薬剤詳細データ

一般名

【般】オメプラゾール錠10mg

製品名

オメプラゾン錠10mg

薬効名

消化性潰瘍用剤

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薬剤名

オメプラゾン錠10mg

yj-code

2329022H2031

添付文書No

2329022H1051_2_16

改定年月

2022-11

第1版

一般名

オメプラゾール腸溶錠

薬効分類名

プロトンポンプ・インヒビター


用法・用量

〈オメプラゾン錠10mg〉 胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群 通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回20mgを経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 逆流性食道炎 通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回20mgを経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1日1回10~20mgを経口投与する。 非びらん性胃食道逆流症 通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回10mgを経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。 ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 通常、成人にはオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。 〈オメプラゾン錠20mg〉 胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群 通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回20mgを経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 逆流性食道炎 通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回20mgを経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1日1回10~20mgを経口投与する。 ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 通常、成人にはオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。 〈参考〉 効能・効果 オメプラゾン錠 10mg オメプラゾン錠 20mg 1回投与量 用法 胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群 ○ ○ 20mg 1日1回 逆流性食道炎逆流性食道炎(維持療法) ○ ○ 20mg10~20mg 1日1回 非びらん性胃食道逆流症 ○ - 10mg 1日1回 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎 ○ ○ 20mg 1日2回 ○:効能あり、-:効能なし

効能・効果

〈オメプラゾン錠10mg〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎 〈オメプラゾン錠20mg〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

相互作用:併用禁忌

アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)


アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下することがある。


リルピビリン塩酸塩(エジュラント)


リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下することがある。


相互作用:併用注意

ジアゼパムフェニトインシロスタゾール


これらの薬剤の作用を増強することがある。


本剤は主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、本剤と同じ代謝酵素で代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。


ワルファリン


抗凝血作用を増強し、出血に至るおそれがある。プロトロンビン時間国際標準比(INR)値等の血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。


本剤は主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、本剤と同じ代謝酵素で代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。


タクロリムス水和物


タクロリムスの作用を増強することがある。


相互作用の機序は不明である。これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。


メトトレキサート


高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。


相互作用の機序は不明である。これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。


ジゴキシンメチルジゴキシン


これらの薬剤の作用を増強することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。


イトラコナゾール


これらの薬剤の作用を減弱することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。


チロシンキナーゼ阻害剤


ゲフィチニブエルロチニブ


これらの薬剤の作用を減弱することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。


ボリコナゾール


本剤の作用を増強することがある。


本剤のCmax及びAUCが増加したとの報告がある。ボリコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を阻害することが考えられる。


ネルフィナビルメシル酸塩


ネルフィナビルの作用を減弱することがある。


相互作用の機序は不明である。ネルフィナビルの血中濃度が低下することがある。


クロピドグレル硫酸塩


クロピドグレル硫酸塩の作用を減弱することがある。


本剤がCYP2C19を阻害することにより、クロピドグレル硫酸塩の活性代謝物の血中濃度が低下する。


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の作用を減弱することがある。


セイヨウオトギリソウが本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を誘導し、本剤の代謝が促進され血中濃度が低下することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(血管浮腫、気管支痙攣等)があらわれることがある。2: 汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全(いずれも頻度不明)

4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

5: 視力障害(頻度不明)

6: 間質性腎炎、急性腎障害(いずれも頻度不明)

-腎機能検査値(BUN、クレアチニン等)に注意すること。7: 低ナトリウム血症(頻度不明)

8: 間質性肺炎(頻度不明)

-咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれることがある。10: 錯乱状態(頻度不明)

-せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性等があらわれることがある。

副作用:その他副作用

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群〉
過敏症 - 発疹- 蕁麻疹-多形紅斑、光線過敏症、そう痒感
消化器 -下痢・軟便、便秘、悪心-嘔吐、鼓腸放屁、腹痛、口内炎-舌炎、顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis、lymphocytic colitis)、腹部膨満感、カンジダ症、口渇
肝臓 -AST、ALT、Al-P、γ-GTP 、LDHの上昇
血液 -白血球数減少、血小板数減少、貧血
精神神経系 - 頭痛-眠気、しびれ感-めまい、振戦、傾眠、不眠(症)、異常感覚、うつ状態
その他 - 発熱-脱毛、倦怠感、関節痛-頻尿、味覚異常、動悸、月経異常、筋肉痛、発汗、筋力低下、低マグネシウム血症、霧視、浮腫、女性化乳房、及びBUN、クレアチニン、尿酸、トリグリセライド、血清カリウム、総コレステロールの上昇〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
過敏症 - 発疹
消化器 -下痢・軟便(33.4%)、味覚異常(10.5%)-口内炎、腹痛、食道炎、悪心、腹部膨満感、便秘-舌炎、口渇、十二指腸炎
肝臓 -AST上昇-肝機能異常、ALT上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇
血液 -好酸球数増多、血小板数減少、貧血、白血球数増多、白血球分画異常
精神神経系 -頭痛、しびれ感、めまい、睡眠障害
その他 -尿糖陽性-尿蛋白陽性、尿酸上昇、総コレステロール上昇、QT延長、発熱、倦怠感、カンジダ症、動悸、霧視

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 526,317 0 0 0 3,581 13,977 44,440 90,899 173,302 166,628 33,490 0
女性 863,353 0 0 0 5,483 15,730 29,547 81,290 240,043 353,270 131,013 6,977
合計 1,392,393 0 0 0 9,064 29,707 73,987 172,189 413,345 519,898 164,503 6,977
男性 526,317 0 0 0 3,581 13,977 44,440 90,899 173,302 166,628 33,490 0
女性 863,353 0 0 0 5,483 15,730 29,547 81,290 240,043 353,270 131,013 6,977
合計 1,392,393 0 0 0 9,064 29,707 73,987 172,189 413,345 519,898 164,503 6,977
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道40,316
東北96,413
関東453,128
中部195,038
近畿236,696
中国・四国147,713
九州222,499
合計1,392,393
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道40,316
北東北18,426
南東北62,965
北関東129,570
南関東323,558
甲信越48,988
北陸7,909
東海168,855
関西205,982
中国76,152
四国71,561
北九州182,795
南九州39,704
沖縄0
合計1,392,393
都道府県別
都道府県名 合計
北海道40,316
青森県14,796
岩手県15,022
宮城県33,161
秋田県3,630
山形県14,270
福島県15,534
茨城県67,340
栃木県35,895
群馬県26,335
埼玉県83,138
千葉県59,186
東京都93,916
神奈川県87,318
新潟県19,084
富山県0
石川県2,921
福井県4,988
山梨県6,840
長野県23,064
岐阜県21,451
静岡県42,268
愛知県74,422
三重県30,714
滋賀県14,668
京都府22,041
大阪府76,875
兵庫県63,782
奈良県16,739
和歌山県11,877
鳥取県5,037
島根県14,717
岡山県21,037
広島県32,622
山口県2,739
徳島県17,714
香川県6,440
愛媛県36,062
高知県11,345
福岡県83,999
佐賀県4,921
長崎県38,799
熊本県31,582
大分県23,494
宮崎県11,650
鹿児島県28,054
沖縄県0
合計1,392,393
更新予告まとめ