薬剤詳細データ

一般名

ベナゼプリル塩酸塩

製品名

チバセン錠2.5mg

薬効名

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

チバセン錠2.5mg

yj-code

2144007F1027

添付文書No

2144007F1027_3_08

改定年月

2024-07

第2版

一般名

ベナゼプリル塩酸塩

薬効分類名

アンジオテンシン変換酵素阻害剤


用法・用量

通常、成人にはベナゼプリル塩酸塩として5~10mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の患者では2.5mgから投与を開始することが望ましい。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行


リポソーバー®イムソーバTR®セルソーバ®


ショックを起こすことがある。


陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニン代謝が妨げられ蓄積すると考えられている。


アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69®)を用いた血液透析


アナフィラキシーを発現することがある。


多価イオン体であるAN69®により血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニン代謝が妨げられ蓄積すると考えられている。


アリスキレンフマル酸塩


ラジレス


(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンとの併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。


併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトントリアムテレン等


カリウム製剤


血清カリウム値が上昇することがあるので、血清カリウム値に注意すること。


本剤はアンジオテンシンⅡの生成を阻害することにより、血中アルドステロン濃度を減少させ、カリウム保持の方向に働くため。危険因子:腎機能障害


シクロスポリン


血清カリウム値が上昇することがあるので、血清カリウム値に注意すること。


高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。


カリジノゲナーゼ製剤


本剤との併用により過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。


本剤のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼ製剤のキニン産生作用により、血中キニン濃度が増大し血管平滑筋の弛緩が増強される可能性がある。


降圧作用を有する他の薬剤


利尿降圧剤ニトログリセリン製剤等


降圧作用が増強されることがあるので、患者の状態を十分に観察しながら両剤の用量に注意すること。


いずれも降圧作用を有するため。危険因子:利尿降圧剤投与開始時


リチウム製剤


炭酸リチウム


リチウム中毒を起こすことがある。血中リチウム濃度に注意すること。


アンジオテンシン変換酵素阻害剤は腎尿細管におけるリチウムの再吸収を促進するため。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


COX-2選択的阻害剤インドメタシン等


降圧作用が減弱されることがあるので、本剤の用量に注意すること。


本剤の降圧作用は一部プロスタグランジンの増加によるとされる。非ステロイド性消炎鎮痛剤はプロスタグランジン合成を阻害するため、その阻害の程度により降圧作用が減弱されることが考えられる。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


COX-2選択的阻害剤インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。


プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。危険因子:高齢者


ジペプチジルペプチダーゼ-Ⅳ阻害剤


ビルダグリプチン等


ビルダグリプチンとアンジオテンシン変換酵素阻害剤を併用している患者では、併用していない患者に比べて血管浮腫の発現頻度が高かったとの報告がある。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫:呼吸困難を伴う顔面、口唇、舌、声門、喉頭の腫脹を症状とする血管浮腫(0.1%未満)、また、腹痛を伴う小腸血管浮腫(頻度不明)

2: 急性腎障害(頻度不明)

3: 高カリウム血症(頻度不明)

4: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

5: 無顆粒球症、好中球減少(いずれも頻度不明)

-アンジオテンシン変換酵素阻害剤で、腎障害のある患者、自己免疫疾患を有する患者(特に全身性エリテマトーデス)又は免疫抑制剤の投与を受けている患者であらわれやすいとの報告がある。6: 膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -─-光線過敏症-発疹、そう痒
腎臓 -BUN、血清クレアチニンの上昇-蛋白尿-頻尿
血液 -貧血-白血球減少、血小板減少、好酸球増多-─
精神神経系 -めまい・ふらつき、頭痛-─-協調異常、いらいら感、抑うつ、眠気、不眠、不安
循環器 -血圧低下、胸部不快感、動悸-─-起立性低血圧、過度の血圧低下
消化器 -嘔気・嘔吐、胃のもたれ、心窩部痛、腹部膨満感-─-下痢、便秘
肝臓 -AST、ALT、ALP、LDHの上昇-─-─
呼吸器 -咳嗽、咽頭部不快感-─-副鼻腔炎
電解質 -血清カリウム値の上昇注)-血清ナトリウム値の低下-─
その他 -CK上昇、尿酸上昇、肩こり、味覚異常、視覚障害(霧視等)、口唇乾燥感、手指腫脹-けん怠感、脱力感、浮腫-背部痛、インポテンス、低血糖、関節痛、筋肉痛、ほてり、耳鳴、知覚異常、性欲減退、口渇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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