薬剤詳細データ

一般名

酸化マグネシウム

製品名

重カマ「ヨシダ」

薬効名

制酸剤

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薬剤名

重カマ「ヨシダ」

yj-code

2344002X1241

添付文書No

2344002X1241_1_11

改定年月

2023-12

第1版

一般名

酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸・緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,118,770 472,867 64,978 39,703 60,544 133,052 186,737 299,865 744,557 967,094 307,954 7,237
女性 6,148,374 637,342 67,611 52,369 91,843 234,492 373,008 492,147 1,094,650 1,877,793 1,331,367 93,659
合計 9,630,870 1,110,209 132,589 92,072 152,387 367,544 559,745 792,012 1,839,207 2,844,887 1,639,321 100,896
男性 3,118,770 472,867 64,978 39,703 60,544 133,052 186,737 299,865 744,557 967,094 307,954 7,237
女性 6,148,374 637,342 67,611 52,369 91,843 234,492 373,008 492,147 1,094,650 1,877,793 1,331,367 93,659
合計 9,630,870 1,110,209 132,589 92,072 152,387 367,544 559,745 792,012 1,839,207 2,844,887 1,639,321 100,896
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道291,788
東北1,211,770
関東4,303,401
中部2,350,531
近畿580,843
中国・四国379,565
九州512,974
合計9,630,870
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道291,788
北東北191,520
南東北783,475
北関東750,378
南関東3,553,023
甲信越1,010,377
北陸339,628
東海1,132,679
関西448,690
中国234,236
四国145,329
北九州400,795
南九州107,374
沖縄9,610
合計9,630,870
都道府県別
都道府県名 合計
北海道291,788
青森県68,463
岩手県236,775
宮城県150,885
秋田県123,057
山形県393,075
福島県239,515
茨城県266,057
栃木県296,217
群馬県188,104
埼玉県825,478
千葉県374,759
東京都1,122,392
神奈川県1,230,394
新潟県448,240
富山県159,759
石川県108,379
福井県71,490
山梨県64,464
長野県497,673
岐阜県116,488
静岡県245,947
愛知県638,091
三重県132,153
滋賀県65,919
京都府84,997
大阪府179,091
兵庫県99,525
奈良県9,736
和歌山県9,422
鳥取県38,839
島根県28,247
岡山県22,377
広島県95,281
山口県49,492
徳島県6,006
香川県43,494
愛媛県67,560
高知県28,269
福岡県220,322
佐賀県66,559
長崎県16,476
熊本県50,829
大分県46,609
宮崎県35,419
鹿児島県71,955
沖縄県4,805
合計9,630,870
更新予告まとめ