薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリンシロップ用20%

製品名

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用20%「サワイ」

薬効名

気管支拡張剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

テオフィリン徐放ドライシロップ小児用20%「サワイ」

yj-code

2251001R1123

添付文書No

2251001R1123_1_08

改定年月

2024-05

第2版

一般名

テオフィリン

薬効分類名

キサンチン系気管支拡張剤


用法・用量

通常、小児にテオフィリンとして、1回4~8mg/kg(本剤20~40mg/kg)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、開始用量は年齢、症状、合併症等を考慮のうえ決定し、臨床症状等を確認しながら適宜増減する。本剤は通常、用時、水に懸濁して投与するが、顆粒のまま投与することもできる。

効能・効果

気管支喘息 喘息性(様)気管支炎

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、ジプロフィリン、カフェイン等)中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒感、固定薬疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、発疹、蕁麻疹
精神神経系 -頭痛、不眠-不安、めまい、しびれ、耳鳴、不随意運動、筋緊張亢進、神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、振戦
循環器 -動悸、顔面潮紅、頻脈、顔面蒼白、不整脈(心室性期外収縮等)
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛-腹部膨満感、消化不良(胸やけ等)、しゃっくり、下痢
泌尿器 -蛋白尿、頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇-CK上昇
肝臓 -ALP、LDH、γ-GTPの上昇、AST、ALTの上昇
血液 -貧血、好酸球増多
その他 -鼻出血-むくみ、倦怠感、関節痛、四肢痛、胸痛、低カリウム血症、しびれ(口、舌周囲)、発汗

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 234,128 172,959 22,897 10,410 13,288 9,607 10,127 7,141 28,434 39,238 21,299 0
女性 354,118 117,694 14,325 4,656 13,102 2,538 7,989 12,100 27,765 99,826 110,331 9,028
合計 757,211 290,653 37,222 15,066 26,390 12,145 18,116 19,241 56,199 139,064 131,630 9,028
男性 234,128 172,959 22,897 10,410 13,288 9,607 10,127 7,141 28,434 39,238 21,299 0
女性 354,118 117,694 14,325 4,656 13,102 2,538 7,989 12,100 27,765 99,826 110,331 9,028
合計 757,211 290,653 37,222 15,066 26,390 12,145 18,116 19,241 56,199 139,064 131,630 9,028
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道41,294
東北94,279
関東219,051
中部126,267
近畿87,285
中国・四国77,514
九州111,519
合計757,211
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道41,294
北東北45,700
南東北35,736
北関東30,209
南関東188,842
甲信越52,310
北陸31,051
東海48,047
関西82,144
中国46,823
四国30,691
北九州69,634
南九州19,459
沖縄44,852
合計757,211
都道府県別
都道府県名 合計
北海道41,294
青森県30,189
岩手県12,843
宮城県9,682
秋田県15,511
山形県9,237
福島県16,817
茨城県14,278
栃木県5,195
群馬県10,736
埼玉県44,676
千葉県48,028
東京都60,246
神奈川県35,892
新潟県24,124
富山県2,149
石川県24,971
福井県3,931
山梨県4,167
長野県24,019
岐阜県8,023
静岡県10,822
愛知県24,061
三重県5,141
滋賀県2,132
京都府3,520
大阪府23,480
兵庫県43,503
奈良県6,802
和歌山県2,707
鳥取県3,090
島根県5,393
岡山県10,725
広島県17,912
山口県9,703
徳島県2,190
香川県5,142
愛媛県9,286
高知県14,073
福岡県32,155
佐賀県13,280
長崎県12,348
熊本県4,287
大分県7,564
宮崎県10,789
鹿児島県8,670
沖縄県22,426
合計757,211
更新予告まとめ