薬剤詳細データ

一般名

リオシグアト

製品名

アデムパス錠0.5mg

薬効名

その他の循環器官用薬

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アデムパス錠0.5mg

yj-code

2190034F1027

添付文書No

2190034F1027_1_09

改定年月

2024-01

第3版

一般名

リオシグアト

薬効分類名

可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤


用法・用量

用量調節期 通常、成人にはリオシグアトとして1回1.0mg1日3回経口投与から開始する。2週間継続して収縮期血圧が95mmHg以上で低血圧症状を示さない場合には、2週間間隔で1回用量を0.5mgずつ増量するが、最高用量は1回2.5mg1日3回までとする。収縮期血圧が95mmHg未満でも低血圧症状を示さない場合は、現行の用量を維持するが、低血圧症状を示す場合には、1回用量を0.5mgずつ減量する。 用量維持期 用量調節期に決定した用量を維持する。用量維持期においても、最高用量は1回2.5mg1日3回までとし、低血圧症状を示すなど、忍容性がない場合には、1回用量を0.5mgずつ減量する。

効能・効果

外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した慢性血栓塞栓性肺高血圧症 肺動脈性肺高血圧症

相互作用:併用禁忌

硝酸剤及びNO供与剤


ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等


,


本剤単回投与後にニトログリセリンを舌下投与したときに、プラセボ投与に比べて有意な収縮期血圧の低下が認められている。


細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強する。


PDE5阻害剤


シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ、レバチオ)


タダラフィル(シアリス、アドシルカ、ザルティア)


バルデナフィル塩酸塩水和物


,


症候性低血圧を起こすことがある。


細胞内cGMP濃度が増加し、全身血圧に相加的な影響を及ぼすおそれがある。


アゾール系抗真菌剤


イトラコナゾール(イトリゾール)ボリコナゾール(ブイフェンド)


,


ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)との併用により本剤のAUCが150%増加し、Cmaxは46%上昇した。また、消失半減期が延長し、クリアランスも低下した。


複数のCYP分子種(CYP1A1、CYP3A等)及びP-gp/BCRP阻害により本剤のクリアランスが低下する。


可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬


ベルイシグアト(ベリキューボ)


症候性低血圧を起こすおそれがある。


細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強するおそれがある。


相互作用:併用注意

CYP1A1阻害剤


エルロチニブ、ゲフィチニブ


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、強いCYP1A1阻害薬との併用には注意すること。


CYP1A1阻害により本剤のクリアランスが低下する。


リトナビル含有製剤


アタザナビル


リルピビリン含有製剤


コビシスタット含有製剤


アバカビル含有製剤


ダルナビル含有製剤


ホスアンプレナビル


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。これらの薬剤を投与中の患者に本剤の投与を開始する場合は、1回0.5mg1日3回からの開始も考慮すること。


これら薬剤のCYP1A1及び/又はCYP3A阻害により本剤のクリアランスが低下する。


CYP1A1で代謝される薬剤


イストラデフィリン、グラニセトロン、エルロチニブ


これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


本剤及びM-1のCYP1A1阻害によりこれら薬剤のクリアランスが低下する。


シクロスポリン


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、強いP-gp/BCRP阻害薬との併用には注意すること。


P-gp/BCRP阻害により本剤のクリアランスが低下する。


制酸剤


水酸化アルミニウム/水酸化マグネシウム合剤等


水酸化アルミニウム/水酸化マグネシウム合剤との併用により本剤のAUCが34%減少し、Cmaxは56%低下した。制酸剤は本剤投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇により本剤のバイオアベイラビリティが低下する。


CYP3A阻害剤


クラリスロマイシン、エリスロマイシン等


,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、強いCYP3A阻害薬との併用には注意すること。


CYP3A阻害により本剤のクリアランスが低下する。


ボセンタン


ボセンタンを併用した肺動脈性肺高血圧症患者において、本剤のAUCが27%減少した。


CYP3Aの誘導により本剤のクリアランスが上昇する。


CYP3A誘導薬


フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等


強いCYP3A誘導薬との併用により本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


CYP3A誘導により本剤のクリアランスが上昇する。


副作用:重大な副作用

1: 喀血(0.2%)、肺出血(頻度不明)

副作用:その他副作用


精神神経系 -頭痛、浮動性めまい
感覚器 -鼻閉-鼻出血
消化器 -消化不良-悪心、胃・腹部痛、下痢、嘔吐、胃食道逆流、便秘、嚥下障害、胃炎、腹部膨満-胃腸炎
循環器 -低血圧、動悸、潮紅、失神
呼吸器 -呼吸困難
血液 -貧血
その他 -末梢性浮腫、疲労、顔面浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 363,101 2,400 8,013 2,517 10,278 27,022 51,249 70,171 119,285 69,811 4,755 0
女性 1,340,522 4,898 7,114 14,292 29,832 73,876 174,476 208,317 401,008 374,227 57,380 0
合計 1,711,615 7,298 15,127 16,809 40,110 100,898 225,725 278,488 520,293 444,038 62,135 0
男性 363,101 2,400 8,013 2,517 10,278 27,022 51,249 70,171 119,285 69,811 4,755 0
女性 1,340,522 4,898 7,114 14,292 29,832 73,876 174,476 208,317 401,008 374,227 57,380 0
合計 1,711,615 7,298 15,127 16,809 40,110 100,898 225,725 278,488 520,293 444,038 62,135 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道95,515
東北101,747
関東511,065
中部393,297
近畿270,289
中国・四国121,772
九州217,930
合計1,711,615
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道95,515
北東北21,406
南東北60,550
北関東41,551
南関東469,514
甲信越99,205
北陸45,809
東海260,856
関西257,716
中国75,913
四国45,859
北九州183,681
南九州20,212
沖縄28,074
合計1,711,615
都道府県別
都道府県名 合計
北海道95,515
青森県9,919
岩手県19,791
宮城県27,086
秋田県11,487
山形県20,351
福島県13,113
茨城県18,956
栃木県10,885
群馬県11,710
埼玉県67,218
千葉県97,464
東京都196,688
神奈川県108,144
新潟県43,767
富山県33,290
石川県11,301
福井県1,218
山梨県11,401
長野県44,037
岐阜県59,291
静岡県68,636
愛知県120,356
三重県12,573
滋賀県5,520
京都府37,215
大阪府60,321
兵庫県123,901
奈良県18,279
和歌山県12,480
鳥取県26,760
島根県10,101
岡山県14,595
広島県8,155
山口県16,302
徳島県19,857
香川県1,092
愛媛県19,954
高知県4,956
福岡県70,354
佐賀県15,938
長崎県35,137
熊本県37,823
大分県24,429
宮崎県13,694
鹿児島県6,518
沖縄県14,037
合計1,711,615
更新予告まとめ