薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリン徐放錠200mg(12~24時間持続)

製品名

テオロング錠200mg

薬効名

気管支拡張剤

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薬剤名

テオロング錠200mg

yj-code

2251001F3049

添付文書No

2251001F1038_1_02

改定年月

2024-05

第2版

一般名

テオフィリン

薬効分類名

テオフィリン徐放製剤


用法・用量

通常テオフィリンとして成人には1回200mgを、小児には1回100~200mgを、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈テオロング錠50mg〉 通常成人には1回4錠を、小児には1回2~4錠を1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈テオロング錠100mg〉 通常成人には1回2錠を、小児には1回1~2錠を1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈テオロング錠200mg〉 通常成人には1回1錠を1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

気管支喘息 喘息性(様)気管支炎 慢性気管支炎 肺気腫

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、ジプロフィリン、カフェイン等)中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、 セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒感-蕁麻疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、固定薬疹
精神神経系 -頭痛、不眠、めまい、耳鳴、振戦、しびれ-神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、不安、不随意運動、筋緊張亢進
循環器 -動悸、顔面蒼白-顔面潮紅、頻脈、不整脈(心室性期外収縮等)
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振-下痢、腹痛、腹部膨満感、消化不良(胸やけ等)-しゃっくり
泌尿器 -蛋白尿、頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇、CK上昇
肝臓 -AST、ALT、ALP、LDH、γ-GTPの上昇
血液 -貧血、好酸球増多
その他 -倦怠感-むくみ、関節痛、四肢痛、発汗、胸痛、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口、舌周囲)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,839,366 0 12,656 37,011 120,907 266,311 445,640 499,550 752,124 606,354 98,813 0
女性 2,644,450 0 10,391 28,152 89,576 243,837 429,184 501,567 704,531 508,303 126,810 2,099
合計 5,484,288 0 23,047 65,163 210,483 510,148 874,824 1,001,117 1,456,655 1,114,657 225,623 2,099
男性 2,839,366 0 12,656 37,011 120,907 266,311 445,640 499,550 752,124 606,354 98,813 0
女性 2,644,450 0 10,391 28,152 89,576 243,837 429,184 501,567 704,531 508,303 126,810 2,099
合計 5,484,288 0 23,047 65,163 210,483 510,148 874,824 1,001,117 1,456,655 1,114,657 225,623 2,099
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道641,018
東北562,924
関東1,854,111
中部768,801
近畿579,273
中国・四国459,482
九州618,680
合計5,484,288
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道641,018
北東北221,266
南東北234,003
北関東349,397
南関東1,504,714
甲信越265,579
北陸73,438
東海463,022
関西546,035
中国331,485
四国127,997
北九州501,923
南九州95,818
沖縄41,878
合計5,484,288
都道府県別
都道府県名 合計
北海道641,018
青森県95,143
岩手県107,655
宮城県121,665
秋田県126,123
山形県56,390
福島県55,948
茨城県98,348
栃木県139,485
群馬県111,564
埼玉県255,705
千葉県224,379
東京都692,930
神奈川県331,700
新潟県154,731
富山県34,934
石川県25,007
福井県13,497
山梨県22,749
長野県88,099
岐阜県46,396
静岡県139,982
愛知県243,406
三重県33,238
滋賀県31,063
京都府34,924
大阪府245,627
兵庫県172,903
奈良県37,438
和歌山県24,080
鳥取県5,805
島根県26,237
岡山県136,070
広島県93,551
山口県69,822
徳島県20,290
香川県25,535
愛媛県64,857
高知県17,315
福岡県210,871
佐賀県45,893
長崎県84,849
熊本県108,924
大分県51,386
宮崎県46,246
鹿児島県49,572
沖縄県20,939
合計5,484,288
更新予告まとめ