薬剤詳細データ

一般名

【般】シンバスタチン錠5mg

製品名

シンバスタチン錠5mg「あすか」

薬効名

高脂血症用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

シンバスタチン錠5mg「あすか」

yj-code

2189011F1289

添付文書No

2189011F1289_1_07

改定年月

2024-06

第2版

一般名

シンバスタチン

薬効分類名

HMG-CoA還元酵素阻害剤


用法・用量

通常、成人にはシンバスタチンとして5mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合は1日20mgまで増量できる。

効能・効果

高脂血症、家族性高コレステロール血症

相互作用:併用禁忌

イトラコナゾール:


イトリゾール


ミコナゾール:


フロリード


ポサコナゾール:


ノクサフィル


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。


これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制される。


アタザナビル:


レイアタッツ


サキナビルメシル酸塩:


インビラーゼ


コビシスタットを含有する製剤:


ゲンボイヤ


プレジコビックス


シムツーザ


横紋筋融解症を含むミオパチー等の重篤な副作用が起きるおそれがある。


これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制される。


相互作用:併用注意

クマリン系抗凝固剤:


ワルファリンカリウム


抗凝血作用がわずかに増強する。クマリン系抗凝固剤を併用する場合はプロトロンビン時間をモニターし抗凝固剤の量を調節すること。


機序不明


フィブラート系薬剤:


ベザフィブラート等


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


これらの薬剤も横紋筋融解症が知られている。危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者


ダナゾール


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


腎障害のある患者には特に注意すること。


シクロスポリン


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


シクロスポリンはCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。シクロスポリンのOATP1B1阻害作用により、本剤のオープンアシド体の肝取り込みが抑制され、血漿中濃度が上昇するおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。


エリスロマイシン


クラリスロマイシン


HIVプロテアーゼ阻害剤:


リトナビル等


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。


ニコチン酸


急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。


腎障害のある患者には特に注意すること。


エファビレンツ


併用により本剤の血漿中濃度が低下したとの報告がある。


エファビレンツのCYP3A4誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。


アミオダロン


アムロジピン


ベラパミル


併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。


機序不明


ジルチアゼム


併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。


ジルチアゼムによりCYP3A4を介する本剤の代謝が抑制されるおそれがある。


グレープフルーツジュース


併用により本剤のAUCが上昇したとの報告がある。本剤の投与中はグレープフルーツジュースの摂取は避けること。


グレープフルーツジュースはCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制されるおそれがある。


グラゾプレビル


併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。


グラゾプレビルが腸管のCYP3A及びBCRPを阻害する。


バダデュスタット


併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。


バダデュスタットがBCRPを阻害する。


ダプトマイシン


併用した場合CKが上昇する可能性があることから、ダプトマイシン投与中は本剤の休薬を考慮すること。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK上昇などに注意すること。,2: 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)

-近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれ、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察すること。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある。3: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-まれに肝不全に至ることがある。4: 末梢神経障害(頻度不明)

-四肢の感覚鈍麻、しびれ感・冷感等の感覚障害、あるいは筋力低下等の末梢神経障害があらわれることがある。5: 血小板減少(0.2%)

6: 過敏症候群(頻度不明)

-ループス様症候群、血管炎等を含む過敏症候群が報告されている。7: 間質性肺炎(0.07%)

-長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 重症筋無力症(頻度不明)

-重症筋無力症(眼筋型、全身型)が発症又は悪化することがある。

副作用:その他副作用


消化器 -腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、消化不良、食欲不振、便秘、腹部膨満感、口内炎-膵炎、鼓腸放屁、舌炎
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇-Al-P上昇、総ビリルビン値上昇
皮膚 -そう痒、発疹、蕁麻疹、脱毛、紅斑-光線過敏、扁平苔癬
筋肉 -CK上昇、ミオグロビン上昇-筋肉痛、筋痙攣
血液 -白血球減少-貧血
精神神経系 -頭痛、めまい、しびれ-不眠、認知機能障害(記憶障害、混乱等)、抑うつ
その他 -倦怠感、BUN上昇、浮腫、関節痛、ほてり、胸痛、味覚異常、勃起不全、HbA1c上昇、血糖値上昇、テストステロン低下-心悸亢進、頻尿、口渇、耳鳴、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 949,533 0 0 1,261 7,811 29,367 102,082 195,039 341,711 229,214 41,978 1,070
女性 2,043,413 0 0 0 6,078 24,769 98,223 308,310 761,235 658,551 183,035 3,212
合計 2,994,137 0 0 1,261 13,889 54,136 200,305 503,349 1,102,946 887,765 225,013 4,282
男性 949,533 0 0 1,261 7,811 29,367 102,082 195,039 341,711 229,214 41,978 1,070
女性 2,043,413 0 0 0 6,078 24,769 98,223 308,310 761,235 658,551 183,035 3,212
合計 2,994,137 0 0 1,261 13,889 54,136 200,305 503,349 1,102,946 887,765 225,013 4,282
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道133,182
東北744,644
関東667,419
中部580,772
近畿442,942
中国・四国267,177
九州158,000
合計2,994,137
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道133,182
北東北72,536
南東北475,168
北関東66,714
南関東600,705
甲信越360,656
北陸21,195
東海222,484
関西419,379
中国218,078
四国49,099
北九州76,070
南九州81,930
沖縄0
合計2,994,137
都道府県別
都道府県名 合計
北海道133,182
青森県55,885
岩手県196,940
宮城県312,303
秋田県16,651
山形県53,204
福島県109,661
茨城県33,740
栃木県14,242
群馬県18,732
埼玉県70,459
千葉県157,128
東京都245,410
神奈川県127,708
新潟県216,010
富山県6,196
石川県8,712
福井県6,287
山梨県86,036
長野県58,610
岐阜県42,130
静岡県90,834
愛知県65,957
三重県23,563
滋賀県34,315
京都府50,272
大阪府153,065
兵庫県128,086
奈良県48,616
和歌山県5,025
鳥取県30,316
島根県78,095
岡山県23,050
広島県60,770
山口県25,847
徳島県5,719
香川県15,212
愛媛県13,034
高知県15,134
福岡県47,752
佐賀県6,411
長崎県4,282
熊本県15,934
大分県1,691
宮崎県31,627
鹿児島県50,303
沖縄県0
合計2,994,137
更新予告まとめ