薬剤詳細データ 一般名 ワルファリンカリウム 製品名 ワーファリン錠0.5mg 薬効名 経口抗凝固剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ワーファリン錠0.5mg yj-code 3332001F3035 添付文書No 3332001D1023_1_13 改定年月 2023-11 版 第2版 一般名 ワルファリンカリウム 薬効分類名 経口抗凝固剤 用法・用量 本剤は、血液凝固能検査(プロトロンビン時間及びトロンボテスト)の検査値に基づいて、本剤の投与量を決定し、血液凝固能管理を十分に行いつつ使用する薬剤である。 初回投与量を1日1回経口投与した後、数日間かけて血液凝固能検査で目標治療域に入るように用量調節し、維持投与量を決定する。 ワルファリンに対する感受性には個体差が大きく、同一個人でも変化することがあるため、定期的に血液凝固能検査を行い、維持投与量を必要に応じて調節すること。 抗凝固効果の発現を急ぐ場合には、初回投与時ヘパリン等の併用を考慮する。 成人における初回投与量は、ワルファリンカリウムとして、通常1~5mg1日1回である。 小児における維持投与量(mg/kg/日)の目安を以下に示す。 12ヵ月未満:0.16mg/kg/日 1歳以上15歳未満:0.04~0.10mg/kg/日 効能・効果 血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防 相互作用:併用禁忌 骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤メナテトレノン(グラケー)本剤の効果を減弱する。患者が本剤による治療を必要とする場合、本剤による治療を優先し、骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤の投与を中止すること。ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子の生合成阻害作用と拮抗する。イグラチモド(ケアラム)本剤の作用を増強することがある。患者が本剤による治療を必要とする場合、本剤による治療を優先し、イグラチモドを投与しないこと。機序は不明である。ミコナゾール(ゲル剤・注射剤・錠剤)(フロリードゲル経口用、フロリードF注、オラビ錠口腔用)本剤の作用を増強することがある。また、併用中止後も、本剤の作用が遷延し、出血やINR上昇に至ったとの報告もある。患者が本剤による治療を必要とする場合、本剤による治療を優先し、ミコナゾール(ゲル剤・注射剤・錠剤)を投与しないこと。ミコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。 相互作用:併用注意 催眠鎮静剤バルビツール酸系及びチオバルビツール酸系薬剤フェノバルビタール等本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。催眠鎮静剤抱水クロラールトリクロホスナトリウム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の活性代謝物が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。抗てんかん剤カルバマゼピンプリミドン本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。抗てんかん剤フェニトインホスフェニトインナトリウム水和物本剤の作用を減弱又は増強することがある。また、フェニトインの作用を増強することがある。併用する場合には血液凝固能の変動及びフェニトインの中毒症状又は血中濃度の上昇に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導し、本剤の作用を減弱する。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進し、本剤の作用を増強する。本剤が相手薬剤の肝薬物代謝酵素を阻害し、相手薬剤の作用を増強する。抗てんかん剤エトトイン本剤の作用を増強することがある。また、エトトインの作用を増強することがある。併用する場合には血液凝固能の変動及びエトトインの中毒症状又は血中濃度の上昇に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。本剤が相手薬剤の肝代謝を阻害する。抗てんかん剤バルプロ酸ナトリウム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が血液凝固因子(フィブリノゲン)の肝生合成を減弱させる。相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。解熱鎮痛消炎剤アセトアミノフェン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。解熱鎮痛消炎剤セレコキシブ本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。解熱鎮痛消炎剤トラマドール塩酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。解熱鎮痛消炎剤ブコローム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。解熱鎮痛消炎剤メロキシカムロルノキシカム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。解熱鎮痛消炎剤アスピリンイブプロフェンインドメタシンインドメタシン ファルネシルエトドラクケトプロフェンサリチル酸類ジクロフェナクナトリウムスリンダクナブメトンナプロキセンピロキシカムフルルビプロフェンメフェナム酸モフェゾラクロキソプロフェンナトリウム水和物等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。精神神経用剤トラゾドン塩酸塩本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。精神神経用剤メチルフェニデート塩酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。精神神経用剤三環系抗うつ剤アミトリプチリン塩酸塩等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。精神神経用剤選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)パロキセチン塩酸塩水和物フルボキサミンマレイン酸塩等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血傾向が増強すると考えられる。また、フルボキサミンマレイン酸塩は、本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。精神神経用剤セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)デュロキセチン塩酸塩等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血傾向が増強すると考えられる。精神神経用剤モノアミン酸化酵素阻害剤本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。不整脈用剤アミオダロン塩酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。相手薬剤の甲状腺機能異常の副作用により甲状腺機能が亢進すると本剤の作用が増強される。不整脈用剤プロパフェノン塩酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。不整脈用剤キニジン硫酸塩水和物本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。高脂血症用剤コレスチラミン本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が腸管内で本剤を吸着し本剤の吸収を阻害する。相手薬剤が本剤の腸肝循環を妨げる。高脂血症用剤シンバスタチンフルバスタチンナトリウムロスバスタチンカルシウム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。高脂血症用剤フィブラート系ベザフィブラート本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の作用部位への親和性を増加させる。高脂血症用剤フィブラート系クリノフィブラートクロフィブラートフェノフィブラート等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。高脂血症用剤デキストラン硫酸エステルナトリウム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の抗凝固(抗トロンビン)作用による。消化性潰瘍用剤オメプラゾール本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。消化性潰瘍用剤シメチジン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4等を阻害する。鎮吐剤アプレピタントホスアプレピタントメグルミン本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を誘導する。ホルモン剤副腎皮質ホルモンプレドニゾロン等本剤の作用を減弱又は増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が血液凝固能を亢進させ、本剤の作用を減弱する。本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。ホルモン剤甲状腺製剤レボチロキシンナトリウム水和物等甲状腺機能低下症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が低下し、見かけ上本剤の作用が増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤がビタミンK依存性血液凝固因子の異化を促進する。ホルモン剤抗甲状腺製剤チアマゾール等本剤の作用を増強することがある。甲状腺機能亢進症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が亢進し、見かけ上の本剤の作用が減弱することがある。併用する場合には病態の変化に応じて血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の副作用である低プロトロンビン血症が出血傾向を助長することがある。甲状腺機能が亢進すると血液凝固因子の合成及び代謝亢進により本剤の作用が増強することがある。相手薬剤投与で甲状腺機能が正常化すると、増強されていた本剤の効果が減弱することがある。ホルモン剤グルカゴン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。ホルモン剤蛋白同化ステロイドナンドロロンデカン酸エステル等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。 機序は不明である。ホルモン剤ダナゾール本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の作用部位への親和性を増加させる。相手薬剤がビタミンK依存性凝固因子の異化を促進する。相手薬剤が抗凝固能を亢進するとの報告がある。ホルモン剤男性ホルモンメチルテストステロン等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤がビタミンK依存性凝固因子の合成抑制あるいは分解を促進する。痔疾用剤トリベノシドトリベノシド・リドカイン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。ビタミン剤ビタミンK及びビタミンK含有製剤フィトナジオン(ビタミンK1)本剤の作用を減弱するので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。ビタミン剤ビタミンK及びビタミンK含有製剤メナテトレノン(ビタミンK2)本剤の作用を減弱するので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。ビタミン剤ビタミンK及びビタミンK含有製剤経腸栄養剤高カロリー輸液用総合ビタミン剤等本剤の作用を減弱するので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。ビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。抗血栓剤血液凝固阻止剤ヘパリンナトリウムヘパリンカルシウム相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子阻害作用による。抗血栓剤血液凝固阻止剤低分子量ヘパリンダルテパリンナトリウム等ヘパリノイドダナパロイドナトリウム相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子(第Xa因子等)阻害作用による。抗血栓剤血液凝固阻止剤Xa阻害剤フォンダパリヌクスナトリウムエドキサバントシル酸塩水和物リバーロキサバンアピキサバン相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子(第Xa因子)阻害作用による。抗血栓剤血液凝固阻止剤抗トロンビン剤アルガトロバン水和物ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩相互に抗凝固作用、出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子(トロンビン)阻害作用による。抗血栓剤血小板凝集抑制作用を有する薬剤アスピリン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。本剤が相手薬剤の副作用である消化管出血を助長することがある。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。抗血栓剤血小板凝集抑制作用を有する薬剤イコサペント酸エチルオザグレルナトリウムクロピドグレル硫酸塩サルポグレラート塩酸塩シロスタゾールチカグレロルチクロピジン塩酸塩プラスグレル塩酸塩ベラプロストナトリウムリマプロストアルファデクス等相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。抗血栓剤血栓溶解剤ウロキナーゼアルテプラーゼモンテプラーゼ等相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤のフィブリン溶解作用による。抗血栓剤アンチトロンビン製剤相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子の活性阻害作用による。抗血栓剤乾燥濃縮人活性化プロテインC相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子(トロンビン)生成阻害作用による。抗血栓剤トロンボモデュリン アルファ相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤のプロテインC活性促進を介したトロンビン生成阻害作用による。抗血栓剤バトロキソビン相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には観察を十分に行い、相手薬剤の用量を調節するなど十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血液凝固因子(フィブリノゲン)分解作用による。痛風治療剤アロプリノール本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。痛風治療剤プロベネシド本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の腎尿細管分泌を阻害し尿中排泄を低下させる。痛風治療剤ベンズブロマロン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。酵素製剤プロナーゼブロメライン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤のフィブリン溶解作用による。糖尿病用剤スルホニル尿素系糖尿病用剤グリベンクラミドグリメピリドクロルプロパミドトルブタミド等本剤の作用を増強することがある。また、相手薬剤の血糖降下作用を増強し、低血糖症状があらわれることがある。併用する場合には相手薬剤の作用増強及び血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害し、本剤の作用を増強する。本剤が相手薬剤の肝代謝を阻害し、相手薬剤の作用を増強する。抗リウマチ剤オーラノフィン動物実験でオーラノフィンの急性毒性を増強したとの報告があるので、併用に注意すること。機序は不明である。抗リウマチ剤レフルノミド本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の活性代謝物が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。抗腫瘍剤アザチオプリンメルカプトプリン本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。なお、相手薬剤が本剤の作用を増強したとの報告もある。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。本剤の作用増強については、機序不明である。抗腫瘍剤タモキシフェンクエン酸塩トレミフェンクエン酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。抗腫瘍剤ゲフィチニブ本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗腫瘍剤エルロチニブ塩酸塩INR増加、胃腸出血等の報告があるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗腫瘍剤フルタミド本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗腫瘍剤フルオロウラシル系製剤及びその配合剤カペシタビン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。抗腫瘍剤フルオロウラシル系製剤及びその配合剤フルオロウラシルテガフールテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。また、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウムでは、併用中止後も、本剤の作用が遷延し、出血やINR上昇に至ったとの報告もあるので、十分注意すること。機序は不明である。抗腫瘍剤イマチニブメシル酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9を阻害する。アレルギー用薬トラニラスト本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。アレルギー用薬オザグレル塩酸塩水和物相互に出血傾向を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の血小板凝集抑制作用による。抗生物質製剤アミノグリコシド系本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。抗生物質製剤クロラムフェニコール系本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。抗生物質製剤セフェム系本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。抗生物質製剤テトラサイクリン系本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。抗生物質製剤ペニシリン系本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤の腸内細菌抑制作用によりビタミンK産生が抑制される。抗生物質製剤マクロライド系エリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。抗生物質製剤マクロライド系アジスロマイシンテリスロマイシン等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗結核薬リファンピシン本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。抗結核薬アミノサリチル酸類パラアミノサリチル酸カルシウム水和物等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗結核薬イソニアジド本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。化学療法剤キノロン系抗菌剤ナリジクス酸本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進する。化学療法剤キノロン系抗菌剤オフロキサシンシプロフロキサシンノルフロキサシンレボフロキサシン水和物等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。化学療法剤サルファ剤及びその配合剤スルファメトキサゾール・トリメトプリムサラゾスルファピリジン等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。抗真菌剤グリセオフルビン本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を誘導する。抗真菌剤アゾール系抗真菌剤イトラコナゾールフルコナゾールホスフルコナゾールボリコナゾールミコナゾール硝酸塩(膣坐剤・クリーム剤)等本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。抗HIV薬ネビラピン本剤の作用を変化させることがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP3Aに影響する。抗HIV薬サキナビルサキナビルメシル酸塩デラビルジンメシル酸塩ホスアンプレナビルカルシウム水和物本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。抗HIV薬アタザナビル硫酸塩本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗HIV薬リトナビルロピナビル・リトナビル配合剤本剤の作用を変化させることがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。抗原虫剤キニーネ塩酸塩水和物本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が肝の血液凝固因子合成を阻害する。抗原虫剤メトロニダゾール本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素を阻害する。その他の医薬品ボセンタン水和物本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9、CYP3A4を誘導する。その他の医薬品納豆菌含有製剤本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。納豆が本剤の抗凝固作用を減弱するとの報告がある。その他の医薬品インターフェロン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝代謝を阻害する。その他の医薬品ジスルフィラム本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝代謝を阻害する。その他の医薬品イプリフラボン本剤の作用を増強することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。機序は不明である。その他の医薬品レカネマブ(遺伝子組換え)相手薬投与中に脳出血を発現した場合、本剤が出血を助長するおそれがある。併用時には脳出血の副作用に注意すること。相手薬の副作用として脳出血の報告がある。併用により本剤が出血を助長する可能性がある。飲食物アルコール本剤の作用を減弱又は増強することがあるので、本剤服用中の飲酒には注意すること。アルコールの慢性的摂取により、本剤の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の作用を減弱する。アルコールによる肝機能の低下が本剤の作用を増強する。飲食物セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の作用を減弱することがあるので、併用する場合には血液凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。相手薬剤が本剤の肝薬物代謝酵素CYP2C9、CYP3A4を誘導する。飲食物ビタミンK含有食品納豆クロレラ食品青汁本剤の作用を減弱するので、左記食品を避けるよう、患者に十分説明すること。左記食品に含まれるビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。飲食物ビタミンK含有食品上記以外のビタミンK含有食品一時的に大量摂取すると本剤の作用を減弱することがあるので、患者に十分説明すること。左記食品に含まれるビタミンKが本剤のビタミンK依存性凝固因子生合成阻害作用と拮抗する。 副作用:重大な副作用 1: 出血(頻度不明)-脳出血等の臓器内出血、粘膜出血、皮下出血等を生じることがある。本剤の抗凝固作用を急速に減少する必要がある場合には投与を中止するとともに、ビタミンK製剤の投与を考慮すること。脳出血等の重篤な出血を発現した場合には、必要に応じて、プロトロンビン複合体の静注又は新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行うこと。これらの場合には血栓再発に対し十分注意すること。2: 皮膚壊死(頻度不明)-本剤投与開始による早期にプロテインC活性の急速な低下が原因で、一過性の過凝固状態となることがある。その結果、微小血栓を生じ皮膚壊死に至る可能性がある。投与前にプロテインC活性を確認することが望ましい。3: カルシフィラキシス(頻度不明)-周囲に有痛性紫斑を伴う有痛性皮膚潰瘍、皮下脂肪組織又は真皮の小~中動脈の石灰化を特徴とするカルシフィラキシスがあらわれ、敗血症に至ることがある。4: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)-AST、ALT、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。5: 急性腎障害(頻度不明)-経口抗凝固薬の投与後に急性腎障害があらわれることがある。本剤投与後の急性腎障害の中には、血尿や治療域を超えるINRを認めるもの、腎生検により尿細管内に赤血球円柱を多数認めるものが報告されている,。 副作用:その他副作用 過敏症 -発疹、瘙痒症、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、発熱肝 臓 -AST、ALTの上昇等消化器 -悪心・嘔吐、下痢皮 膚 -脱毛その他 -抗甲状腺作用 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0