副作用


肝臓 -AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇等
腎臓 -BUN上昇、クレアチニンの上昇、尿量減少
血液 -貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少)、血小板減少-白血球減少、好酸球増加
皮膚 -発疹、そう痒-光線過敏症等
呼吸器 -咳嗽-咽頭部刺激感・不快感-気管支喘息の誘発、鼻炎、副鼻腔炎、嗄声
精神神経系 -頭痛・頭重、めまい・ふらつき-傾眠-しびれ、錯乱、睡眠障害(不眠等)、感覚異常(刺痛、灼熱感等)、抑うつ等の気分変調等
循環器 -動悸、過度の血圧低下-起立性低血圧、胸部不快感、頻脈等-失神
消化器 -嘔気、嘔吐、下痢、胃不快感-腹痛、食欲不振等-胃痛
その他 -血清カリウム値上昇(特に重篤な腎機能障害を有する患者)、尿酸上昇、CK上昇、倦怠感-ほてり、口渇等-脱毛、勃起障害、発汗、低血糖、血清ナトリウム値低下、脱力感、味覚異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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広島県0
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宮崎県0
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更新予告まとめ