薬剤詳細データ

一般名

メトプロロール酒石酸塩

製品名

ロプレソールSR錠120mg

薬効名

徐放性降圧剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ロプレソールSR錠120mg

yj-code

2149010G1055

添付文書No

2149010G1055_2_07

改定年月

2024-07

第3版

一般名

メトプロロール酒石酸塩

薬効分類名

徐放性降圧剤


用法・用量

通常、成人には1日1回1錠(メトプロロール酒石酸塩として120mg)を朝食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤


レセルピンβ遮断剤(チモロール等の点眼剤を含む)等


過剰の交感神経抑制を来し、徐脈、血圧低下等があらわれるおそれがあるので、用量に注意すること。


共に交感神経抑制作用を有するため。


血糖降下剤


インスリングリベンクラミド等


血糖降下作用を増強することがある。また、低血糖症状(頻脈等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。


本剤のβ遮断作用により、低血糖からの回復が遅れることがあり、また、低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクする。


カルシウム拮抗剤


ベラパミルジルチアゼム等


相互に作用が増強され、過度の降圧又は心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。


共に陰性変時・変力作用、降圧作用を有するため。


クロニジン


クロニジンの投与中止後のリバウンド現象(血圧上昇)を増強するおそれがある。クロニジンの投与を中止する場合には、本剤を数日前に中止し、経過を観察してから行うこと。


クロニジンの投与中止により血中ノルアドレナリンが増加した場合、本剤のβ遮断作用によりα刺激作用(血管収縮作用)が優位となるため。


ClassⅠ抗不整脈剤


ジソピラミドプロカインアミドアジマリン等


ClassⅢ抗不整脈剤


アミオダロン等


過度の心機能抑制があらわれることがあるので、用量に注意すること。


共に心機能抑制作用を有するため。


抗不整脈剤


キニジンプロパフェノンアミオダロン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


ミラベグロン


本剤のAUCが3.29倍上昇したとの報告があり、本剤の作用が増強するおそれがある。


ミラベグロンのCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


麻酔剤


セボフルラン等


過剰の交感神経の抑制を起こす可能性があるので心機能等に注意すること。


共に交感神経抑制作用を有するため。


ジギタリス製剤


房室伝導時間が延長し、徐脈、房室ブロック等があらわれるおそれがあるので、心機能に注意すること。


共に刺激伝導速度の抑制作用を有するため。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。


非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの合成・遊離を阻害し血圧を上昇させることがある。


降圧作用を有する他の薬剤


ニトログリセリンタダラフィル等


過度の降圧を来すおそれがあるので、用量に注意すること。


共に降圧作用を有するため。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


選択的セロトニン再取込み阻害剤


パロキセチン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


抗ヒスタミン剤


ジフェンヒドラミン等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制されると考えられる。


ヒドララジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強することがあるので、用量に注意すること。


ヒドララジンは肝血流量を増加させ、本剤の初回通過効果を減少させると考えられる。


リファンピシン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること。


リファンピシンの肝代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。


リドカイン


リドカインの血中濃度を上昇させることがあるので、用量に注意すること。


本剤による肝血流量の減少及び肝代謝酵素活性阻害によりリドカインの代謝を遅延させると考えられる。


フィンゴリモド


フィンゴリモドの投与開始時に本剤を併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある。


共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 心原性ショック(頻度不明)

2: うっ血性心不全(頻度不明)、房室ブロック(0.3%)、徐脈(2.3%)、洞機能不全(頻度不明)

3: 喘息症状の誘発・悪化(頻度不明)

4: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


眼 -視覚障害(霧視等)-涙液分泌減少、結膜炎
過敏症 -発疹(乾癬型等)-光線過敏症、そう痒
血液 -血小板減少
循環器 -動悸-起立性低血圧注)心室性期外収縮、低血圧、末梢循環障害(四肢の冷え・しびれ等)
呼吸器 -鼻閉-鼻炎、気管支痙攣、息切れ
精神神経系 -めまい・ふらつき、頭痛、不眠、眠気、悪夢-幻覚、感覚異常、注意力障害、神経過敏、不安、健忘、錯乱、抑うつ
消化器 -腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、胸やけ、口渇、腹部膨満感-下痢、便秘
肝臓 -AST上昇、ALT上昇
その他 -倦怠感、胸部圧迫感、疲労感、耳鳴、発汗-脱毛、難聴、関節痛、筋痙直、体重増加、勃起障害、乾癬悪化、トリグリセライドの上昇、浮腫、性欲減退、CK(CPK)の上昇、味覚異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
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鳥取県0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
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福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ