薬剤詳細データ

一般名

【般】デフェラシロクス顆粒90mg

製品名

デフェラシロクス顆粒分包90mg「サンド」

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

デフェラシロクス顆粒分包90mg「サンド」

yj-code

3929008D1030

添付文書No

3929008D1030_1_03

改定年月

2024-02

第1版

一般名

デフェラシロクス顆粒

薬効分類名

鉄キレート剤


用法・用量

通常、デフェラシロクスとして12mg/kgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は18mg/kgを超えないこと。

効能・効果

輸血による慢性鉄過剰症(注射用鉄キレート剤治療が不適当な場合)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

アルミニウム含有制酸剤


両剤の作用が減弱する可能性がある。


本剤とキレートを形成する。


CYP3A4で代謝される薬剤


シクロスポリンシンバスタチンミダゾラム経口避妊薬等


これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とミダゾラム(経口投与、国内未承認の用法)を併用投与した場合、ミダゾラムのAUCが17%低下したとの報告がある。


本剤の弱いCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進されると考えられる。


レパグリニドトレプロスチニル


これらの薬剤のAUC及びCmaxが上昇し、これらの薬剤の副作用が発現するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠を反復投与後にレパグリニドを併用投与した場合、レパグリニドのAUCが131%、Cmaxが62%増加したとの報告がある。


本剤のCYP2C8阻害作用により、これらの薬剤の代謝が抑制されると考えられる。


テオフィリン


健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とテオフィリンを併用投与した場合、テオフィリンのAUCが84%上昇したとの報告がある。テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンの血中濃度を測定し、テオフィリンの用量を調節すること。


本剤のCYP1A2阻害作用により、テオフィリンの代謝が阻害されると考えられる。


UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)を強力に誘導する薬剤


リファンピシンフェニトインフェノバルビタールリトナビル等


健康成人にリファンピシンを反復投与後にデフェラシロクス懸濁用錠を併用投与した場合、デフェラシロクスのAUCが44%低下したとの報告がある。


これらの薬剤のUGT誘導作用により、本剤の代謝が促進されると考えられる。


消化管潰瘍を誘発する可能性のある薬剤


非ステロイド性消炎鎮痛剤副腎皮質ステロイド剤経口ビスホスホネート等


デフェラシロクス懸濁用錠投与中に消化管穿孔、胃潰瘍(多発性潰瘍)、十二指腸潰瘍、胃腸出血があらわれたとの報告がある。


胃腸刺激のリスクが高まる可能性がある。


抗凝血剤


胃腸出血があった場合、併用により出血が助長されたとの報告がある。


抗凝血剤の作用による。


コレスチラミン


健康成人においてデフェラシロクス懸濁用錠投与4時間及び10時間後にコレスチラミンを投与した場合、デフェラシロクスのAUCが45%低下したとの報告がある。


コレスチラミンの吸着作用により本剤の吸収が阻害されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-血管神経性浮腫、アナフィラキシー等の異常があらわれることがある。2: 急性腎障害(頻度不明)、腎尿細管障害(ファンコニー症候群、尿細管壊死)(0.1%~1%未満)

3: 肝炎(0.1%~1%未満)、肝不全(頻度不明)

-肝硬変や多臓器不全等を合併している患者で、肝不全が認められている。4: 消化管穿孔(頻度不明)、胃潰瘍(多発性潰瘍を含む)、十二指腸潰瘍、胃腸出血(いずれも0.1%~1%未満)

5: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

6: 聴力障害(難聴)(0.1%~1%未満)

7: 水晶体混濁(初期の白内障)(0.1%~1%未満)、視神経炎(0.01%~0.1%未満)

副作用:その他副作用


代謝及び栄養障害 -食欲不振
精神障害 -不安、睡眠障害
神経系障害 -頭痛-浮動性めまい
眼障害 -黄斑症
呼吸器系障害 -咽喉頭痛
胃腸障害 -下痢、便秘、嘔吐、悪心、腹痛、腹部膨満、消化不良-胃炎、急性膵炎-食道炎
肝胆道系障害 -臨床検査値異常(AST、ALT、γ-GTP、ALP、LDH、血中ビリルビンの増加)-胆石症
皮膚及び皮下組織障害 -発疹注)、そう痒症-色素沈着障害-白血球破砕性血管炎、蕁麻疹、脱毛症
腎及び尿路障害 -血中クレアチニン増加-蛋白尿
全身障害 -発熱、浮腫、疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 241,210 1,894 2,367 3,518 2,776 13,490 13,621 33,161 86,993 74,107 11,177 0
女性 225,587 3,557 1,395 1,561 6,163 7,158 14,219 46,243 61,507 73,888 11,771 0
合計 474,691 5,451 3,762 5,079 8,939 20,648 27,840 79,404 148,500 147,995 22,948 0
男性 241,210 1,894 2,367 3,518 2,776 13,490 13,621 33,161 86,993 74,107 11,177 0
女性 225,587 3,557 1,395 1,561 6,163 7,158 14,219 46,243 61,507 73,888 11,771 0
合計 474,691 5,451 3,762 5,079 8,939 20,648 27,840 79,404 148,500 147,995 22,948 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道30,330
東北29,144
関東153,503
中部66,523
近畿63,677
中国・四国67,102
九州63,278
合計474,691
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道30,330
北東北7,366
南東北18,366
北関東28,529
南関東124,974
甲信越15,047
北陸11,561
東海45,062
関西58,530
中国49,436
四国17,666
北九州31,449
南九州13,004
沖縄37,650
合計474,691
都道府県別
都道府県名 合計
北海道30,330
青森県2,545
岩手県3,412
宮城県10,739
秋田県4,821
山形県1,225
福島県6,402
茨城県15,289
栃木県6,882
群馬県6,358
埼玉県22,690
千葉県22,964
東京都47,602
神奈川県31,718
新潟県7,024
富山県5,210
石川県5,306
福井県1,045
山梨県3,547
長野県4,476
岐阜県6,683
静岡県19,817
愛知県13,415
三重県5,147
滋賀県5,319
京都府5,432
大阪府31,054
兵庫県16,725
奈良県0
和歌山県0
鳥取県4,208
島根県3,864
岡山県2,512
広島県28,482
山口県10,370
徳島県2,584
香川県2,242
愛媛県9,526
高知県3,314
福岡県16,120
佐賀県1,318
長崎県3,158
熊本県7,255
大分県3,598
宮崎県5,645
鹿児島県7,359
沖縄県18,825
合計474,691
更新予告まとめ