薬剤詳細データ

一般名

テオフィリン徐放性製剤

製品名

テオドール錠50mg

薬効名

気管支拡張剤

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薬剤名

テオドール錠50mg

yj-code

2251001F1046

添付文書No

2251001D1061_1_09

改定年月

2023-10

第1版

一般名

テオフィリン徐放性製剤

薬効分類名

キサンチン系気管支拡張剤


用法・用量

〈テオドール顆粒20%〉 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤1g)を、小児1回100 ~ 200mg(本剤0.5~1g)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤2g)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈テオドール錠50mg〉 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤4錠)を、小児1回100~ 200mg(本剤2~4錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤8錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

気管支喘息 喘息性(様)気管支炎

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、ジプロフィリン、カフェイン等)中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒感、発疹-蕁麻疹、固定薬疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)
精神神経系 -頭痛、不眠、めまい、振戦-しびれ、不随意運動、筋緊張亢進-神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、不安、耳鳴
循環器 -動悸、不整脈(心室性期外収縮等)-頻脈、顔面潮紅、顔面蒼白
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、下痢、消化不良(胸やけ等)-しゃっくり
泌尿器 -蛋白尿-頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇、CK上昇
肝臓 -ALT、ALP、LDHの上昇-ASTの上昇-γ-GTPの上昇
血液 -貧血-好酸球増多
その他 -倦怠感、むくみ、胸痛-関節痛、四肢痛、発汗、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口、舌周囲)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 470,923 46,936 75,671 15,417 20,914 19,697 30,880 35,561 103,117 127,043 41,239 0
女性 966,045 30,600 57,551 28,274 42,535 86,707 94,511 106,736 205,769 235,938 104,640 3,384
合計 1,514,618 77,536 133,222 43,691 63,449 106,404 125,391 142,297 308,886 362,981 145,879 3,384
男性 470,923 46,936 75,671 15,417 20,914 19,697 30,880 35,561 103,117 127,043 41,239 0
女性 966,045 30,600 57,551 28,274 42,535 86,707 94,511 106,736 205,769 235,938 104,640 3,384
合計 1,514,618 77,536 133,222 43,691 63,449 106,404 125,391 142,297 308,886 362,981 145,879 3,384
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道284,530
東北115,237
関東556,529
中部188,754
近畿113,957
中国・四国135,050
九州120,560
合計1,514,618
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道284,530
北東北38,741
南東北66,077
北関東72,904
南関東483,625
甲信越66,419
北陸41,927
東海81,650
関西112,715
中国99,543
四国35,507
北九州104,526
南九州9,382
沖縄13,304
合計1,514,618
都道府県別
都道府県名 合計
北海道284,530
青森県19,204
岩手県10,419
宮城県28,716
秋田県19,537
山形県12,799
福島県24,562
茨城県30,079
栃木県17,270
群馬県25,555
埼玉県64,458
千葉県89,041
東京都190,042
神奈川県140,084
新潟県42,085
富山県11,893
石川県26,628
福井県3,406
山梨県3,872
長野県20,462
岐阜県9,178
静岡県28,846
愛知県42,384
三重県1,242
滋賀県3,768
京都府11,031
大阪府40,925
兵庫県45,848
奈良県8,172
和歌山県2,971
鳥取県4,273
島根県18,066
岡山県10,039
広島県59,955
山口県7,210
徳島県5,044
香川県6,581
愛媛県19,912
高知県3,970
福岡県80,110
佐賀県3,287
長崎県7,184
熊本県4,591
大分県9,354
宮崎県3,232
鹿児島県6,150
沖縄県6,652
合計1,514,618
更新予告まとめ