薬剤詳細データ

一般名

ナテグリニド錠

製品名

スターシス錠30mg

薬効名

糖尿病用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

スターシス錠30mg

yj-code

3969006F1020

添付文書No

3969006F1020_1_25

改定年月

2019-12

一般名

ナテグリニド錠

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進薬


用法・用量

通常、成人にはナテグリニドとして1回90mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mgまで増量することができる。

効能・効果

2型糖尿病における食後血糖推移の改善 ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。 ①食事療法・運動療法のみ ②食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用 ③食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用 ④食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤ビグアナイド系薬剤α-グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。


アルドース還元酵素阻害剤


エパルレスタット


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


in vitro試験結果から、エパルレスタットとの併用により、本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍に上昇する可能性が報告されている。


ピラゾロン系消炎剤


スルピリン水和物 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、腎排泄抑制、肝代謝抑制による。


サリチル酸製剤


アスピリン 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸製剤の血糖降下作用による。


フィブラート系薬剤


クロフィブラートベザフィブラート 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。


ミコナゾールフルコナゾールホスフルコナゾール


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制による。


プロベネシド


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


腎排泄抑制による。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


肝代謝抑制による。


サルファ剤


スルファメトキサゾール 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。


クロラムフェニコール


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


肝代謝抑制による。


β-遮断剤


プロプラノロール塩酸塩 等


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩ミノサイクリン塩酸塩 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


インスリン感受性促進による。


アドレナリン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。


ニコチン酸


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝でのブドウ糖の同化抑制による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。


イソニアジド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。


ピラジナミド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン塩酸塩 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離による。


利尿剤


チアジド系クロルタリドン 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。


フェニトイン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン分泌を直接抑制する。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺 等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。


血糖コントロール条件が変わることがある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(0.1~5%未満)

-低血糖及び低血糖症状(空腹感、冷汗、めまい、ふらつき、動悸、脱力感、気分不良、ふるえ、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,,,2: 肝機能障害、黄疸(各0.1%未満)

3: 心筋梗塞(頻度不明)

-外国において本剤投与例に心筋梗塞の発症が報告されている。4: 突然死(頻度不明)

-外国において本剤投与例に原因不明の突然死が報告されている。

副作用:その他副作用


代謝 -乳酸上昇、ピルビン酸上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇
消化器 -嘔気、放屁増加、腹部膨満感、胃もたれ感、腹痛、便秘、下痢-嘔吐、軟便-舌炎、口内炎、口渇
過敏症 -発疹、そう痒感-じん麻疹、多形紅斑
肝臓 -肝機能異常(γ-GTP上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇等)
腎臓 -腎機能障害
血液 -貧血、白血球減少、血小板減少
その他 -頭痛、動悸、めまい、倦怠感、体重増加、浮腫(顔面、下肢等)-胸部圧迫感、味覚異常、眠気、頻尿、ほてり、 熱感-勃起障害、筋痙攣、かすみ目

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 837,035 0 0 0 6,617 15,133 51,807 120,715 337,211 269,483 36,069 0
女性 793,802 0 0 0 2,850 5,260 27,632 96,935 288,279 305,276 66,268 1,302
合計 1,632,288 0 0 0 9,467 20,393 79,439 217,650 625,490 574,759 102,337 1,302
男性 837,035 0 0 0 6,617 15,133 51,807 120,715 337,211 269,483 36,069 0
女性 793,802 0 0 0 2,850 5,260 27,632 96,935 288,279 305,276 66,268 1,302
合計 1,632,288 0 0 0 9,467 20,393 79,439 217,650 625,490 574,759 102,337 1,302
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道68,813
東北186,097
関東577,796
中部232,362
近畿164,461
中国・四国236,487
九州166,271
合計1,632,288
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道68,813
北東北41,108
南東北117,508
北関東63,514
南関東514,282
甲信越70,869
北陸24,310
東海154,173
関西147,471
中国174,932
四国61,555
北九州113,775
南九州18,154
沖縄68,684
合計1,632,288
都道府県別
都道府県名 合計
北海道68,813
青森県22,219
岩手県27,481
宮城県64,273
秋田県18,889
山形県10,365
福島県42,870
茨城県33,129
栃木県21,230
群馬県9,155
埼玉県98,690
千葉県67,880
東京都175,523
神奈川県172,189
新潟県26,294
富山県6,923
石川県5,010
福井県12,377
山梨県27,246
長野県17,329
岐阜県34,358
静岡県49,663
愛知県53,162
三重県16,990
滋賀県18,769
京都府6,282
大阪府60,706
兵庫県48,387
奈良県6,149
和歌山県7,178
鳥取県22,269
島根県16,653
岡山県43,854
広島県54,922
山口県37,234
徳島県6,877
香川県24,808
愛媛県20,960
高知県8,910
福岡県56,117
佐賀県4,296
長崎県16,732
熊本県25,246
大分県11,384
宮崎県10,532
鹿児島県7,622
沖縄県34,342
合計1,632,288
更新予告まとめ