薬剤詳細データ

一般名

【般】グリベンクラミド錠1.25mg

製品名

オイグルコン錠1.25mg

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

オイグルコン錠1.25mg

yj-code

3961003F1028

添付文書No

3961003F1028_4_02

改定年月

2021-01

第1版

一般名

グリベンクラミド

薬効分類名

経口血糖降下剤


用法・用量

通常、1日量グリベンクラミドとして1.25mg~2.5mgを経口投与し、必要に応じ適宜増量して維持量を決定する。ただし、1日最高投与量は10mgとする。投与方法は、原則として1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後に経口投与する。

効能・効果

インスリン非依存型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)

相互作用:併用禁忌

ボセンタン水和物


(トラクリア)


本剤との併用により、肝酵素値上昇の発現率が増加したとの報告がある。


本剤及びボセンタン水和物は胆汁酸塩の排泄を阻害し、肝細胞内に胆汁酸塩の蓄積をもたらす。


相互作用:併用注意

血糖降下作用を増強する薬剤


糖尿病用薬


インスリン製剤ビグアナイド系薬剤 チアゾリジン系薬剤α-グルコシダーゼ阻害剤 DPP-4阻害薬 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血糖降下作用が増強される。


プロベネシド


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


腎排泄抑制


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制


サリチル酸剤


アスピリンサザピリン 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用


プロピオン酸系消炎剤


ナプロキセンロキソプロフェンナトリウム水和物 等


アリール酢酸系消炎剤


アンフェナクナトリウム水和物ナブメトン 等


オキシカム系消炎剤


ロルノキシカム 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


フィブラート系薬剤


ベザフィブラートクロフィブラート 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制


β-遮断剤


プロプラノロールメトプロロール 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制


シベンゾリンコハク酸塩ジソピラミドピルメノール塩酸塩水和物


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進が考えられている。


モノアミン酸化酵素阻害剤


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進、糖新生抑制


クラリスロマイシン


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明左記薬剤が本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。


サルファ剤


スルファメトキサゾールスルファジメトキシン 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制


クロラムフェニコール


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩ミノサイクリン塩酸塩 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン感受性促進


シプロフロキサシンレボフロキサシン水和物


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明


アゾール系抗真菌剤


ミコナゾールフルコナゾール 等


血糖降下作用の増強による低血糖症状が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制、血中蛋白との結合抑制


血糖降下作用を減弱する薬剤


アドレナリン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進


副腎皮質ホルモン製剤


コルチゾン酢酸エステルヒドロコルチゾン 等


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下


甲状腺ホルモン製剤


レボチロキシンナトリウム水和物乾燥甲状腺 等


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


腸管でのブドウ糖吸収促進、グルカゴンの分泌促進、カテコラミンの作用増強、肝臓での糖新生促進


卵胞ホルモン製剤


エストラジオール安息香酸エステルエストリオール 等


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられている。


利尿剤


トリクロルメチアジドフロセミド 等


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


インスリン分泌の抑制、末梢組織でのインスリン感受性の低下


ピラジナミド


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


イソニアジド


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


糖質代謝の障害による、血中ブドウ糖濃度上昇及び糖耐性障害


リファンピシン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


肝代謝促進


ニコチン酸


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジンフルフェナジンマレイン酸塩 等


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離


フェニトイン


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


インスリンの分泌阻害


ブセレリン酢酸塩


血糖降下作用の減弱による高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。


機序不明ブセレリン酢酸塩投与により、インスリン非依存型糖尿病患者が依存型になったとの報告が海外である。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(8.9%)

-低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)があらわれることがある。なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。また、本剤の投与により低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース等)との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、低血糖は投与中止後、臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある。,,,,,,,,,,,,,2: 無顆粒球症、溶血性貧血(いずれも頻度不明)

3: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST・ALT・γ-GTPの上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

副作用:その他副作用


血液 -血小板減少、白血球減少
肝臓 -AST・ALTの上昇
消化器 -下痢、胃部膨満感、便秘、悪心、食欲不振、心窩部痛
過敏症 -そう痒感-発疹、光線過敏症
精神神経系 -めまい、けん怠感、眠気
その他 -脱毛-流涙、視力低下、浮腫、アルコール耐性低下

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,253,885 0 1,535 0 7,581 28,685 104,018 228,565 502,360 335,503 45,638 0
女性 939,333 1,818 0 1,184 5,922 21,576 44,512 110,876 372,464 316,966 65,833 0
合計 2,198,082 1,818 1,535 1,184 13,503 50,261 148,530 339,441 874,824 652,469 111,471 0
男性 1,253,885 0 1,535 0 7,581 28,685 104,018 228,565 502,360 335,503 45,638 0
女性 939,333 1,818 0 1,184 5,922 21,576 44,512 110,876 372,464 316,966 65,833 0
合計 2,198,082 1,818 1,535 1,184 13,503 50,261 148,530 339,441 874,824 652,469 111,471 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道104,199
東北197,751
関東936,673
中部311,854
近畿357,009
中国・四国124,486
九州166,110
合計2,198,082
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道104,199
北東北54,438
南東北114,787
北関東220,487
南関東716,186
甲信越93,648
北陸13,508
東海222,250
関西339,457
中国101,779
四国22,707
北九州144,825
南九州18,240
沖縄6,090
合計2,198,082
都道府県別
都道府県名 合計
北海道104,199
青森県18,466
岩手県28,526
宮城県77,605
秋田県35,972
山形県10,832
福島県26,350
茨城県69,750
栃木県107,705
群馬県43,032
埼玉県149,806
千葉県95,765
東京都298,409
神奈川県172,206
新潟県40,486
富山県8,560
石川県1,128
福井県3,820
山梨県14,054
長野県39,108
岐阜県20,114
静岡県67,835
愛知県116,749
三重県17,552
滋賀県16,215
京都府14,760
大阪府108,026
兵庫県134,856
奈良県22,162
和歌山県43,438
鳥取県11,380
島根県7,450
岡山県14,951
広島県34,332
山口県33,666
徳島県4,720
香川県3,874
愛媛県11,785
高知県2,328
福岡県84,110
佐賀県14,025
長崎県14,564
熊本県15,498
大分県16,628
宮崎県7,130
鹿児島県11,110
沖縄県3,045
合計2,198,082
更新予告まとめ