薬剤詳細データ

一般名

アロプリノール錠

製品名

アロプリノール錠50mg「TCK」

薬効名

高尿酸血症治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アロプリノール錠50mg「TCK」

yj-code

3943001F2310

添付文書No

3943001F1659_1_04

改定年月

2024-01

第1版

一般名

アロプリノール錠

薬効分類名

高尿酸血症治療剤


用法・用量

通常、成人は1日量アロプリノールとして200~300mgを2~3回に分けて食後に経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記の場合における高尿酸血症の是正痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

次の医薬品の代謝又は排泄を阻害するとの報告がある。


メルカプトプリン水和物アザチオプリン


骨髄抑制等の副作用を増強する。これらの薬剤の用量を1/3~1/4に減量すること。


本剤がアザチオプリンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害する。その結果6-メルカプトプリンの血中濃度が上昇する。


ビダラビン


ビダラビンの作用を増強し、幻覚、振戦、神経障害等が発現したとの報告がある。副作用の発現に注意すること。


本剤がビダラビンの代謝を抑制し、ビダラビンの作用を増強すると報告されている。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム


クマリン系抗凝血剤の作用を増強するとの報告がある。凝固能の変動に注意し、クマリン系抗凝血剤の投与量の減量あるいは投与間隔の延長を考慮すること。


本剤による肝代謝酵素活性の低下作用により、クマリン系抗凝血剤の代謝を阻害するためクマリン系抗凝血剤の半減期が延長すると報告されている。


クロルプロパミド


クロルプロパミドの作用を増強する。血糖値の変動に注意し、クロルプロパミドの投与量の減量あるいは投与間隔の延長を考慮すること。


尿細管分泌の競合によりクロルプロパミドの半減期が延長すると報告されている。


シクロホスファミド水和物


骨髄抑制が発現したとの報告がある。定期的に血液検査を行い、白血球減少等の副作用の発現に注意すること。


本剤又は本剤の代謝物がシクロホスファミドの肝代謝を阻害する、又は、シクロホスファミド腎排泄を競合阻害すると報告されている。


シクロスポリン


シクロスポリンの血中濃度が上昇し、腎機能低下が発現したとの報告がある。シクロスポリンの投与量に注意すること。


本剤がシクロスポリンの肝代謝を阻害するためシクロスポリンの血中濃度が上昇すると報告されている。


フェニトイン


フェニトインの血中濃度が上昇し、嗜眠が発現したとの報告がある。フェニトインの投与量に注意すること。


本剤がフェニトインの肝代謝を阻害するためフェニトインの血中濃度が上昇すると報告されている。


キサンチン系薬剤


テオフィリン等


キサンチン系薬剤(テオフィリン等)の血中濃度が上昇する。キサンチン系薬剤の投与量に注意すること。


本剤がテオフィリンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇すると報告されている。


ジダノシン


健康成人及びHIV患者において、ジダノシンのCmax及びAUCが2倍に上昇したとの報告がある。ジダノシンの投与量に注意すること。なお、ジダノシンの半減期には影響は見られていない。


本剤がジダノシンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害するため、ジダノシンの血中濃度が上昇すると考えられる。


次の医薬品との併用により過敏反応を発現するとの報告がある。患者の状態を注意深く観察し、発熱を伴う皮疹等の過敏症状が発現した場合には直ちに両剤の投与を中止すること。


ペントスタチン


重症の過敏反応(過敏性血管炎)が発現したとの報告がある。


機序は不明である。


カプトプリル


過敏症状(Stevens-Johnson症候群、関節痛等)が発現したとの報告がある。


機序は不明である。特に腎障害のある患者では注意すること。


ヒドロクロロチアジド


重症の過敏反応(悪寒、全身性の皮疹等)が発現したとの報告がある。


機序は不明である。


アンピシリン


発疹の発現が増加するとの報告がある。


機序は不明であるが、本剤又は高尿酸血症によりアンピシリンの過敏反応が増強される可能性が報告されている。


副作用:重大な副作用

1: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剝脱性皮膚炎等の重篤な皮膚障害又は過敏性血管炎(いずれも頻度不明)

-特に肝障害又は腎機能異常を伴うときは、重篤な転帰をたどることがある。従って、発熱、発疹等が認められた場合には、直ちに投与を中止し、再投与しないこと。また、ステロイド剤の投与等適切な処置を行うこと。,2: 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、更にリンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、肝機能障害等の臓器障害を伴う遅発性の重篤な過敏症状 があらわれることがある。また、1型糖尿病(劇症1型糖尿病を含む)を発症し、ケトアシドーシスに至った例も報告されている。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化したり、脳炎等の中枢神経症状があらわれたりすることがあるので注意すること。3: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

4: 再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(いずれも頻度不明)

5: 劇症肝炎等の重篤な肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

6: 腎不全、腎不全の増悪、間質性腎炎を含む腎障害(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状があらわれた場合には、速やかに胸部X線等の検査を実施すること。8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等の症状があらわれることがある。9: 無菌性髄膜炎(頻度不明)

-項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐又は意識障害等の症状を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。なお、本剤投与後数時間で発症した例も報告されている。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-瘙痒、関節痛
血液 -貧血-白血球減少、紫斑、好酸球増多、リンパ節症
腎臓 -腎機能異常
消化器 -食欲不振、胃部不快感、軟便、下痢-口内炎
全身症状 -全身倦怠感-浮腫-脱力感
その他 -脱毛-CK上昇、味覚障害、女性化乳房、末梢神経障害

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
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更新予告まとめ