薬剤詳細データ

一般名

【般】エソメプラゾールカプセル20mg

製品名

エソメプラゾールカプセル20mg「サワイ」

薬効名

消化性潰瘍用剤

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薬剤名

エソメプラゾールカプセル20mg「サワイ」

yj-code

2329029M2074

添付文書No

2329029M1078_1_02

改定年月

2022-08

一般名

エソメプラゾールマグネシウム水和物

薬効分類名

プロトンポンプ・インヒビター


用法・用量

〈カプセル10mg〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群 成人 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 小児 通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では症状に応じて1回10~20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 逆流性食道炎 成人 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10~20mgを1日1回経口投与する。 小児 通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では症状に応じて1回10~20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。 非びらん性胃食道逆流症 成人 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。 小児 通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。 非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。 低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。 ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。 〈カプセル20mg〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群 成人 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 小児 通常、体重20kg以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、症状に応じて1回10~20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 逆流性食道炎 成人 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10~20mgを1日1回経口投与する。 小児 通常、体重20kg以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとして、症状に応じて1回10~20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。 非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。 低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投与する。 ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、 通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

効能・効果

〈カプセル10mg〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎 〈カプセル20mg〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

相互作用:併用禁忌

アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)


アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下することがある。


リルピビリン塩酸塩(エジュラント)


リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下することがある。


相互作用:併用注意

ジアゼパムフェニトインシロスタゾール


これらの薬剤の作用を増強することがある。


本剤は主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、本剤と同じ代謝酵素で代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。


ワルファリン


抗凝血作用を増強し、出血に至るおそれがある。プロトロンビン時間国際標準比(INR)値等の血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。


本剤は主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、本剤と同じ代謝酵素で代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。


タクロリムス水和物


タクロリムスの作用を増強することがある。


相互作用の機序は不明である。これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。


メトトレキサート


高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。


相互作用の機序は不明である。これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。


ジゴキシンメチルジゴキシン


これらの薬剤の作用を増強することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。


イトラコナゾール


これらの薬剤の作用を減弱することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。


チロシンキナーゼ阻害剤


ゲフィチニブニロチニブエルロチニブ


これらの薬剤の作用を減弱することがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、これらの薬剤の血中濃度が低下することがある。


ボリコナゾール


本剤の作用を増強することがある。


本剤のCmax及びAUCが増加するおそれがある。ボリコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を阻害することが考えられる。


ネルフィナビルメシル酸塩


ネルフィナビルの作用を減弱することがある。


相互作用の機序は不明である。ネルフィナビルの血中濃度が低下することがある。


セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の作用を減弱することがある。


セイヨウオトギリソウが本剤の代謝酵素(CYP2C19及びCYP3A4)を誘導し、本剤の代謝が促進され血中濃度が低下することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(血管浮腫、気管支痙攣等)があらわれることがある。2: 汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血(いずれも頻度不明)、血小板減少(1%未満)

3: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全(いずれも頻度不明)

4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

5: 間質性肺炎(頻度不明)

-咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 間質性腎炎、急性腎障害(いずれも頻度不明)

-腎機能検査値(BUN、クレアチニン等)に注意すること。7: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれることがある。8: 低ナトリウム血症(頻度不明)

9: 錯乱状態(頻度不明)

-錯乱、激越、攻撃性、幻覚等があらわれることがある。10: 視力障害(頻度不明)

副作用:その他副作用

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉
過敏症 -発疹、皮膚炎、そう痒症、蕁麻疹-光線過敏、多形紅斑
消化器 -腹痛、下痢、嘔吐、便秘、口内炎、カンジダ症、口渇-鼓腸、悪心、顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis、lymphocytic colitis)
肝臓 -肝酵素上昇
血液 -白血球数減少
精神神経系 -頭痛、錯感覚、傾眠、浮動性めまい-不眠症、うつ病
その他 -CK上昇、回転性めまい、女性化乳房、味覚障害-脱毛症、関節痛、筋痛、霧視、倦怠感、多汗症、筋力低下、低マグネシウム血症(低カルシウム血症、低カリウム血症を伴うことがある)、末梢性浮腫〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
過敏症 -発疹
消化器 -下痢・軟便(33.4%)、味覚異常(10.5%)-口内炎、腹痛、食道炎、悪心、腹部膨満感、便秘-舌炎、口渇、十二指腸炎
肝臓 -AST上昇-肝機能異常、ALT上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇
血液 -好酸球数増多、血小板数減少、貧血、白血球数増多、白血球分画異常
精神神経系 -頭痛、しびれ感、めまい、睡眠障害
その他 -尿糖陽性-尿蛋白陽性、尿酸上昇、総コレステロール上昇、QT延長、発熱、倦怠感、カンジダ症、動悸、霧視

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,121,549 0 5,147 19,763 47,692 131,895 299,361 458,907 685,001 413,661 60,122 0
女性 2,089,741 0 5,503 28,692 53,522 122,252 232,905 336,319 628,532 539,781 138,550 3,685
合計 4,212,110 0 10,650 48,455 101,214 254,147 532,266 795,226 1,313,533 953,442 198,672 3,685
男性 2,121,549 0 5,147 19,763 47,692 131,895 299,361 458,907 685,001 413,661 60,122 0
女性 2,089,741 0 5,503 28,692 53,522 122,252 232,905 336,319 628,532 539,781 138,550 3,685
合計 4,212,110 0 10,650 48,455 101,214 254,147 532,266 795,226 1,313,533 953,442 198,672 3,685
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道99,696
東北411,926
関東1,721,966
中部681,994
近畿498,662
中国・四国461,748
九州336,119
合計4,212,110
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道99,696
北東北211,806
南東北135,729
北関東340,667
南関東1,381,299
甲信越133,539
北陸52,962
東海546,942
関西447,213
中国298,380
四国163,368
北九州237,375
南九州55,029
沖縄87,430
合計4,212,110
都道府県別
都道府県名 合計
北海道99,696
青森県113,437
岩手県64,391
宮城県86,126
秋田県98,369
山形県25,534
福島県24,069
茨城県178,847
栃木県92,577
群馬県69,243
埼玉県322,269
千葉県203,040
東京都445,008
神奈川県410,982
新潟県49,776
富山県15,764
石川県13,882
福井県23,316
山梨県19,998
長野県63,765
岐阜県46,975
静岡県244,635
愛知県203,883
三重県51,449
滋賀県68,528
京都府96,467
大阪府160,771
兵庫県104,611
奈良県11,807
和歌山県5,029
鳥取県29,535
島根県36,254
岡山県97,787
広島県80,681
山口県54,123
徳島県14,379
香川県75,645
愛媛県56,986
高知県16,358
福岡県129,636
佐賀県9,271
長崎県55,520
熊本県26,062
大分県16,886
宮崎県12,503
鹿児島県42,526
沖縄県43,715
合計4,212,110
更新予告まとめ