薬剤詳細データ

一般名

酸化マグネシウム

製品名

酸化マグネシウム「JG」

薬効名

制酸剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

酸化マグネシウム「JG」

yj-code

2344002X1314

添付文書No

2344002X1314_1_09

改定年月

2024-09

第2版

一般名

酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸・緩下剤


用法・用量

制酸剤として使用する場合: 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。 緩下剤として使用する場合: 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合: 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善 胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン


ミノサイクリン等


ニューキノロン系抗菌剤


シプロフロキサシン


トスフロキサシン等


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


エチドロン酸二ナトリウム


リセドロン酸ナトリウム等


抗ウイルス剤


ラルテグラビル


エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニルセフポドキシム プロキセチルミコフェノール酸 モフェチルペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシンセレコキシブロスバスタチンラベプラゾールガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


ジゴキシン


ジギトキシン等


鉄剤フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


ポリスチレンスルホン酸カルシウム


ポリスチレンスルホン酸ナトリウム


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


アルファカルシドールカルシトリオール等


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


アルファカルシドールカルシトリオール等


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者


大量の牛乳カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1 時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタットバダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


ファモチジン


ラニチジン


ラフチジン等


プロトンポンプインヒビター


オメプラゾール


ランソプラゾール


エソメプラゾール等


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウム濃度の測定を行うこと。,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,183,894 91,813 19,209 11,138 17,834 34,767 77,710 127,135 299,718 414,190 119,193 2,077
女性 2,129,255 119,099 18,036 14,002 23,217 78,916 145,121 198,620 407,894 688,940 437,813 33,380
合計 3,379,821 210,912 37,245 25,140 41,051 113,683 222,831 325,755 707,612 1,103,130 557,006 35,457
男性 1,183,894 91,813 19,209 11,138 17,834 34,767 77,710 127,135 299,718 414,190 119,193 2,077
女性 2,129,255 119,099 18,036 14,002 23,217 78,916 145,121 198,620 407,894 688,940 437,813 33,380
合計 3,379,821 210,912 37,245 25,140 41,051 113,683 222,831 325,755 707,612 1,103,130 557,006 35,457
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道218,751
東北572,085
関東1,128,968
中部686,499
近畿430,843
中国・四国149,843
九州192,012
合計3,379,821
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道218,751
北東北83,550
南東北267,424
北関東99,917
南関東1,029,051
甲信越137,831
北陸107,194
東海485,913
関西386,404
中国111,537
四国38,306
北九州175,530
南九州8,564
沖縄15,836
合計3,379,821
都道府県別
都道府県名 合計
北海道218,751
青森県11,371
岩手県221,111
宮城県111,981
秋田県72,179
山形県130,552
福島県24,891
茨城県46,239
栃木県38,044
群馬県15,634
埼玉県171,232
千葉県92,062
東京都365,944
神奈川県399,813
新潟県44,014
富山県15,219
石川県68,060
福井県23,915
山梨県40,718
長野県53,099
岐阜県101,210
静岡県100,515
愛知県239,749
三重県44,439
滋賀県33,735
京都府43,183
大阪府121,835
兵庫県159,801
奈良県8,021
和歌山県19,829
鳥取県25,058
島根県27,870
岡山県10,580
広島県33,872
山口県14,157
徳島県0
香川県4,129
愛媛県34,177
高知県0
福岡県83,980
佐賀県9,843
長崎県27,045
熊本県47,330
大分県7,332
宮崎県2,530
鹿児島県6,034
沖縄県7,918
合計3,379,821
更新予告まとめ