薬剤詳細データ

一般名

ベキサロテン

製品名

タルグレチンカプセル75mg

薬効名

抗悪性腫瘍剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

タルグレチンカプセル75mg

yj-code

4291042M1022

添付文書No

4291042M1022_1_05

改定年月

2024-06

第2版

一般名

ベキサロテン

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤


用法・用量

通常、成人にはベキサロテンとして1日1回300mg/m2(体表面積)を食後経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

皮膚T細胞性リンパ腫 皮膚病変を有する成人T細胞白血病リンパ腫

相互作用:併用禁忌

ビタミンA製剤


チョコラA等


ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を発現するおそれがある。


本剤はビタミンAと同じレチノイドである。


相互作用:併用注意

CYP2C8阻害剤


ゲムフィブロジル(国内未承認)等


ゲムフィブロジルとの併用により本剤の血中トラフ濃度が約4倍上昇した。本剤の作用が増強するおそれがあるので、CYP2C8阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する際には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。


CYP2C8の阻害により本剤の代謝が阻害されると考えられる。


CYP3Aの基質


アトルバスタチン、シンバスタチン、ミダゾラム等


本剤との併用によりアトルバスタチンのAUCが約50%低下した。


本剤のCYP3A誘導作用により、併用薬剤の代謝が促進されると考えられる。


糖尿病用薬


インスリン、スルホニルウレア系薬剤、チアゾリジン系薬剤等


糖尿病用薬との併用により、低血糖を発現した例が認められている。


本剤が血糖降下作用を増強する可能性がある。


紫外線療法


PUVA療法、UVB療法等


NB-UVB療法との併用により、光線過敏症を発現した例が認められている。


本剤はin vitro試験(光溶血性試験及びヒスチジン光酸化反応)において光毒性が認められている。


副作用:重大な副作用

1: 脂質異常症

-高トリグリセリド血症(60.4%)、高コレステロール血症(47.9%)、脂質異常症(12.5%)があらわれることがある。2: 膵炎(頻度不明)

-膵炎があらわれることがあり、高トリグリセリド血症とともに急性膵炎を発現した例が報告されている。腹痛等の膵炎を示唆する症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。,3: 下垂体性甲状腺機能低下症、低血糖

-下垂体性甲状腺機能低下症(83.3%)、低血糖(頻度不明)等の内分泌障害があらわれることがある。内分泌障害により異常が認められた場合には、必要に応じて、内分泌障害の治療に十分な知識と経験を有する医師との連携のもとで適切な処置を行うこと。,4: 白血球減少症(16.7%)、好中球減少症(22.9%)、貧血(10.4%)

5: 肝不全、肝機能障害

-肝不全(頻度不明)、AST、ALT、総ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害(20.8%)があらわれることがある。6: 感染症

-肺炎(頻度不明)、敗血症(頻度不明)等の重篤な感染症があらわれることがある。7: 間質性肺疾患(頻度不明)

8: 血栓塞栓症

-肺塞栓症(頻度不明)、心筋梗塞(頻度不明)、脳血管発作(頻度不明)等があらわれることがある。9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋力低下、筋肉痛、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行うこと。10: 重度の皮膚障害

-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(2.1%)、薬疹(2.1%)等の重度の皮膚障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


代謝 -低HDLコレステロール血症、高カリウム血症、食欲減退、血中コレステロール増加、高尿酸血症、低アルブミン血症、高脂血症、低比重リポ蛋白増加-食欲不振、低蛋白血症
血液 -リンパ球数減少、血小板数増加、血小板増加症、活性化部分トロンボプラスチン時間延長-末梢性浮腫、骨髄機能不全、リンパ節症、白血球増加症、好酸球増加症
内分泌 -血中甲状腺刺激ホルモン減少、サイロキシン減少、遊離サイロキシン減少-甲状腺機能低下症
循環器 -洞性不整脈、深部静脈血栓症、心電図QT延長
胃腸障害 -悪心、嘔吐、腹痛、便秘、上腹部痛、下痢、血便排泄、口内炎、口腔粘膜剥脱、歯の異常感覚
皮膚 -そう痒症、ざ瘡、脱毛症、皮膚炎、皮膚乾燥、爪甲剥離症、光線過敏症 、皮脂欠乏症-発疹、皮膚障害、剥脱性皮膚炎、皮膚剥脱
腎臓 -腎機能障害、血中クレアチニン増加-血中尿素窒素増加
その他 -倦怠感-頭痛、味覚障害、片耳難聴、咳嗽、筋痙縮、不安、無感情、不眠症、白内障 、緑内障、虹彩毛様体炎、耳管開放、発声障害、鼻漏、喀痰増加、脂肪肝、背部痛、胸部不快感、状態悪化、顔面浮腫、浮腫、発熱、非心臓性胸痛、疾患前駆期、凍瘡-無力症、ホルモン値変動/ホルモン値異常、疼痛、感染/細菌感染、悪寒

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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