薬剤名

プロタミン硫酸塩静注100mg「モチダ」

yj-code

3329403A1058

添付文書No

3329403A1058_1_04

改定年月

2023-03

版

第1版

一般名

プロタミン硫酸塩

薬効分類名

ヘパリン拮抗剤

用法・用量

通常、ヘパリン1,000単位に対して本剤1.0～1.5mL（プロタミン硫酸塩として10～15mg）を投与する。ヘパリンの中和に要するプロタミン硫酸塩量は、投与したヘパリン量及びヘパリン投与後の時間経過により異なるので、本剤の投与量はプロタミンによる中和試験により決める。投与に際しては、通常1回につき本剤5mL（プロタミン硫酸塩として50mg）を超えない量を生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液100～200mLに希釈し、10分間以上をかけて徐々に静脈内に注入する。

効能・効果

ヘパリン過量投与時の中和、血液透析・人工心肺・選択的脳灌流冷却等の血液体外循環後のへパリン作用の中和

相互作用：併用禁忌

相互作用：併用注意

副作用：重大な副作用

1: ショック（頻度不明）、アナフィラキシー（頻度不明）

－本剤投与直後にショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、患者の状態を十分に観察し、血圧低下、脈拍異常、冷汗、呼吸困難、発赤、意識レベルの低下等、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。2: 肺高血圧症（頻度不明）

－肺高血圧症（肺動脈圧の上昇、血圧低下、頻脈等）があらわれることがある。3: 呼吸困難（頻度不明）

副作用：その他副作用

循環器 －血圧降下、徐脈
皮膚 －一過性皮膚潮紅、温感
消化器 －悪心・嘔吐