薬剤詳細データ

一般名

ベタメタゾン

製品名

セレスタミン配合シロップ

薬効名

副腎ホルモン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

セレスタミン配合シロップ

yj-code

2459100Q1031

添付文書No

2459100F1162_2_10

改定年月

2023-07

第1版

一般名

ベタメタゾン

薬効分類名

用法・用量

〈錠剤〉 通常、成人には1回1~2錠を1日1~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤を漫然と使用するべきではない。 〈シロップ剤〉 通常、成人には1回5~10mLを1日1~4回経口投与する。小児には1回5mLを1日1~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤を漫然と使用するべきではない。

効能・効果

蕁麻疹(慢性例を除く) 湿疹・皮膚炎群の急性期及び急性増悪期 薬疹 アレルギー性鼻炎

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


機序不明。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤、アルコール、MAO阻害剤、抗コリン作用を有する薬剤


相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は、減量するなど慎重に投与すること。


中枢神経抑制剤、アルコール:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩の中枢抑制作用により、作用が増強される。MAO阻害剤:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩の解毒機構に干渉し、作用を遷延化(増強)する。


ドロキシドパ、ノルアドレナリン


併用により血圧の異常上昇を来すおそれがある。


d-クロルフェニラミンマレイン酸塩がヒスタミンによる毛細血管拡張を抑制する。


バルビツール酸誘導体


フェノバルビタール


フェニトイン、リファンピシン、エフェドリン


副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には、用量について注意すること。


バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはP-450を誘導し、副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進される。


サリチル酸誘導体


アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン


併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量すると、血清中のサリチル酸濃度が上昇し、サリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には、用量について注意すること。


副腎皮質ホルモン剤は、サリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度を低下させる作用を持っているので減量するとその血中濃度が上昇する。


抗凝血剤ワルファリンカリウム


副腎皮質ホルモン剤が、抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には、用量について注意すること。


副腎皮質ホルモン剤は血液凝固促進作用がある。


糖尿病用薬


ビグアナイド系薬剤


スルホニルウレア剤


速効型インスリン分泌促進剤


α-グルコシダーゼ阻害剤


チアゾリジン系薬剤


DPP-4阻害剤


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤


インスリン製剤等


副腎皮質ホルモン剤が糖尿病用薬の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には、用量について注意するとともに、血糖値その他患者の状況を十分観察しながら投与すること。


副腎皮質ホルモン剤は、肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害することによる血糖上昇作用がある。


利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く)


トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミド


副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症があらわれる場合があるので、併用する場合には、用量について注意すること。カリウム排泄型利尿剤との併用時には、血清カリウム濃度と心機能のモニタリングが推奨される。


副腎皮質ホルモン剤は、尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。


ソマトロピン


併用により、ソマトロピンの効果が減弱することがある。


副腎皮質ホルモン剤がソマトロピンの効果を減弱させる。機序不明。


シクロスポリン


シクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には、用量について注意すること。


本剤はシクロスポリンの代謝を阻害する。


非脱分極性筋弛緩剤


パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物


筋弛緩作用が減弱又は増強するとの報告があるので、併用する場合には、用量について注意すること。


機序不明。


リトドリン塩酸塩


ベタメタゾンの注射剤との併用により肺水腫があらわれたとの報告がある。


体内の水分貯留傾向が促進される。


エリスロマイシン


ベタメタゾンの作用が増強されるとの報告があるので、併用する場合には本剤の用量に注意すること。


エリスロマイシンのCYP3A4に対する阻害作用により、ベタメタゾンの代謝が抑制される。


副作用:重大な副作用

1: 誘発感染症、感染症の増悪 (0.1~5%未満)

-B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。,,,2: 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病(頻度不明)、急性副腎不全(0.1~5%未満)

3: 消化性潰瘍(0.1~5%未満)、膵炎(頻度不明)

-胃潰瘍等の消化性潰瘍があらわれることがある。4: 精神変調(0.1~5%未満)、うつ状態、痙攣、錯乱(頻度不明)

5: 骨粗鬆症、ミオパシー(0.1~5%未満)、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死(頻度不明)

6: 緑内障、後嚢白内障(頻度不明)

-,7: 血栓症(0.1%未満)

8: 再生不良性貧血、無顆粒球症, (0.1%未満)

9: 幼児・小児の発育抑制(頻度不明)

-,

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、光線過敏症等
精神神経系 -鎮静、神経過敏、焦燥感、多幸症、複視、頭痛、めまい、耳鳴、前庭障害、情緒不安、振戦、感覚異常、ヒステリー、神経炎、協調異常-不眠、眠気、頭重感
消化器 -口渇、胸やけ、腹部膨満感、食欲不振、便秘-腹痛、悪心・嘔吐、食欲亢進、下痢等
泌尿器 -頻尿、排尿困難、尿閉、ステロイド腎症等
循環器 -低血圧、心悸亢進、頻脈、期外収縮
呼吸器 -鼻及び気道の乾燥、気管分泌液の粘性化、喘鳴、鼻閉
血液 -溶血性貧血、白血球増多-血小板減少
肝臓 -肝機能障害(ASTの上昇、ALTの上昇、ALPの上昇等)
内分泌 -月経異常、糖尿等
筋・骨格 -筋肉痛、関節痛等
脂質・蛋白質代謝 -満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝等
体液・電解質 -浮腫、低カリウム性アルカローシス-血圧上昇等
眼 -中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出等
皮膚 -多毛、脱毛、ざ瘡、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、瘙痒感、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎
その他 -発熱、疲労感、精子数及びその運動性の増減、胸痛-倦怠感、体重増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,128,275 4,627,815 426,609 47,230 51,235 60,570 45,823 49,216 73,071 59,222 8,012 0
女性 2,856,830 3,679,542 306,363 65,439 92,235 119,150 100,380 86,329 89,701 97,667 44,562 4,096
合計 10,135,867 8,307,357 732,972 112,669 143,470 179,720 146,203 135,545 162,772 156,889 52,574 4,096
男性 3,128,275 4,627,815 426,609 47,230 51,235 60,570 45,823 49,216 73,071 59,222 8,012 0
女性 2,856,830 3,679,542 306,363 65,439 92,235 119,150 100,380 86,329 89,701 97,667 44,562 4,096
合計 10,135,867 8,307,357 732,972 112,669 143,470 179,720 146,203 135,545 162,772 156,889 52,574 4,096
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道125,766
東北532,109
関東2,918,873
中部1,097,662
近畿1,827,399
中国・四国877,658
九州2,756,404
合計10,135,867
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道125,766
北東北94,768
南東北276,470
北関東646,365
南関東2,272,508
甲信越154,440
北陸74,987
東海978,525
関西1,717,109
中国789,998
四国87,660
北九州2,093,116
南九州508,038
沖縄310,500
合計10,135,867
都道府県別
都道府県名 合計
北海道125,766
青森県67,864
岩手県160,871
宮城県109,400
秋田県26,904
山形県88,155
福島県78,915
茨城県448,056
栃木県146,991
群馬県51,318
埼玉県616,839
千葉県457,254
東京都890,765
神奈川県307,650
新潟県28,832
富山県30,592
石川県26,153
福井県18,242
山梨県49,954
長野県75,654
岐阜県225,224
静岡県163,548
愛知県479,463
三重県110,290
滋賀県17,008
京都府23,892
大阪府676,348
兵庫県869,973
奈良県118,290
和歌山県11,598
鳥取県27,054
島根県22,684
岡山県74,785
広島県304,868
山口県360,607
徳島県43,815
香川県22,561
愛媛県19,511
高知県1,773
福岡県1,005,274
佐賀県353,367
長崎県154,137
熊本県501,878
大分県78,460
宮崎県391,002
鹿児島県117,036
沖縄県155,250
合計10,135,867
更新予告まとめ