薬剤詳細データ 一般名 エベロリムス 製品名 アフィニトール分散錠2mg 薬効名 抗悪性腫瘍剤(mTOR阻害剤) エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 アフィニトール分散錠2mg yj-code 4291023X1026 添付文書No 4291023X1026_1_16 改定年月 2023-01 版 第2版 一般名 エベロリムス 薬効分類名 抗悪性腫瘍剤(mTOR阻害剤) 用法・用量 成人の結節性硬化症に伴う腎血管筋脂肪腫の場合通常、エベロリムスとして10mgを1日1回、用時、水に分散して経口投与する。なお、患者の状態やトラフ濃度により適宜増減する。上記以外の場合通常、エベロリムスとして3.0mg/m2を1日1回、用時、水に分散して経口投与する。なお、患者の状態やトラフ濃度により適宜増減する。 効能・効果 結節性硬化症 相互作用:併用禁忌 生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。 相互作用:併用注意 リファンピシンリファブチン本剤の血中濃度が低下することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。やむを得ず併用する場合には、本剤の有効性が減弱する可能性があることを考慮すること。これらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。抗てんかん剤フェノバルビタールフェニトインカルバマゼピン等抗HIV剤エファビレンツネビラピン等副腎皮質ホルモン剤デキサメタゾンプレドニゾロン等本剤の血中濃度が低下するおそれがある。併用する場合には、本剤の有効性が減弱する可能性があることを考慮すること。これらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。アゾール系抗真菌イトラコナゾールボリコナゾールフルコナゾール等本剤の血中濃度が上昇することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。やむを得ず併用する場合には、本剤を減量することを考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。代謝酵素(CYP3A4等)の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。マクロライド系抗生物質エリスロマイシンクラリスロマイシン等カルシウム拮抗剤ベラパミルニカルジピンジルチアゼム等HIVプロテアーゼ阻害剤ネルフィナビルインジナビルホスアンプレナビルリトナビル等本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。併用する場合には、本剤を減量することを考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。代謝酵素(CYP3A4等)の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル本剤のAUCが27倍、Cmaxが4.7倍に上昇したとの報告がある。やむを得ない場合を除き併用は避けること。やむを得ず併用する場合には、本剤を減量することを考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。リトナビルのCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。不活化ワクチン不活化インフルエンザワクチン等ワクチンの効果が得られないおそれがある。免疫抑制作用によってワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウの代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。グレープフルーツジュース本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤服用時は飲食を避けること。グレープフルーツジュースが腸管の代謝酵素を阻害することによると考えられる。シクロスポリン本剤のバイオアベイラビリティが有意に増加したとの報告がある。併用する場合には、本剤を減量することを考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。代謝酵素(CYP3A4等)の競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。ミダゾラム(経口剤:国内未販売)等ミダゾラム(経口剤:国内未販売)との併用により、ミダゾラムのCmaxが25%、AUCが30%上昇したとの報告がある。本剤がCYP3A4の基質となる薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。 副作用:重大な副作用 1: 間質性肺疾患(11.6%)-間質性肺疾患(肺臓炎、間質性肺炎、肺浸潤、胞隔炎、肺胞出血、肺毒性等を含む)があらわれることがあり、未回復のまま死亡に至った例が報告されている。咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状がみられた患者で、感染、腫瘍及びその他の医学的な原因が適切な検査で除外された場合には、間質性肺疾患の診断を考慮し、必要に応じて肺機能検査(肺拡散能力[DLCO]、酸素飽和度等)及び追加の画像検査を実施すること。,,,2: 感染症(28.9%)-細菌、真菌、ウイルスあるいは原虫による重篤な感染症(ニューモシスチス肺炎を含む肺炎、アスペルギルス症、カンジダ症、敗血症等)や日和見感染が発現又は悪化することがあり、死亡に至った症例が報告されている。また、B型肝炎ウイルスの再活性化により、肝不全に至り、死亡した症例が報告されている。さらに、結節性硬化症患者を対象とした臨床試験において、6歳未満の患者で感染症の頻度及び重篤度が高くなったとの報告がある。これらの感染症の診断がされた場合、直ちに本剤を休薬又は中止し、適切な処置を行うこと。侵襲性の全身性真菌感染の診断がされた場合、直ちに本剤の投与を中止し、適切な抗真菌剤を投与すること。この場合は、本剤の投与は再開しないこと。,,,3: 腎不全(0.9%)-重篤な腎障害があらわれることがあり、腎不全が急速に悪化した例も報告されている。4: 高血糖(8.6%)、糖尿病の発症又は増悪(2.7%)5: 貧血(14.1%)、ヘモグロビン減少(2.1%)、白血球減少(4.9%)、リンパ球減少(3.8%)、好中球減少(6.7%)、血小板減少(8.6%)-血小板減少が生じた結果、消化管出血等の出血に至った症例も報告されている。6: 口内炎(62.1%)-口内炎、口腔粘膜炎及び口腔内潰瘍等があらわれることがある。7: アナフィラキシー(頻度不明)-アナフィラキシー(呼吸困難、顔面紅潮、胸痛、血管浮腫等)があらわれることがある。8: 急性呼吸窮迫症候群(0.1%)-急速に進行する呼吸困難、低酸素症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: 肺塞栓症(0.3%)、深部静脈血栓症(0.2%)10: 悪性腫瘍(二次発癌)(0.1%未満)-悪性リンパ腫、リンパ増殖性疾患、悪性腫瘍(特に皮膚)があらわれることがある。11: 創傷治癒不良-創傷治癒不良(0.2%)や創傷治癒不良による創傷感染(0.1%)、瘢痕ヘルニア(頻度不明)、創離開(0.1%未満)等の合併症があらわれることがある。12: 進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明)-本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。13: BKウイルス腎症(頻度不明)14: 血栓性微小血管障害(頻度不明)-溶血性尿毒症症候群(HUS:血小板減少、溶血性貧血、腎不全を主徴とする)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)様症状(血小板減少、微小血管性溶血性貧血、腎機能障害、精神症状を主徴とする)等の血栓性微小血管障害があらわれることがある。15: 肺胞蛋白症(頻度不明)16: 心嚢液貯留(0.3%) 副作用:その他副作用 代謝・栄養 -食欲減退、高コレステロール血症-低リン酸血症、脱水、低カリウム血症、高トリグリセリド血症、高脂血症、低比重リポ蛋白(LDL)増加-鉄欠乏、低血糖症-血中カリウム増加精神・神経系 -味覚異常-頭痛、不眠症-激越、味覚消失、攻撃性、痙攣-―眼 -―-結膜炎-―-―心血管系 -―-高血圧-うっ血性心不全-―呼吸器 -咳嗽-鼻出血、呼吸困難-喀血、咽頭の炎症-―消化器 -下痢、悪心-嘔吐、口内乾燥、腹痛、消化不良、鼓腸、便秘、歯肉炎-胃腸潰瘍、嚥下障害、胃炎-―肝臓 -―-AST、ALT、γ-GTP、ALPの増加-血中ビリルビン増加-―皮膚 -発疹(紅斑、丘疹、斑状丘疹状皮疹、全身性皮疹、斑状皮疹)-そう痒症、皮膚乾燥、手足症候群、ざ瘡、爪の障害、ざ瘡様皮膚炎-血管浮腫-白血球破砕性血管炎筋骨格系 -―-関節痛-―-―腎臓・泌尿器 -―-血中クレアチニン増加、蛋白尿-昼間頻尿-―生殖器 -―-不規則月経、無月経-月経過多、月経遅延、男性性腺機能低下(テストステロン減少、黄体形成ホルモン増加、卵胞刺激ホルモン増加)、卵巣嚢胞、無精子症-―全身症状 -疲労、無力症、浮腫-体重減少、発熱、粘膜の炎症-胸痛、易刺激性、歩行障害-―その他 -―-LDH増加、出血(膣出血、網膜出血、メレナ、血尿等)注)-血中フィブリノーゲン減少、高クレアチン血症、APTT 延長、血中アルブミン減少-血中IgG減少 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0