薬剤詳細データ

一般名

パニペネムベタミプロン

製品名

カルベニン点滴用0.5g

薬効名

カルバペネム系抗生物質製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

カルベニン点滴用0.5g

yj-code

6139503D2023

添付文書No

6139503D1027_2_08

改定年月

2021-02

第1版

一般名

パニペネムベタミプロン

薬効分類名

カルバペネム系抗生物質製剤


用法・用量

成人には通常、パニペネムとして1日1g(力価)を2回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症または難治性感染症には、1日2g(力価)まで増量し2回に分割し投与することができる。ただし、成人に1回1g(力価)投与する場合は60分以上かけて投与すること。小児には通常、パニペネムとして1日30~60mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症または難治性感染症には、1日100mg(力価)/kgまで増量し3~4回に分割して投与できる。ただし、投与量の上限は1日2g(力価)までとする。 〈注射液の調製法〉 カルベニン点滴用0.25g及び0.5gを通常100mL以上の生理食塩液、5%ブドウ糖注射液等に溶解する。ただし、注射用水は溶液が等張とならないので使用しないこと。

効能・効果

〈適応菌種〉 パニペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、骨髄炎、関節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、眼窩感染、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎

相互作用:併用禁忌

バルプロ酸ナトリウム


デパケン、バレリン等


バルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することがある。


肝臓において、本剤がバルプロ酸のグルクロン酸抱合代謝を亢進すると考えられている。


相互作用:併用注意

副作用:重大な副作用

1: ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等)を起こすことがある。,2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

3: 急性腎障害(頻度不明)

-急性腎障害等の重篤な腎機能障害があらわれることがある。4: 痙攣(頻度不明)、意識障害(頻度不明)

-痙攣、意識障害等の中枢神経症状があらわれることがある。,5: 偽膜性大腸炎(頻度不明)

-偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(初期症状:腹痛、頻回の下痢)があらわれることがある。6: 劇症肝炎(頻度不明)、肝障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-,7: 無顆粒球症(頻度不明)、汎血球減少症(頻度不明)、溶血性貧血(頻度不明)

8: 間質性肺炎(頻度不明)、PIE症候群(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。9: 血栓性静脈炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、発熱、そう痒、蕁麻疹
血液 -好酸球増多、血小板増多-白血球減少、血小板減少、好塩基球増多-貧血、顆粒球減少
肝臓 -ALT上昇、AST上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇-LAP上昇、尿ウロビリノーゲン上昇、黄疸-肝機能障害
腎臓 -BUN上昇、血清クレアチニン上昇、クレアチニンクリアランス低下
消化器 -下痢、嘔気、嘔吐、食欲不振
菌交代症 -口内炎-カンジダ症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他 -頭痛-浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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合計0
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