薬剤詳細データ

一般名

ペリンドプリルエルブミン錠

製品名

ペリンドプリルエルブミン錠2mg「トーワ」

薬効名

持続性組織ACE阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ペリンドプリルエルブミン錠2mg「トーワ」

yj-code

2144012F1095

添付文書No

2144012F1095_1_06

改定年月

2024-02

第1版

一般名

ペリンドプリルエルブミン錠

薬効分類名

持続性組織ACE阻害剤


用法・用量

通常、成人にはペリンドプリルエルブミンとして2~4mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最大量は8mgまでとする。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬


サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物(エンレスト)


血管浮腫があらわれるおそれがある。左記薬剤が投与されている場合は、少なくとも本剤投与開始36時間前に中止すること。また、本剤投与終了後に左記薬剤を投与する場合は、本剤の最終投与から36時間後までは投与しないこと。


併用により相加的にブラジキニンの分解を抑制し、血管浮腫のリスクを増加させる可能性がある。


デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバ等)


ショックを起こすことがある。


陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積すると考えられている。


アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析(AN69),


アナフィラキシーを発現することがある。


多価イオン体であるAN69により血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積すると考えられている。


アリスキレンフマル酸塩(ラジレス)(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン、トリアムテレン等


カリウム補給剤


血清カリウム値の上昇(高カリウム血症)があらわれるおそれがあるので、定期的に血清カリウム値の検査を行うこと。


本剤はアルドステロン分泌抑制に基づく尿中へのカリウム排泄抑制作用を有するため、併用によりカリウム貯留作用が増強する。特に腎機能障害のある患者には注意する。


アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるので、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察しながら慎重に投与すること。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。


併用によりレニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


利尿降圧剤


ヒドロクロロチアジド等


利尿降圧剤で治療を受けている患者に本剤を初めて投与する場合、一過性の急激な血圧低下を起こすおそれがあるので、投与は少量より開始し、増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら、徐々に行うこと。本剤より先に利尿降圧剤を投与中の患者(特に最近投与を開始した患者)には特に注意すること。


利尿降圧剤服用中の患者では、ナトリウム利尿により血中レニン活性が上昇し、本剤の降圧効果が増強することがある。


リチウム製剤


炭酸リチウム


リチウム中毒(症状:振戦、消化器愁訴等)があらわれるおそれがある。併用する場合は、リチウムの血中濃度に注意すること。


本剤のナトリウム排泄増加作用により、リチウムの蓄積がおこると考えられている。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


降圧作用が減弱するおそれがある。


プロスタグランジンの合成阻害作用により、本剤の降圧作用を減弱させる可能性がある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。


プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。


カリジノゲナーゼ製剤


過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。


本剤のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼのキニン産生作用により、血中キニン濃度が増大し血管平滑筋弛緩が増強される可能性があると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-呼吸困難を伴う顔面、舌、声門、喉頭の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、アドレナリン注射、気道確保等適切な処置を行うこと。2: 急性腎障害(0.1%未満)

3: 高カリウム血症(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒感
腎臓 -BUN上昇、血清クレアチニン上昇
血液 -赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット低下-白血球減少、血小板減少
精神神経系 -めまい・ふらつき、頭痛・頭重感-眠気、感覚減退(四肢のしびれ感等)、耳鳴、いらいら感
循環器 -低血圧-動悸、期外収縮、頻脈
消化器 -悪心、胃部不快感-便秘、食欲不振、腹痛、下痢
代謝 -総コレステロール上昇、トリグリセリド上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇-血清ナトリウム低下-低血糖
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇等
呼吸器 -咳嗽a)-喉頭異和感、喀痰増加
その他 -ほてり、CK上昇-倦怠感、胸痛・胸部不快感、四肢冷感、浮腫、口渇、味覚異常(苦味等)、悪寒、熱感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
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広島県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ