薬剤詳細データ

一般名

【般】ラベプラゾールNa錠10mg

製品名

ラベプラゾールナトリウム錠10mg「TCK」

薬効名

消化性潰瘍用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ラベプラゾールナトリウム錠10mg「TCK」

yj-code

2329028F1198

添付文書No

2329028F1198_1_16

改定年月

2024-03

第1版

一般名

ラベプラゾールナトリウム錠

薬効分類名

プロトンポンプ阻害剤


用法・用量

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 〈逆流性食道炎〉 治療 逆流性食道炎の治療においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、8週間までの投与とする。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与することができる。ただし、1回20mg1日2回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る。 維持療法 再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては、1回10mgを1日2回経口投与することができる。 〈非びらん性胃食道逆流症〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。 〈低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回5mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は1回10mgを1日1回経口投与することができる。 〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

効能・効果

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

相互作用:併用禁忌

アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)


アタザナビルの作用が減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、アタザナビルの溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下するおそれがある。


リルピビリン塩酸塩(エジュラント)


リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、リルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下することがある。


相互作用:併用注意

ジゴキシン


メチルジゴキシン


相手薬剤の血中濃度が上昇することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、相手薬剤の吸収を促進する。


イトラコナゾール


ゲフィチニブ


相手薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、相手薬剤の吸収を抑制するおそれがある。


水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有の制酸剤


本剤単独投与に比べ制酸剤同時服用、制酸剤投与1時間後服用で平均血漿中濃度曲線下面積がそれぞれ8%、6%低下したとの報告がある。


機序は不明である。


メトトレキサート


メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

2: 汎血球減少(頻度不明)、無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(0.1%未満)、溶血性貧血(頻度不明)

3: 劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害(0.1~5%未満)、黄疸(頻度不明)

4: 間質性肺炎(0.1%未満)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線等の検査を実施し、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。5: 皮膚障害(頻度不明)

-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑等があらわれることがある。6: 急性腎障害(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)

-腎機能検査(BUN、クレアチニン等)に注意すること。7: 低ナトリウム血症(頻度不明)

8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。9: 視力障害(頻度不明)

10: 錯乱状態(頻度不明)

-せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性等があらわれることがある。

副作用:その他副作用

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉
過敏症 -発疹、瘙痒感-蕁麻疹
血液 -白血球減少、白血球増加、好酸球増多、貧血-赤血球減少、好中球増多、リンパ球減少
肝臓 -AST、ALT、Al-P、γ-GTP、LDHの上昇-総ビリルビンの上昇
循環器 -血圧上昇-動悸
消化器 -便秘、下痢、腹部膨満感、嘔気、口内炎-腹痛、苦味、カンジダ症、胃もたれ、口渇、食欲不振、鼓腸-舌炎、嘔吐、顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis、lymphocytic colitis)
精神神経系 -頭痛-めまい、ふらつき、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、失見当識-せん妄、昏睡
その他 -総コレステロール・中性脂肪・BUNの上昇、蛋白尿、血中TSH増加-かすみ目、浮腫、倦怠感、発熱、脱毛症、しびれ感、CKの上昇-目のちらつき、関節痛、筋肉痛、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
過敏症 -発疹、蕁麻疹-瘙痒感
血液 -白血球減少-好酸球増多、好中球減少、リンパ球減少、リンパ球増多、血小板減少、白血球増加
肝臓 -ALT、AST、γ-GTPの上昇-Al-P、LDHの上昇
循環器 -動悸、血圧上昇
消化器 -下痢、軟便、味覚異常、腹痛、腹部膨満感、嘔気、便秘、舌炎、胃部不快感、鼓腸放屁-口渇、口内炎、胸やけ、口唇炎、痔核、食道炎、食欲不振、腸炎
精神神経系 -頭痛-めまい
その他 -中性脂肪の上昇-顔面浮腫、倦怠感、舌のしびれ感、熱感、蛋白尿、眼圧上昇、手足のしびれ感、尿酸の上昇、尿糖異常、勃起増強

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,870,316 0 1,867 5,795 23,922 70,795 196,063 370,922 651,931 470,312 78,709 0
女性 2,051,755 0 1,396 9,207 15,154 51,755 124,521 263,134 631,144 711,776 238,135 5,533
合計 3,923,102 0 3,263 15,002 39,076 122,550 320,584 634,056 1,283,075 1,182,088 316,844 5,533
男性 1,870,316 0 1,867 5,795 23,922 70,795 196,063 370,922 651,931 470,312 78,709 0
女性 2,051,755 0 1,396 9,207 15,154 51,755 124,521 263,134 631,144 711,776 238,135 5,533
合計 3,923,102 0 3,263 15,002 39,076 122,550 320,584 634,056 1,283,075 1,182,088 316,844 5,533
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道103,057
東北208,222
関東417,786
中部299,079
近畿1,467,216
中国・四国60,524
九州1,365,146
合計3,923,102
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道103,057
北東北24,159
南東北152,172
北関東73,249
南関東344,537
甲信越21,087
北陸147,610
東海216,866
関西1,380,732
中国8,738
四国51,786
北九州901,333
南九州322,261
沖縄283,104
合計3,923,102
都道府県別
都道府県名 合計
北海道103,057
青森県24,159
岩手県31,891
宮城県149,622
秋田県0
山形県0
福島県2,550
茨城県44,975
栃木県0
群馬県28,274
埼玉県76,884
千葉県32,322
東京都109,076
神奈川県126,255
新潟県21,087
富山県3,293
石川県52,030
福井県92,287
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県10,233
愛知県120,149
三重県86,484
滋賀県0
京都府152,557
大阪府989,389
兵庫県199,651
奈良県29,902
和歌山県9,233
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県8,738
山口県0
徳島県0
香川県1,924
愛媛県33,498
高知県16,364
福岡県208,136
佐賀県24,089
長崎県434,143
熊本県118,388
大分県116,577
宮崎県214,486
鹿児島県107,775
沖縄県141,552
合計3,923,102
更新予告まとめ