薬剤詳細データ

一般名

【般】バルサルタン錠80mg

製品名

バルサルタン錠80mg「サンド」

薬効名

血圧降下剤

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薬剤名

バルサルタン錠80mg「サンド」

yj-code

2149041F3236

添付文書No

2149041F1233_1_10

改定年月

2023-12

第1版

一般名

バルサルタン

薬効分類名

選択的AT1受容体ブロッカー


用法・用量

通常、成人にはバルサルタンとして40~80mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、1日160mgまで増量できる。通常、6歳以上の小児には、バルサルタンとして、体重35kg未満の場合、20mgを、体重35kg以上の場合、40mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は、体重35kg未満の場合、40mgとする。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

アリスキレンフマル酸塩


ラジレス


(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


利尿降圧剤


フロセミドトリクロルメチアジド等


初回投与後、一過性の急激な血圧低下(失神及び意識消失等を伴う)を起こすおそれがある。低用量から本剤の投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。


利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。重度のナトリウムないし体液量の減少した患者では、まれに症候性の低血圧が生じることがある。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトントリアムテレン等


カリウム補給製剤


塩化カリウム


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。危険因子:腎機能障害


ドロスピレノン・エチニルエストラジオール


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤による血清カリウム値の上昇とドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用によると考えられる。危険因子:腎障害患者、血清カリウム値の高い患者


シクロスポリン


血清カリウム値が上昇することがある。


高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。


トリメトプリム含有製剤


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


血清カリウム値が上昇することがある。


⾎清カリウム値の上昇が増強されるおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがある。


NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。


NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。危険因子:高齢者


ビキサロマー


本剤の血中濃度が約30~40%に低下したとの報告がある。本剤の作用が減弱するおそれがある。


リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、本剤の吸収を遅延あるいは減少させる可能性がある。


リチウム


リチウム中毒を起こすことが報告されている。


本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積が起こると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-顔面、口唇、咽頭、舌の腫脹等が症状としてあらわれることがある。2: 肝炎(頻度不明)

3: 腎不全(0.1%未満)

4: 高カリウム血症(0.1%未満)

5: ショック(頻度不明)、失神(頻度不明)、意識消失(0.1%未満)

-冷感、嘔吐、意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。,,6: 無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(頻度不明)、血小板減少(0.1%未満)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 低血糖(頻度不明)

-脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。糖尿病治療中の患者であらわれやすい。9: 横紋筋融解症(0.1%未満)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

11: 天疱瘡、類天疱瘡(いずれも頻度不明)

-水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談すること。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒-蕁麻疹、紅斑-光線過敏症
精神神経系 -めまい、頭痛-眠気、不眠-―
血液 -白血球減少、好酸球増多、貧血-―-―
循環器 -低血圧、動悸-頻脈、心房細動-―
消化器 -嘔気、腹痛-嘔吐、下痢、便秘、口渇、食欲不振-―
肝臓 -AST、ALT、LDH、ALP、ビリルビン値の上昇-―-―
呼吸器 -咳嗽-咽頭炎-―
腎臓 -血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇-―-―
電解質 -血清カリウム値上昇-低ナトリウム血症-―
その他 -けん怠感、浮腫、CK上昇-胸痛、疲労感、しびれ、味覚異常、ほてり、血糖値上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、腰背部痛、脱力感、耳鳴-筋肉痛、関節痛、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 44,367,471 0 4,494 39,198 302,758 1,991,944 6,002,419 10,920,892 15,588,459 8,234,013 1,271,420 11,874
女性 39,979,700 0 2,342 11,582 95,480 800,484 3,001,052 6,905,635 13,732,195 11,551,411 3,760,272 119,247
合計 84,348,519 0 6,836 50,780 398,238 2,792,428 9,003,471 17,826,527 29,320,654 19,785,424 5,031,692 131,121
男性 44,367,471 0 4,494 39,198 302,758 1,991,944 6,002,419 10,920,892 15,588,459 8,234,013 1,271,420 11,874
女性 39,979,700 0 2,342 11,582 95,480 800,484 3,001,052 6,905,635 13,732,195 11,551,411 3,760,272 119,247
合計 84,348,519 0 6,836 50,780 398,238 2,792,428 9,003,471 17,826,527 29,320,654 19,785,424 5,031,692 131,121
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道5,955,560
東北9,794,600
関東21,326,669
中部14,633,389
近畿15,193,321
中国・四国7,536,511
九州9,908,467
合計84,348,519
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道5,955,560
北東北2,811,742
南東北5,190,462
北関東4,063,048
南関東17,263,621
甲信越3,055,842
北陸1,623,363
東海12,182,635
関西12,964,870
中国5,133,012
四国2,403,499
北九州6,872,650
南九州1,874,403
沖縄2,322,828
合計84,348,519
都道府県別
都道府県名 合計
北海道5,955,560
青森県1,499,423
岩手県1,792,396
宮城県2,433,879
秋田県1,312,319
山形県948,402
福島県1,808,181
茨城県2,035,418
栃木県1,305,670
群馬県721,960
埼玉県3,482,625
千葉県3,549,402
東京都5,156,290
神奈川県5,075,304
新潟県1,394,736
富山県598,608
石川県674,426
福井県350,329
山梨県504,444
長野県1,156,662
岐阜県1,553,402
静岡県2,352,134
愛知県6,048,648
三重県2,228,451
滋賀県635,890
京都府1,429,121
大阪府5,058,458
兵庫県4,114,660
奈良県1,282,829
和歌山県443,912
鳥取県639,130
島根県612,751
岡山県1,030,771
広島県1,393,690
山口県1,456,670
徳島県749,488
香川県314,350
愛媛県809,521
高知県530,140
福岡県2,831,222
佐賀県334,874
長崎県1,456,974
熊本県1,350,238
大分県899,342
宮崎県839,639
鹿児島県1,034,764
沖縄県1,161,414
合計84,348,519
更新予告まとめ