薬剤詳細データ

一般名

【般】メトプロロール酒石酸塩錠20mg

製品名

セロケン錠20mg

薬効名

血圧降下剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

セロケン錠20mg

yj-code

2149010F1025

添付文書No

2149010F1025_2_04

改定年月

2024-01

第2版

一般名

メトプロロール酒石酸塩

薬効分類名

高血圧・狭心症・不整脈 治療剤


用法・用量

〈本態性高血圧症(軽症~中等症)〉 通常、成人にはメトプロロール酒石酸塩として1日60~120mgを1日3回に分割経口投与する。効果不十分な場合は240mgまで増量することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈狭心症、頻脈性不整脈〉 通常、成人にはメトプロロール酒石酸塩として1日60~120mgを1日2~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症) 狭心症 頻脈性不整脈

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤


レセルピン


β遮断剤(チモロール等の点眼剤を含む)等


過剰の交感神経抑制を来し、徐脈、血圧低下等があらわれるおそれがあるので、用量に注意すること。


共に交感神経抑制作用を有するため。


血糖降下剤


インスリン


グリベンクラミド等


血糖降下作用を増強することがある。また、低血糖症状(頻脈等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。


本剤のβ遮断作用により、低血糖からの回復が遅れることがあり、また、低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクする。


カルシウム拮抗剤


ベラパミル


ジルチアゼム等


相互に作用が増強され、過度の降圧又は心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。


共に陰性変時・変力作用、降圧作用を有するため。


クロニジン


クロニジンの投与中止後のリバウンド現象(血圧上昇)を増強するおそれがある。クロニジンの投与を中止する場合には、本剤を数日前に中止し、経過を観察してから行うこと。


クロニジンの投与中止により血中ノルアドレナリンが増加した場合、本剤のβ遮断作用によりα刺激作用(血管収縮作用)が優位となるため。


ClassⅠ抗不整脈剤


ジソピラミド


プロカインアミド


アジマリン等


ClassⅢ抗不整脈剤


アミオダロン等


過度の心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。


共に心機能抑制作用を有するため。


抗不整脈剤


キニジン


プロパフェノン


アミオダロン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


ミラベグロン


本剤のAUCが3.29倍上昇したとの報告があり、本剤の作用が増強するおそれがある。


ミラベグロンのCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


麻酔剤


セボフルラン等


過剰の交感神経の抑制を起こす可能性があるので心機能等に注意すること。


共に交感神経抑制作用を有するため。


ジギタリス製剤


房室伝導時間が延長し、徐脈、房室ブロック等があらわれるおそれがあるので、心機能に注意すること。


共に刺激伝導速度の抑制作用を有するため。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。


非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの合成・遊離を阻害し血圧を上昇させることがある。


降圧作用を有する他の薬剤


ニトログリセリン


タダラフィル等


過度の降圧を来すおそれがあるので、用量に注意すること。


共に降圧作用を有するため。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


選択的セロトニン再取込み阻害剤


パロキセチン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


抗ヒスタミン剤


ジフェンヒドラミン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


ヒドララジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


ヒドララジンは肝血流量を増加させ、本剤の初回通過効果を減少させると考えられる。


リファンピシン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。


リファンピシンの肝代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。


リドカイン


リドカインの血中濃度を上昇させることがあるので、用量に注意すること。


本剤による肝血流量の減少及び肝代謝酵素活性阻害によりリドカインの代謝を遅延させると考えられる。


フィンゴリモド


フィンゴリモドの投与開始時に本剤を併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある。


共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 心原性ショック(頻度不明)

2: うっ血性心不全(0.2%)、房室ブロック(頻度不明)、徐脈(2.4%)、洞機能不全(頻度不明)

3: 喘息症状の誘発・悪化(0.3%)

4: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


眼 -視覚障害(霧視等)-涙液分泌減少、結膜炎
過敏症 -発疹(乾癬型等)-そう痒-光線過敏症
血液 -血小板減少
循環器 -動悸-末梢循環障害(四肢の冷え・しびれ等)-心室性期外収縮、起立性低血圧注)、低血圧
呼吸器 -息切れ-鼻閉、鼻炎、気管支痙攣
精神神経系 -めまい・ふらつき、頭痛、不眠、眠気、抑うつ-悪夢、不安-幻覚、感覚異常、注意力障害、神経過敏、健忘、錯乱
消化器 -腹痛、食欲不振、便秘、下痢、胸やけ、口渇-悪心・嘔吐、腹部膨満感
肝臓 -AST上昇、ALT上昇
その他 -胸部圧迫感、浮腫、疲労感、耳鳴-性欲減退-倦怠感、トリグリセライドの上昇、発汗、CK(CPK)の上昇、筋痙直、勃起障害、味覚異常、脱毛、難聴、関節痛、体重増加、乾癬悪化

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,991,264 1,696 13,770 18,697 38,844 113,001 303,082 516,268 1,008,385 839,707 137,444 2,066
女性 4,263,342 0 11,713 21,747 47,022 129,997 306,356 516,375 1,394,743 1,445,130 382,965 7,294
合計 7,258,008 1,696 25,483 40,444 85,866 242,998 609,438 1,032,643 2,403,128 2,284,837 520,409 9,360
男性 2,991,264 1,696 13,770 18,697 38,844 113,001 303,082 516,268 1,008,385 839,707 137,444 2,066
女性 4,263,342 0 11,713 21,747 47,022 129,997 306,356 516,375 1,394,743 1,445,130 382,965 7,294
合計 7,258,008 1,696 25,483 40,444 85,866 242,998 609,438 1,032,643 2,403,128 2,284,837 520,409 9,360
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道424,322
東北914,706
関東2,043,465
中部1,023,702
近畿1,621,474
中国・四国747,934
九州482,406
合計7,258,008
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道424,322
北東北570,823
南東北211,597
北関東349,706
南関東1,693,759
甲信越298,642
北陸226,422
東海544,198
関西1,575,914
中国514,226
四国233,708
北九州378,976
南九州82,486
沖縄41,888
合計7,258,008
都道府県別
都道府県名 合計
北海道424,322
青森県377,361
岩手県132,286
宮城県121,134
秋田県193,462
山形県28,239
福島県62,224
茨城県202,005
栃木県73,679
群馬県74,022
埼玉県311,504
千葉県268,573
東京都670,776
神奈川県442,906
新潟県185,425
富山県88,656
石川県80,348
福井県57,418
山梨県48,360
長野県64,857
岐阜県121,114
静岡県140,674
愛知県236,850
三重県45,560
滋賀県94,048
京都府130,722
大阪府788,846
兵庫県386,930
奈良県77,676
和歌山県97,692
鳥取県39,816
島根県54,375
岡山県106,216
広島県203,369
山口県110,450
徳島県59,376
香川県46,651
愛媛県97,790
高知県29,891
福岡県253,488
佐賀県12,960
長崎県28,698
熊本県22,420
大分県61,410
宮崎県42,390
鹿児島県40,096
沖縄県20,944
合計7,258,008