薬剤詳細データ

一般名

ウパダシチニブ水和物

製品名

リンヴォック錠30mg

薬効名

他に分類されない代謝性医薬品

添付文書(抜粋)

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薬剤名

リンヴォック錠30mg

yj-code

3999048G3020

添付文書No

3999048G2024_1_16

改定年月

2024-09

第14版

一般名

ウパダシチニブ水和物

薬効分類名

ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤


用法・用量

〈関節リウマチ〉 通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて7.5mgを1日1回投与することができる。 〈乾癬性関節炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎〉 通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。 〈アトピー性皮膚炎〉 通常、成人及び12歳以上かつ体重30kg以上の小児にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。 〈潰瘍性大腸炎〉 導入療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして45mgを1日1回8週間経口投与する。なお、効果不十分な場合はさらに8週間投与することができる。維持療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。 〈クローン病〉 導入療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして45mgを1日1回12週間経口投与する。維持療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。

効能・効果

既存治療で効果不十分な下記疾患 関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む) 乾癬性関節炎 X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎 強直性脊椎炎 アトピー性皮膚炎注) 中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る) 中等症から重症の活動期クローン病の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る) 注)最適使用推進ガイドライン対象

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

CYP3Aを強く阻害する薬剤


イトラコナゾールリトナビルクラリスロマイシン等


グレープフルーツ


,,,


本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。これらを長期間併用する場合は副作用の発現等に注意すること。


CYP3A阻害作用により本剤のクリアランスが低下するため。


CYP3Aを強く誘導する薬剤


リファンピシンカルバマゼピンフェニトイン等


セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の血中濃度が低下し、効果減弱のおそれがある。併用する場合は疾患活動性の変化をモニタリングすること。


CYP3A誘導作用により本剤のクリアランスが増加するため。


副作用:重大な副作用

1: 感染症

-帯状疱疹(4.9%)、肺炎(1.1%)、結核(頻度不明)等の重篤な感染症(日和見感染症を含む)があらわれ、致死的な経過をたどるおそれがある。本剤投与中に重篤な感染症を発現した場合は、感染症がコントロールできるようになるまでは投与を中止すること。,,,,,,,,,,,,,,,,,,2: 消化管穿孔(0.1%未満)

-異常が認められた場合には投与を中止するとともに、腹部X線、CT等の検査を実施するなど十分に観察し、適切な処置を行うこと。3: 好中球減少(2.9%)、リンパ球減少(1.7%)、ヘモグロビン減少(0.5%)

-好中球数:本剤投与開始後、1000/mm3未満になった場合には、1000/mm3以上となるまで本剤の投与を中断すること。リンパ球数:本剤投与開始後、500/mm3未満になった場合には、500/mm3以上となるまで本剤の投与を中断すること。ヘモグロビン値:本剤投与開始後、8g/dL未満になった場合には、8g/dL以上となるまで本剤の投与を中断すること。,,,4: 肝機能障害

-ALT上昇(2.9%)、AST上昇(2.3%)等の肝機能障害があらわれるおそれがある。5: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状に十分に注意し、異常が認められた場合には、速やかに胸部X線検査、胸部CT検査及び血液ガス検査等を実施し、本剤の投与を中止するとともにニューモシスチス肺炎との鑑別診断(β-Dグルカンの測定等)を考慮に入れ適切な処置を行うこと。6: 静脈血栓塞栓症

-肺塞栓症(0.1%)及び深部静脈血栓症(0.1%未満)があらわれることがある。7: 重篤な過敏症

-アナフィラキシー(頻度不明)及び血管浮腫(0.1%未満)があらわれるおそれがある。

副作用:その他副作用


消化器 -悪心、腹痛(上腹部痛を含む)
呼吸器 -咳嗽
感染症 -上気道感染(急性副鼻腔炎、喉頭炎、ウイルス性喉頭炎、上咽頭炎、口腔咽頭痛、咽頭膿瘍、咽頭炎、レンサ球菌性咽頭炎、咽頭扁桃炎、気道感染、ウイルス性気道感染、鼻炎、鼻喉頭炎、副鼻腔炎、扁桃炎、細菌性扁桃炎、ウイルス性咽頭炎、ウイルス性上気道感染を含む)-気管支炎(ウイルス性気管支炎、細菌性気管支炎、気管気管支炎を含む)、単純ヘルペス(陰部ヘルペス、陰部単純ヘルペス、ヘルペス性皮膚炎、ヘルペス眼感染、鼻ヘルペス、眼部単純ヘルペス、ヘルペスウイルス感染、口腔ヘルペスを含む)、インフルエンザ、毛包炎-口腔カンジダ症
皮膚及び皮下組織 -ざ瘡(嚢胞性ざ瘡、ざ瘡様皮膚炎を含む)、発疹(紅斑性皮疹、毛孔性皮疹、斑状皮疹、斑状丘疹状皮疹、丘疹性皮疹、そう痒性皮疹、膿疱性皮疹を含む)-蕁麻疹、皮膚有棘細胞癌、基底細胞癌、皮膚乳頭腫
神経系障害 -頭痛
一般・全身障害及び投与部位の状態 -発熱、疲労
臨床検査値 -CK上昇、高コレステロール血症(血中コレステロール増加を含む)、高脂血症(脂質異常症、低比重リポ蛋白増加を含む)-高トリグリセリド血症、体重増加

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 86,468 0 11,032 19,063 19,519 20,562 11,675 4,617 0 0 0 0
女性 36,564 0 4,047 6,915 7,771 10,581 6,053 1,197 0 0 0 0
合計 125,601 0 15,079 25,978 27,290 31,143 17,728 5,814 0 0 0 0
男性 86,468 0 11,032 19,063 19,519 20,562 11,675 4,617 0 0 0 0
女性 36,564 0 4,047 6,915 7,771 10,581 6,053 1,197 0 0 0 0
合計 125,601 0 15,079 25,978 27,290 31,143 17,728 5,814 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道10,106
東北8,403
関東54,438
中部14,517
近畿13,757
中国・四国8,393
九州5,324
合計125,601
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道10,106
北東北2,274
南東北6,129
北関東5,248
南関東49,190
甲信越0
北陸0
東海16,303
関西11,971
中国3,132
四国5,261
北九州5,324
南九州0
沖縄0
合計125,601
都道府県別
都道府県名 合計
北海道10,106
青森県0
岩手県0
宮城県4,345
秋田県2,274
山形県0
福島県1,784
茨城県3,618
栃木県1,630
群馬県0
埼玉県10,543
千葉県10,558
東京都16,766
神奈川県11,323
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県4,147
愛知県10,370
三重県1,786
滋賀県0
京都府1,027
大阪府9,599
兵庫県1,345
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県1,738
広島県0
山口県1,394
徳島県0
香川県5,261
愛媛県0
高知県0
福岡県4,195
佐賀県0
長崎県1,129
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計125,601
更新予告まとめ