薬剤詳細データ

一般名

エレトリプタン臭化水素酸塩

製品名

エレトリプタン錠20mg「VTRS」

薬効名

5-HT1B/1D受容体作動型片頭痛治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

エレトリプタン錠20mg「VTRS」

yj-code

2160005F1110

添付文書No

2160005F1110_1_03

改定年月

2024-07

第4版

一般名

エレトリプタン臭化水素酸塩

薬効分類名

5-HT1B/1D受容体作動型片頭痛治療剤


用法・用量

通常、成人にはエレトリプタンとして1回20mgを片頭痛の頭痛発現時に経口投与する。なお、効果が不十分な場合には、追加投与をすることができるが、前回の投与から2時間以上あけること。また、20mgの経口投与で効果が不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から40mgを経口投与することができる。ただし、1日の総投与量を40mg以内とする。

効能・効果

片頭痛

相互作用:併用禁忌

エルゴタミン


エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン)


エルゴタミン誘導体含有製剤


ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩(ジヒデルゴット)エルゴメトリンマレイン酸塩(エルゴメトリンF)メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メテルギン)


血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。本剤投与後にエルゴタミンあるいはエルゴタミン誘導体含有製剤を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以上の間隔をあけて投与すること。


5-HT1B/1D受容体作動薬との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強させる。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタンコハク酸塩(イミグラン)ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)リザトリプタン安息香酸塩(マクサルト)ナラトリプタン塩酸塩(アマージ)


血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。本剤投与後に他の5-HT1B/1D受容体作動型の片頭痛薬を投与する場合、もしくはその逆の場合は、それぞれ24時間以内に投与しないこと。


併用により相互に作用を増強させる。


HIVプロテアーゼ阻害剤


リトナビル(ノービア)


本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇するおそれがある。


本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。


ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)


本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇するおそれがある。


本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。


相互作用:併用注意

マクロライド系抗生物質


エリスロマイシン、ジョサマイシン、クラリスロマイシン


エリスロマイシンとの併用により、本剤の最高血漿中濃度(Cmax)は2倍、血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)は4倍に増大し、軽度に血圧が上昇した。


本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。


抗真菌剤


イトラコナゾール


イトラコナゾールとの併用により、本剤のCmax、AUCが増大し、血圧が上昇するおそれがある。


本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。


カルシウム拮抗剤


ベラパミル


ベラパミルとの併用により、本剤のCmax、AUCが増大した。


本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。


飲食物


グレープフルーツジュース


本剤の作用が増強するおそれがある。


本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少する。


エンシトレルビル フマル酸


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。


エンシトレルビル フマル酸のチトクロームP450 3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害されることが考えられる。


副腎皮質ホルモン剤


デキサメタゾン


抗てんかん剤


カルバマゼピン


抗結核薬


リファンピシン


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがある。


酵素誘導剤により本剤の代謝が促進されるおそれがある。


飲食物


セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがある。


セイヨウオトギリソウにより本剤の代謝が促進されるおそれがある。


選択的セロトニン再取り込み阻害薬


フルボキサミンマレイン酸塩パロキセチン塩酸塩水和物セルトラリン塩酸塩


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬


ミルナシプラン塩酸塩デュロキセチン塩酸塩


セロトニン症候群(不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢等)があらわれることがある。


セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させる。よって本剤との併用により、セロトニン作用が増強する可能性が考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

2: 虚血性心疾患様症状(頻度不明)

-不整脈、狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状があらわれることがある。本剤投与後、胸痛、胸部圧迫感等の一過性の症状(強度で咽喉頭部に及ぶ場合がある)があらわれることがある。このような症状が虚血性心疾患によると思われる場合には、以後の投与を中止し、虚血性心疾患の有無を調べるための適切な検査を行うこと。,3: てんかん様発作(頻度不明)

4: 頻脈(WPW症候群における)(頻度不明)

-WPW症候群の典型的症状である重篤な発作性頻脈の報告がある。5: 薬剤の使用過多による頭痛(頻度不明)

副作用:その他副作用


神経系 -浮動性めまい、傾眠・眠気、異常感覚、頭痛-感覚減退、回転性めまい、筋緊張亢進
心・血管系 -熱感-潮紅-動悸、頻脈、血圧上昇
消化器系 -嘔気、口内乾燥-消化不良、腹痛-嘔吐
皮膚 -発疹、そう痒症、蕁麻疹、血管浮腫
その他 -疲労、咽喉絞扼感b)-多汗、胸部絞扼感b)、無力症、悪寒、咽喉頭疼痛、疼痛、背部痛-胸痛b)、倦怠感、筋痛、胸部圧迫感b)、筋無力症

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
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群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
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石川県0
福井県0
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広島県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ