薬剤詳細データ

一般名

デソゲストレル

製品名

マーベロン21

薬効名

経口避妊剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

マーベロン21

yj-code

254910CF1025

添付文書No

254910CF1025_3_02

改定年月

2023-03

第3版

一般名

デソゲストレル

薬効分類名

経口避妊剤


用法・用量

〈21錠製剤〉 1日1錠を毎日一定の時刻に計21日間連続経口投与し、その後7日間休薬する。同様の方法で、避妊する期間繰り返し投与する。 〈28錠製剤〉 1日1錠を毎日一定の時刻に白色錠を21日間連続経口投与し、続けて緑色錠を7日間、合計28日間連続投与する。次周期以降は、消退出血の有無にかかわらず、引き続き白色錠より投与を開始し、28日間連続投与する。したがって、1周期目の投与開始より休薬期間は一切とらない。通常、緑色錠服用中に月経(消退出血)が発来する。

効能・効果

避妊

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

副腎皮質ホルモン


プレドニゾロン等


三環系抗うつ剤


イミプラミン等


セレギリン塩酸塩シクロスポリンテオフィリンオメプラゾール


これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。


本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる。


リファンピシンバルビツール酸系製剤


フェノバルビタール等


ヒダントイン系製剤


フェニトインナトリウム等


カルバマゼピンボセンタンモダフィニルトピラマート


本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。


これらの薬剤は薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン等


ペニシリン系抗生物質


アンピシリン等


本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。


これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ、本剤の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる。


テルビナフィン塩酸塩


黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で、月経異常があらわれたとの報告がある。


機序不明


Gn-RH誘導体


ブセレリン酢酸塩等


これらの薬剤の作用を減弱するおそれがある。


これらの薬剤は性ホルモンの分泌を低下することにより薬効を示すため、性ホルモンである本剤の投与によってこれらの薬剤の効果を減弱する可能性が考えられる。


血糖降下剤


インスリン製剤スルフォニル尿素系製剤スルフォンアミド系製剤ビグアナイド系製剤等


血糖降下剤の作用が減弱することがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意する。


本剤は耐糖能を低下させ、血糖降下剤の作用を減弱させると考えられる。


ラモトリギン


経口避妊剤との併用でラモトリギンの血中濃度が減少したとの報告があるので、ラモトリギン維持用量投与中に本剤を投与開始又は中止する場合は、ラモトリギンの用量調節を考慮すること。


肝におけるラモトリギンのグルクロン酸抱合が促進される。


モルヒネサリチル酸


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


本剤はこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。


HIV感染症治療薬HIVプロテアーゼ阻害剤


ネルフィナビルメシル酸塩リトナビルダルナビルホスアンプレナビル(リトナビル併用時)ロピナビル・リトナビル配合剤


非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤


ネビラピン


本剤の作用が減弱するおそれがある。


エチニルエストラジオールのAUCが減少する。


エファビレンツ


本剤の作用が減弱するおそれがある。


デソゲストレルの活性代謝物であるエトノゲストレルの血中濃度が低下する。


エトラビリン


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


エトラビリンは本剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると考えられる。


HCV感染症治療薬


アスナプレビル


本剤の作用が減弱するおそれがある。


エチニルエストラジオールのAUCが減少する。


グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル


ALT 上昇のリスクが増加するおそれがある。


機序不明


フルコナゾールイトラコナゾール


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。


本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。


ボリコナゾール


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。ボリコナゾールの血中濃度が上昇するおそれがある。


ボリコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。本剤がボリコナゾールの代謝酵素(CYP2C19)を阻害すると考えられる。


アセトアミノフェン


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。アセトアミノフェンの血中濃度が低下するおそれがある。


アセトアミノフェンはエチニルエストラジオールの硫酸抱合を阻害すると考えられる。本剤が肝におけるアセトアミノフェンのグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort, セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


この食品は薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 血栓症(四肢、肺、心、脳、網膜等)(頻度不明)

-下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等の症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹
眼 -視力障害-網膜血流障害による視力障害
肝臓 -肝機能異常、AST上昇、ALT上昇-黄疸
代謝 -ナトリウムや体液の貯留による浮腫、体重増加
生殖系 -不正性器出血(破綻出血、点状出血)、帯下、月経過多、月経痛、性交痛、リビドー減退
乳房 -乳房痛-乳房緊満(感)-乳汁漏出
循環器 -期外収縮、血圧上昇、動悸
消化器 -悪心-嘔吐、下痢、腹痛、便秘、食欲減退、胸やけ、腹部膨満感
呼吸器 -咽頭痛、咳嗽
精神神経系 -頭痛-めまい、眠気-抑うつ、いらいら感、片頭痛
皮膚 -ざ瘡、湿疹、そう痒感、色素沈着 、紅斑-脱毛、血管性浮腫
筋骨格 -腰痛、下肢痛、肩こり、手指のこわばり
その他 -倦怠感、口渇、顔面浮腫、胸痛、白血球減少、アルドステロン上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
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福島県0
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埼玉県0
千葉県0
東京都0
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福井県0
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広島県0
山口県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ