薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリンシロップ用20%

製品名

テオフィリン徐放DS小児用20%「トーワ」

薬効名

気管支拡張剤

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薬剤名

テオフィリン徐放DS小児用20%「トーワ」

yj-code

2251001R1131

添付文書No

2251001R1131_1_07

改定年月

2024-01

第1版

一般名

テオフィリン徐放性ドライシロップ

薬効分類名

キサンチン系気管支拡張剤


用法・用量

通常、小児にテオフィリンとして、1回4~8mg/kg(本剤20~40mg/kg)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。 なお、開始用量は年齢、症状、合併症等を考慮のうえ決定し、臨床症状等を確認しながら適宜増減する。 本剤は通常、用時、水に懸濁して投与するが、顆粒のまま投与することもできる。

効能・効果

気管支喘息、喘息性(様)気管支炎

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤


アミノフィリン水和物ジプロフィリンカフェイン等


中枢神経興奮薬


エフェドリン塩酸塩マオウ等


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)


イソプレナリン塩酸塩クレンブテロール塩酸塩ツロブテロール塩酸塩テルブタリン硫酸塩プロカテロール塩酸塩水和物等


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンの血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験においてリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙によりテオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒感、固定薬疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、発疹、蕁麻疹
精神神経系 -頭痛、不眠-不安、めまい、しびれ、耳鳴、不随意運動、筋緊張亢進、神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、振戦
循環器 -動悸、顔面潮紅、頻脈、顔面蒼白、不整脈(心室性期外収縮等)
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛-腹部膨満感、消化不良(胸やけ等)、しゃっくり、下痢
泌尿器 -蛋白尿、頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇-CK上昇
肝臓 -ALP、LDH、γ-GTPの上昇、AST、ALTの上昇
血液 -貧血、好酸球増多
その他 -鼻出血-むくみ、倦怠感、関節痛、四肢痛、胸痛、低カリウム血症、しびれ(口、舌周囲)、発汗

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 48,448 44,852 3,551 2,768 4,246 0 1,240 1,034 5,759 10,597 2,749 0
女性 94,730 31,526 3,904 3,331 2,176 3,752 3,372 2,471 6,098 23,805 30,289 3,049
合計 194,625 76,378 7,455 6,099 6,422 3,752 4,612 3,505 11,857 34,402 33,038 3,049
男性 48,448 44,852 3,551 2,768 4,246 0 1,240 1,034 5,759 10,597 2,749 0
女性 94,730 31,526 3,904 3,331 2,176 3,752 3,372 2,471 6,098 23,805 30,289 3,049
合計 194,625 76,378 7,455 6,099 6,422 3,752 4,612 3,505 11,857 34,402 33,038 3,049
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道19,898
東北11,871
関東69,803
中部17,550
近畿15,103
中国・四国13,901
九州39,426
合計194,625
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道19,898
北東北0
南東北9,995
北関東13,736
南関東56,067
甲信越6,487
北陸0
東海11,063
関西15,103
中国9,972
四国3,929
北九州26,231
南九州5,340
沖縄15,710
合計194,625
都道府県別
都道府県名 合計
北海道19,898
青森県0
岩手県1,876
宮城県6,282
秋田県0
山形県2,570
福島県1,143
茨城県9,332
栃木県2,199
群馬県2,205
埼玉県11,571
千葉県12,516
東京都22,851
神奈川県9,129
新潟県3,739
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県2,748
岐阜県3,262
静岡県4,618
愛知県3,183
三重県0
滋賀県0
京都府1,798
大阪府7,988
兵庫県3,138
奈良県0
和歌山県2,179
鳥取県2,354
島根県0
岡山県3,905
広島県3,713
山口県0
徳島県0
香川県2,509
愛媛県1,420
高知県0
福岡県10,961
佐賀県2,872
長崎県7,195
熊本県2,615
大分県2,588
宮崎県2,253
鹿児島県3,087
沖縄県7,855
合計194,625
更新予告まとめ