薬剤詳細データ

一般名

【般】バルサルタン錠80mg

製品名

ディオバン錠80mg

薬効名

血圧降下剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ディオバン錠80mg

yj-code

2149041F3023

添付文書No

2149041F1020_2_24

改定年月

2023-05

第2版

一般名

バルサルタン

薬効分類名

選択的AT1受容体ブロッカー


用法・用量

通常、成人にはバルサルタンとして40~80mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、1日160mgまで増量できる。通常、6歳以上の小児には、バルサルタンとして、体重35kg未満の場合、20mgを、体重35kg以上の場合、40mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は、体重35kg未満の場合、40mgとする。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

アリスキレンフマル酸塩


ラジレス


(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


利尿降圧剤


フロセミドトリクロルメチアジド等


初回投与後、一過性の急激な血圧低下(失神及び意識消失等を伴う)を起こすおそれがある。低用量から本剤の投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。


利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。重度のナトリウムないし体液量の減少した患者では、まれに症候性の低血圧が生じることがある。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトントリアムテレン等


カリウム補給製剤


塩化カリウム


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。危険因子:腎機能障害


ドロスピレノン・エチニルエストラジオール


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤による血清カリウム値の上昇とドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用によると考えられる。危険因子:腎障害患者、血清カリウム値の高い患者


シクロスポリン


血清カリウム値が上昇することがある。


高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。


トリメトプリム含有製剤


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


血清カリウム値が上昇することがある。


⾎清カリウム値の上昇が増強されるおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがある。


NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。


NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。危険因子:高齢者


ビキサロマー


本剤の血中濃度が約30~40%に低下したとの報告がある。本剤の作用が減弱するおそれがある。


リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、本剤の吸収を遅延あるいは減少させる可能性がある。


リチウム


リチウム中毒を起こすことが報告されている。


本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積が起こると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-顔面、口唇、咽頭、舌の腫脹等が症状としてあらわれることがある。2: 肝炎(頻度不明)

3: 腎不全(0.1%未満)

4: 高カリウム血症(0.1%未満)

5: ショック(頻度不明)、失神(頻度不明)、意識消失(0.1%未満)

-冷感、嘔吐、意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。,,6: 無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(頻度不明)、血小板減少(0.1%未満)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 低血糖(頻度不明)

-脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。糖尿病治療中の患者であらわれやすい。9: 横紋筋融解症(0.1%未満)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

11: 天疱瘡、類天疱瘡(いずれも頻度不明)

-水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談すること。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒-蕁麻疹、紅斑-光線過敏症
精神神経系 -めまい、頭痛-眠気、不眠-―
血液 -白血球減少、好酸球増多、貧血-―-―
循環器 -低血圧、動悸-頻脈、心房細動-―
消化器 -嘔気、腹痛-嘔吐、下痢、便秘、口渇、食欲不振-―
肝臓 -AST、ALT、LDH、ALP、ビリルビン値の上昇-―-―
呼吸器 -咳嗽-咽頭炎-―
腎臓 -血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇-―-―
電解質 -血清カリウム値上昇-低ナトリウム血症-―
その他 -けん怠感、浮腫、CK上昇-胸痛、疲労感、しびれ、味覚異常、ほてり、血糖値上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、腰背部痛、脱力感、耳鳴-筋肉痛、関節痛、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 8,715,508 0 1,315 4,850 38,020 247,458 863,967 1,695,022 3,173,400 2,329,744 359,118 2,614
女性 12,561,704 0 0 1,228 13,353 115,270 561,207 1,674,256 4,399,675 4,591,459 1,173,026 32,230
合計 21,279,111 0 1,315 6,078 51,373 362,728 1,425,174 3,369,278 7,573,075 6,921,203 1,532,144 34,844
男性 8,715,508 0 1,315 4,850 38,020 247,458 863,967 1,695,022 3,173,400 2,329,744 359,118 2,614
女性 12,561,704 0 0 1,228 13,353 115,270 561,207 1,674,256 4,399,675 4,591,459 1,173,026 32,230
合計 21,279,111 0 1,315 6,078 51,373 362,728 1,425,174 3,369,278 7,573,075 6,921,203 1,532,144 34,844
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,254,711
東北2,098,932
関東6,959,820
中部3,276,552
近畿4,100,627
中国・四国1,612,845
九州1,975,623
合計21,279,111
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,254,711
北東北665,938
南東北1,200,106
北関東980,078
南関東5,979,742
甲信越779,138
北陸320,154
東海2,540,382
関西3,737,505
中国928,793
四国684,052
北九州1,554,042
南九州306,393
沖縄230,376
合計21,279,111
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,254,711
青森県465,680
岩手県232,888
宮城県547,272
秋田県200,258
山形県189,574
福島県463,260
茨城県549,318
栃木県235,556
群馬県195,204
埼玉県890,431
千葉県1,020,520
東京都2,405,144
神奈川県1,663,647
新潟県343,834
富山県96,236
石川県165,288
福井県58,630
山梨県169,328
長野県265,976
岐阜県349,026
静岡県682,245
愛知県1,145,989
三重県363,122
滋賀県200,457
京都府465,163
大阪府1,647,969
兵庫県965,112
奈良県300,185
和歌山県158,619
鳥取県73,992
島根県92,164
岡山県186,946
広島県367,899
山口県207,792
徳島県230,658
香川県134,564
愛媛県135,310
高知県183,520
福岡県680,392
佐賀県77,438
長崎県294,267
熊本県288,927
大分県213,018
宮崎県145,035
鹿児島県161,358
沖縄県115,188
合計21,279,111
更新予告まとめ