薬剤詳細データ 一般名 エピルビシン塩酸塩 製品名 エピルビシン塩酸塩注射用10mg「NK」 薬効名 抗腫瘍性抗生物質製剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 エピルビシン塩酸塩注射用10mg「NK」 yj-code 4235404D1063 添付文書No 4235404D1063_7_02 改定年月 2024-07 版 第2版 一般名 エピルビシン塩酸塩 薬効分類名 抗腫瘍性抗生物質製剤 用法・用量 〈急性白血病〉 エピルビシン塩酸塩として15mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回5~7日間連日静脈内に投与し3週間休薬する。これを1クールとし、必要に応じて2~3クール反復する。 〈悪性リンパ腫〉 エピルビシン塩酸塩として40~60mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与し3~4週休薬する。これを1クールとし、通常3~4クール反復する。 〈乳癌、卵巣癌、胃癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍)〉 エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与し3~4週休薬する。これを1クールとし、通常3~4クール反復する。 〈肝癌〉 エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、肝動脈内に挿入されたカテーテルより、1日1回肝動脈内に投与し3~4週休薬する。これを1クールとし、通常3~4クール反復する。 〈膀胱癌(表在性膀胱癌に限る)〉 エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)を30mLの日局生理食塩液に溶解し、1日1回3日間連日膀胱腔内に注入し4日間休薬する。これを1クールとし、通常2~4クール反復する。注入に際しては、ネラトンカテーテルで導尿し十分に膀胱腔内を空にした後、同カテーテルよりエピルビシン塩酸塩溶液を注入し、1~2時間膀胱腔内に把持する。なお投与量は年齢、症状、副作用により、適宜増減する。 〈乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〉 シクロホスファミド水和物との併用において、標準的なエピルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、エピルビシン塩酸塩として100mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与後、20日間休薬する。これを1クールとし、通常4~6クール反復する。 シクロホスファミド水和物、フルオロウラシルとの併用において、標準的なエピルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、エピルビシン塩酸塩として100mg(力価)/m2(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与後、20日間休薬する。これを1クールとし、通常4~6クール反復する。 なお、投与量は年齢、症状により適宜減量する。 〈肝癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)〉 エピルビシン塩酸塩として10mg(力価)に対し、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルを0.5~2mLの割合で加え、肝動脈内に挿入されたカテーテルより肝動脈内に投与する。本剤の投与量は、1日60mg(力価)/m2(体表面積)とするが、患者の状態により適宜増減し、腫瘍血管に乳濁液が充満した時点で終了すること。 効能・効果 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解 急性白血病、悪性リンパ腫、乳癌、卵巣癌、胃癌、肝癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍) 以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法 乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法) 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 潜在的に心毒性を有する抗悪性腫瘍剤アントラサイクリン系薬剤等,これらの薬剤が過去に投与されている場合、あるいは併用療法を行う場合は、心筋障害が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。心筋に対する蓄積毒性が増強される。投与前の心臓部あるいは縦隔への放射線照射心筋障害が増強するおそれがあるので、患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。心筋に対する蓄積毒性が増強される。抗悪性腫瘍剤骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがあるので、併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。ともに骨髄抑制作用を有する。抗悪性腫瘍剤二次性白血病、骨髄異形成症候群(MDS)が発生することがあるので、本剤の投与終了後も長期にわたり注意すること。機序は不明である。放射線照射骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがあるので、併用療法を行う場合には、患者の状態を観察しながら、減量するなど用量に注意すること。ともに骨髄抑制作用を有する。パクリタキセル本剤投与前にパクリタキセルを投与すると、骨髄抑制等の副作用が増強されるおそれがあるので、併用する場合は、パクリタキセルの前に本剤を投与すること。本剤投与前にパクリタキセルを投与すると、本剤の未変化体の血漿中濃度が上昇する。シメチジンシメチジンが本剤のAUCを増加させる。シメチジンが本剤の代謝酵素であるP450を阻害する。 副作用:重大な副作用 1: 心筋障害(0.1%)-心筋障害、更にうっ血性心不全等の症状があらわれることがある。,,,2: 骨髄抑制(頻度不明)-汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、出血傾向があらわれることがある。なお、高度な骨髄抑制により致命的な感染症(敗血症)や消化管出血があらわれることがある。3: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-血圧低下、呼吸困難、発赤、意識低下等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。4: 間質性肺炎(頻度不明)-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 副作用:その他副作用 心臓 -心電図異常、不整脈、頻脈-胸痛過敏症 -発疹-紅斑、発赤-蕁麻疹肝臓 -肝機能異常(AST・ALT上昇等)腎臓 -腎機能異常(BUN上昇等)消化器 -悪心・嘔吐、食欲不振-口内炎、下痢、腹痛-食道炎、胃炎皮膚 -高度の脱毛-色素沈着、そう痒症-肝動脈内投与時の発赤、紅斑、びらん、潰瘍等の皮膚障害、皮膚壊死精神神経系 -倦怠感-しびれ、疼痛、頭痛-耳痛・耳鳴、不眠、意識障害、知覚異常(口腔内異和感)泌尿器 -頻尿・排尿痛・膀胱炎・血尿等の膀胱刺激症状-頻尿、血尿呼吸器 -呼吸困難、気胸・血胸注射部位 -静脈内投与による血管痛、静脈炎、血栓その他 -発熱-悪寒、顔面浮腫、血圧低下-ほてり 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0