薬剤名

ニドラン注射用50mg

yj-code

4219400D2025

添付文書No

4219400D1029_3_02

改定年月

2023-07

版

第1版

一般名

ニムスチン塩酸塩

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤

用法・用量

通常、下記用量を本剤5mgあたり日本薬局方注射用水1mLに溶解し、静脈内又は動脈内に投与する。〇ニムスチン塩酸塩として2～3mg/kgを1回投与し、投与後末梢血液所見により4～6週間休薬する。〇ニムスチン塩酸塩として1回2mg/kgを1週間隔で2～3週投与し、投与後末梢血液所見により4～6週間休薬する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患の自覚的ならびに他覚的症状の寛解脳腫瘍、消化器癌（胃癌、肝臓癌、結腸・直腸癌）、肺癌、悪性リンパ腫、慢性白血病

相互作用：併用禁忌

相互作用：併用注意

他の抗悪性腫瘍剤放射線照射


骨髄抑制等の作用が増強することがある。患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。


抗悪性腫瘍剤及び放射線照射の一般的な副作用として骨髄抑制がみられる。

副作用：重大な副作用

1: 骨髄抑制、汎血球減少（いずれも頻度不明）

－白血球減少、血小板減少、貧血、出血傾向等があらわれることがある。,,2: 間質性肺炎、肺線維症（いずれも頻度不明）

副作用：その他副作用

過敏症 －発疹
肝臓 －肝機能異常（AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇等）
腎臓 －BUN上昇、蛋白尿
消化器 －食欲不振、嘔吐、嘔気－悪心－下痢、口内炎
皮膚 －脱毛
その他 －全身倦怠感、発熱－頭痛、低蛋白血症、めまい、痙攣