薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリン徐放錠200mg(12~24時間持続)

製品名

テオドール錠200mg

薬効名

気管支拡張剤

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薬剤名

テオドール錠200mg

yj-code

2251001F3081

添付文書No

2251001F2115_2_14

改定年月

2023-10

第1版

一般名

テオフィリン徐放性製剤

薬効分類名

キサンチン系気管支拡張剤


用法・用量

〈テオドール錠100mg〉 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤2錠)を、小児1回100~ 200mg(本剤1~ 2錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤4錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。 〈テオドール錠200mg〉 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤1錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤2錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。

効能・効果

気管支喘息 喘息性(様)気管支炎 慢性気管支炎 肺気腫

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、ジプロフィリン、カフェイン等)中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒感、発疹-蕁麻疹、固定薬疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)
精神神経系 -頭痛、不眠、めまい、振戦-しびれ、不随意運動、筋緊張亢進-神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、不安、耳鳴
循環器 -動悸、不整脈(心室性期外収縮等)-頻脈、顔面潮紅、顔面蒼白
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、下痢、消化不良(胸やけ等)-しゃっくり
泌尿器 -蛋白尿-頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇、CK上昇
肝臓 -ALT、ALP、LDHの上昇-ASTの上昇-γ-GTPの上昇
血液 -貧血-好酸球増多
その他 -倦怠感、むくみ、胸痛-関節痛、四肢痛、発汗、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口、舌周囲)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 4,935,308 0 39,903 71,648 208,299 454,063 761,887 886,418 1,338,559 1,014,633 157,928 1,970
女性 5,282,553 0 22,096 67,172 208,620 529,743 917,728 980,824 1,272,959 1,051,418 224,677 7,316
合計 10,218,961 0 61,999 138,820 416,919 983,806 1,679,615 1,867,242 2,611,518 2,066,051 382,605 9,286
男性 4,935,308 0 39,903 71,648 208,299 454,063 761,887 886,418 1,338,559 1,014,633 157,928 1,970
女性 5,282,553 0 22,096 67,172 208,620 529,743 917,728 980,824 1,272,959 1,051,418 224,677 7,316
合計 10,218,961 0 61,999 138,820 416,919 983,806 1,679,615 1,867,242 2,611,518 2,066,051 382,605 9,286
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道698,063
東北914,937
関東4,063,619
中部1,135,998
近畿1,196,427
中国・四国930,100
九州1,279,816
合計10,218,961
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道698,063
北東北273,193
南東北505,350
北関東567,587
南関東3,496,032
甲信越460,889
北陸167,759
東海600,171
関西1,103,606
中国625,633
四国304,467
北九州1,025,174
南九州163,279
沖縄182,726
合計10,218,961
都道府県別
都道府県名 合計
北海道698,063
青森県144,946
岩手県136,394
宮城県231,825
秋田県128,247
山形県73,924
福島県199,601
茨城県296,048
栃木県120,393
群馬県151,146
埼玉県614,669
千葉県518,988
東京都1,488,255
神奈川県874,120
新潟県193,759
富山県55,771
石川県77,267
福井県34,721
山梨県86,614
長野県180,516
岐阜県70,966
静岡県182,402
愛知県253,982
三重県92,821
滋賀県59,345
京都府97,801
大阪府537,304
兵庫県265,010
奈良県63,968
和歌山県80,178
鳥取県71,520
島根県54,528
岡山県109,157
広島県262,676
山口県127,752
徳島県56,719
香川県82,461
愛媛県98,014
高知県67,273
福岡県444,264
佐賀県56,360
長崎県167,020
熊本県149,909
大分県207,621
宮崎県53,037
鹿児島県110,242
沖縄県91,363
合計10,218,961
更新予告まとめ