薬剤詳細データ

一般名

カンデサルタン シレキセチル錠

製品名

カンデサルタン錠2mg「TCK」

薬効名

持続性アンジオテンシンII受容体拮抗剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

カンデサルタン錠2mg「TCK」

yj-code

2149040F1131

添付文書No

2149040F1131_1_07

改定年月

2024-08

第2版

一般名

カンデサルタン シレキセチル錠

薬効分類名

持続性アンジオテンシンII受容体拮抗剤


用法・用量

〈高血圧症〉 成人 通常、成人には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして4~8mgを経口投与し、必要に応じ12mgまで増量する。ただし、腎障害を伴う場合には、1日1回2mgから投与を開始し、必要に応じ8mgまで増量する。 小児 通常、1歳以上6歳未満の小児には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして0.05~0.3mg/kgを経口投与する。通常、6歳以上の小児には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして2~8mgを経口投与し、必要に応じ12mgまで増量する。ただし、腎障害を伴う場合には、低用量から投与を開始し、必要に応じて8mgまで増量する。 〈腎実質性高血圧症〉 通常、成人には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして2mgから経口投与を開始し、必要に応じ8mgまで増量する。 〈慢性心不全〉 通常、成人には1日1回カンデサルタン シレキセチルとして4mgから経口投与を開始し、必要に応じ8mgまで増量できる。なお、原則として、アンジオテンシン変換酵素阻害剤以外による基礎治療は継続すること。

効能・効果

〈カンデサルタン錠2mg、4mg、8mg、12mg「TCK」〉 高血圧症 腎実質性高血圧症 〈カンデサルタン錠2mg、4mg、8mg「TCK」〉 下記の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害剤の投与が適切でない場合 慢性心不全(軽症~中等症)

相互作用:併用禁忌

アリスキレンフマル酸塩


ラジレス(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトントリアムテレン等


エプレレノンカリウム補給剤


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強することによる。危険因子:特に腎機能障害のある患者


利尿剤


フロセミドトリクロルメチアジド等


利尿剤で治療を受けている患者に本剤を初めて投与する場合、降圧作用が増強するおそれがあるので、少量から開始するなど慎重に投与すること。


利尿剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。危険因子:特に最近利尿剤投与を開始した患者


アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


リチウム


リチウム中毒が報告されている。


腎尿細管におけるリチウムの再吸収が促進される。


次の薬剤により併用治療されている場合


(1)アンジオテンシン変換酵素阻害剤及びβ遮断剤(2)ループ利尿剤及びカリウム保持性利尿剤


,


慢性心不全の臨床試験では、左記の併用に加え更に本剤を併用すると、立ちくらみ、ふらつき及び低血圧の発現頻度が高く、かつ程度が高い。腎機能低下あるいは貧血を起こすおそれがある。


(1)レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。(2)利尿剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。危険因子:厳重な減塩療法中の患者、低ナトリウム血症の患者、低血圧の患者、NYHA心機能分類Ⅲ等の比較的重症度の高い慢性心不全患者、腎障害のある患者、血液透析中の患者


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤は血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成を阻害することから、降圧作用を減弱させる可能性があると考えられている。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


腎障害のある患者では、さらに腎機能が悪化するおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-顔面、口唇、舌、咽・喉頭等の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれることがある。2: ショック(頻度不明)、失神、意識消失(頻度不明。ただし慢性心不全の場合0.1~5%未満)

-冷感、嘔吐、意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。,,,,,,,,3: 急性腎障害(頻度不明。ただし慢性心不全の場合は0.1~5%未満)

4: 高カリウム血症(頻度不明)

5: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等の肝機能障害があらわれることがある。6: 無顆粒球症(頻度不明)

7: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。8: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。9: 低血糖(頻度不明)

-脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止すること。糖尿病治療中の患者であらわれやすい。

副作用:その他副作用

〈高血圧症〉
過敏症 -発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒、光線過敏症
循環器 -めまい、ふらつき、立ちくらみ、動悸、ほてり-期外収縮、心房細動
精神神経系 -頭痛、頭重感、不眠、眠気、舌のしびれ感-四肢のしびれ感
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、心窩部痛、下痢、口内炎-味覚異常
肝臓 -AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇
血液 -貧血、白血球減少、白血球増多、好酸球増多、血小板減少
腎臓 -BUN、クレアチニンの上昇、蛋白尿
その他 -倦怠感、脱力感、鼻出血、頻尿、浮腫、咳、血中カリウム上昇、総コレステロール上昇、血中CK上昇、CRP上昇、血中尿酸上昇、血清総タンパク減少-低ナトリウム血症、腰背部痛、筋肉痛-耳鳴、関節痛〈慢性心不全〉
過敏症 -発疹、そう痒
循環器 -立ちくらみ、低血圧、ふらつき-めまい、徐脈、動悸、期外収縮、ほてり
精神神経系 -頭痛、眠気、不眠、頭重感、しびれ感
消化器 -悪心、心窩部痛、便秘、胃潰瘍、口渇、味覚異常、嘔吐、食欲不振、胃部不快感
肝臓 -γ-GTP上昇-ALT、AST、LDH、Al-Pの上昇
血液 -貧血-白血球減少、好酸球増多、白血球増多、血小板減少
腎臓 -BUN、クレアチニンの上昇-蛋白尿
その他 -血中カリウム上昇、血中尿酸上昇、血中CK上昇-倦怠感、脱力感、咳、浮腫、視覚異常、総コレステロール上昇、低ナトリウム血症、血清総タンパク減少-関節痛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
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群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
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石川県0
福井県0
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岐阜県0
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三重県0
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鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
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福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ