薬剤詳細データ

一般名

【般】シンバスタチン錠5mg

製品名

シンバスタチン錠5mg「トーワ」

薬効名

高脂血症用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

シンバスタチン錠5mg「トーワ」

yj-code

2189011F1220

添付文書No

2189011F1220_1_17

改定年月

2023-10

第1版

一般名

シンバスタチン錠

薬効分類名

HMG-CoA還元酵素阻害剤


-高脂血症治療剤-


用法・用量

通常、成人にはシンバスタチンとして5mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合は1日20mgまで増量できる。

効能・効果

高脂血症、家族性高コレステロール血症

相互作用:併用禁忌

イトラコナゾール:


イトリゾール


ミコナゾール:


フロリード


ポサコナゾール:


ノクサフィル


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。


これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制される。


アタザナビル:


レイアタッツ


サキナビルメシル酸塩:


インビラーゼ


コビシスタットを含有する製剤:


ゲンボイヤ


プレジコビックス


シムツーザ


横紋筋融解症を含むミオパチー等の重篤な副作用が起きるおそれがある。


これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制される。


相互作用:併用注意

クマリン系抗凝固剤:


ワルファリンカリウム


抗凝血作用がわずかに増強する。クマリン系抗凝固剤を併用する場合はプロトロンビン時間をモニターし抗凝固剤の量を調節すること。


機序不明


フィブラート系薬剤:


ベザフィブラート等


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


これらの薬剤も横紋筋融解症が知られている。危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者


ダナゾール


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


腎障害のある患者には特に注意すること。


シクロスポリン


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


シクロスポリンはCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。シクロスポリンのOATP1B1阻害作用により、本剤のオープンアシド体の肝取り込みが抑制され、血漿中濃度が上昇するおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。


エリスロマイシン


クラリスロマイシン


HIVプロテアーゼ阻害剤:


リトナビル等


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。


ニコチン酸


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


腎障害のある患者には特に注意すること。


エファビレンツ


併用により本剤の血漿中濃度が低下したとの報告がある。


エファビレンツのCYP3A4誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。


アミオダロン


アムロジピン


ベラパミル


併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。


機序不明


ジルチアゼム


併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。


ジルチアゼムによりCYP3A4を介する本剤の代謝が抑制されるおそれがある。


グレープフルーツジュース


併用により本剤のAUCが上昇したとの報告がある。本剤の投与中はグレープフルーツジュースの摂取は避けること。


グレープフルーツジュースはCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制されるおそれがある。


グラゾプレビル


併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。


グラゾプレビルが腸管のCYP3A及びBCRPを阻害する。


バダデュスタット


併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。


バダデュスタットがBCRPを阻害する。


ダプトマイシン


併用した場合CKが上昇する可能性があることから、ダプトマイシン投与中は本剤の休薬を考慮すること。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK上昇などに注意すること。,2: 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)

-近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれ、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察すること。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある。3: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-まれに肝不全に至ることがある。4: 末梢神経障害(頻度不明)

-四肢の感覚鈍麻、しびれ感・冷感等の感覚障害、あるいは筋力低下等の末梢神経障害があらわれることがある。5: 血小板減少(0.2%)

6: 過敏症候群(頻度不明)

-ループス様症候群、血管炎等を含む過敏症候群が報告されている。7: 間質性肺炎(0.07%)

-長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 重症筋無力症(頻度不明)

-重症筋無力症(眼筋型、全身型)が発症又は悪化することがある。

副作用:その他副作用


消化器 -腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、消化不良、食欲不振、便秘、腹部膨満感、口内炎-膵炎、鼓腸放屁、舌炎
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇-Al-P上昇、総ビリルビン値上昇
皮膚 -そう痒、発疹、蕁麻疹、脱毛、紅斑-光線過敏、扁平苔癬
筋肉 -CK上昇、ミオグロビン上昇-筋肉痛、筋痙攣
血液 -白血球減少-貧血
精神神経系 -頭痛、めまい、しびれ-不眠、認知機能障害(記憶障害、混乱等)、抑うつ
その他 -倦怠感、BUN上昇、浮腫、関節痛、ほてり、胸痛、味覚異常、勃起不全、HbA1c上昇、血糖値上昇、テストステロン低下-心悸亢進、頻尿、口渇、耳鳴、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,771,735 0 0 3,929 42,628 175,598 451,273 800,622 1,340,121 820,736 135,544 1,284
女性 7,471,216 0 0 4,354 14,872 107,752 428,740 1,106,448 2,725,503 2,368,616 695,873 19,058
合計 11,244,553 0 0 8,283 57,500 283,350 880,013 1,907,070 4,065,624 3,189,352 831,417 20,342
男性 3,771,735 0 0 3,929 42,628 175,598 451,273 800,622 1,340,121 820,736 135,544 1,284
女性 7,471,216 0 0 4,354 14,872 107,752 428,740 1,106,448 2,725,503 2,368,616 695,873 19,058
合計 11,244,553 0 0 8,283 57,500 283,350 880,013 1,907,070 4,065,624 3,189,352 831,417 20,342
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道445,800
東北895,072
関東3,465,589
中部1,851,686
近畿2,289,058
中国・四国953,928
九州1,343,420
合計11,244,553
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道445,800
北東北249,410
南東北556,538
北関東633,562
南関東2,832,027
甲信越542,611
北陸417,693
東海1,034,272
関西2,146,168
中国720,844
四国233,084
北九州861,930
南九州314,345
沖縄334,290
合計11,244,553
都道府県別
都道府県名 合計
北海道445,800
青森県179,816
岩手県89,124
宮城県264,597
秋田県69,594
山形県183,283
福島県108,658
茨城県227,790
栃木県238,968
群馬県166,804
埼玉県432,494
千葉県830,687
東京都941,850
神奈川県626,996
新潟県334,689
富山県119,645
石川県134,506
福井県163,542
山梨県79,696
長野県128,226
岐阜県88,986
静岡県215,238
愛知県587,158
三重県142,890
滋賀県211,830
京都府277,980
大阪府895,808
兵庫県494,373
奈良県113,765
和歌山県152,412
鳥取県86,050
島根県86,722
岡山県168,894
広島県273,976
山口県105,202
徳島県23,846
香川県64,661
愛媛県65,217
高知県79,360
福岡県251,634
佐賀県110,729
長崎県118,573
熊本県286,183
大分県94,811
宮崎県130,007
鹿児島県184,338
沖縄県167,145
合計11,244,553
更新予告まとめ