薬剤詳細データ 一般名 エリスロマイシンエチルコハク酸エステル 製品名 エリスロシンW顆粒20% 200mg 薬効名 主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 エリスロシンW顆粒20% yj-code 6141001D1033 添付文書No 6141001R1120_3_07 改定年月 2024-07 版 第4版 一般名 エリスロマイシンエチルコハク酸エステル 薬効分類名 マクロライド系抗生物質製剤 用法・用量 通常、成人にはエリスロマイシンとして1日800~1200mg(力価)を4~6回に分割経口投与する。小児には1日体重1kgあたり25~50mg(力価)を4~6回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、小児用量は成人量を上限とする。 効能・効果 <適応菌種> エリスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、髄膜炎菌、ジフテリア菌、百日咳菌、梅毒トレポネーマ、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)、マイコプラズマ属 <適応症> 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、腎盂腎炎、尿道炎、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、中耳炎、猩紅熱、ジフテリア、百日咳 相互作用:併用禁忌 エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン)ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩四肢の虚血、血管攣縮等が報告されている。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ピモジドQT延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等が発現するおそれがある。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ロミタピドメシル酸塩(ジャクスタピッド)ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。クリンダマイシン(注射剤、経口剤)(ダラシンS注射液、ダラシンカプセル)リンコマイシン塩酸塩水和物(リンコシン)併用してもこれらの薬剤の効果があらわれないと考えられる。本剤の細菌のリボゾーム50S Subunitへの親和性がこれらの薬剤より高いと考えられる。 相互作用:併用注意 ジソピラミドキニジン硫酸塩水和物QT延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。テオフィリン,アミノフィリン水和物悪心・嘔吐、不整脈、痙攣等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。シクロスポリンタクロリムス水和物腎障害等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ワルファリンカリウム出血傾向、プロトロンビン時間延長等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。イリノテカン塩酸塩水和物骨髄機能抑制、下痢等の副作用を増強するおそれがあるため、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ビンカアルカロイドビンブラスチン硫酸塩ビノレルビン酒石酸塩等好中球減少、筋肉痛等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。バルプロ酸ナトリウム傾眠、運動失調等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。フェロジピン降圧作用の増強が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ベラパミル塩酸塩血圧低下、徐脈性不整脈、乳酸アシドーシス等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ミダゾラムトリアゾラム鎮静作用の増強が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。カルバマゼピンめまい、運動失調等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。コルヒチン下痢、腹痛、発熱、筋肉痛、汎血球減少、呼吸困難等が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。シンバスタチンアトルバスタチンカルシウム水和物シンバスタチン、アトルバスタチンカルシウム水和物との併用により、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれたとの報告がある。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ピタバスタチンカルシウム水和物シンバスタチン、アトルバスタチンカルシウム水和物との併用により、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれたとの報告がある。本剤がピタバスタチンの肝臓への取り込みを阻害するためと考えられる。ブロモクリプチンメシル酸塩ドセタキセル水和物パクリタキセルセレギリン塩酸塩シルデナフィルクエン酸塩バルデナフィル塩酸塩水和物タダラフィルシロスタゾール減量するなど慎重に投与すること。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ブロナンセリンクロザピンゾピクロンアルプラゾラムエプレレノンエレトリプタン臭化水素酸塩エベロリムスサキナビルメシル酸塩これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。ドンペリドンドンペリドンの血中濃度が上昇する。また、ドンペリドンとの併用により、QT延長が報告されている。本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇することがある。副腎皮質ホルモン剤メチルプレドニゾロン等これらの薬剤の消失半減期が延長するとの報告があるので、減量するなど慎重に投与すること。本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制することがある。エバスチンエバスチンの代謝物カレバスチンの血中濃度が上昇するとの報告がある。本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制することがある。エドキサバントシル酸塩水和物出血のリスクを増大させるおそれがある。併用する場合、エドキサバントシル酸塩水和物の用量は、エドキサバントシル酸塩水和物の電子添文を参照すること。本剤がP-糖蛋白質を阻害し、エドキサバンの血中濃度を上昇させるためと考えられる。ジゴキシンジゴキシンの作用増強による嘔気、嘔吐、不整脈等の中毒症状が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。本剤の腸内細菌叢への影響により、ジゴキシンの代謝が抑制される。ザフィルルカストザフィルルカストの血中濃度が低下するとの報告がある。機序は不明である。シメチジン難聴が報告されているので、減量するなど慎重に投与すること。これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が抑制され、血中濃度が上昇すると考えられる。リトナビル本剤のAUCが上昇することが予想される。これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が抑制され、血中濃度が上昇すると考えられる。クリンダマイシン(外用剤)併用してもクリンダマイシンの効果があらわれないと考えられる。本剤の細菌のリボゾーム50S Subunitへの親和性がクリンダマイシンより高いと考えられる。リバーロキサバンリバーロキサバンの血中濃度が上昇したとの報告がある。本剤がCYP3A4及びP-糖蛋白質を阻害することによりリバーロキサバンのクリアランスが減少する。フェキソフェナジン塩酸塩フェキソフェナジンの血漿中濃度を上昇させるとの報告がある。P-糖蛋白質の阻害によるフェキソフェナジンのクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される。CYP3A4誘導作用を有する薬剤リファンピシン、リファブチン、フェニトイン、フェノバルビタール等セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort, セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の作用が減弱するおそれがある。これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝を促進し、本剤の血中濃度を低下させる。 副作用:重大な副作用 1: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。2: 心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、QT延長(頻度不明)3: ショック、アナフィラキシー(0.03%)-呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)5: 急性腎障害(急性間質性腎炎)(頻度不明)6: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)-AST、ALT、ALPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。 副作用:その他副作用 過敏症 -発疹-蕁麻疹、血管性浮腫消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、胃部不快感、下痢-胃痛、腹部痙攣-鼓腸、便秘、膵炎眼 -視力低下、霧視 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 192,599 46,140 1,448 2,295 1,526 5,077 13,788 34,214 55,780 48,122 7,888 0 女性 276,394 35,382 1,128 0 1,025 5,114 22,653 42,262 93,838 77,136 13,601 0 合計 511,457 81,522 2,576 2,295 2,551 10,191 36,441 76,476 149,618 125,258 21,489 0 男性 192,599 46,140 1,448 2,295 1,526 5,077 13,788 34,214 55,780 48,122 7,888 0 女性 276,394 35,382 1,128 0 1,025 5,114 22,653 42,262 93,838 77,136 13,601 0 合計 511,457 81,522 2,576 2,295 2,551 10,191 36,441 76,476 149,618 125,258 21,489 0 単位:g 性別・年代別グラフ 単位:g 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道4,134東北21,309関東157,813中部130,624近畿127,131中国・四国8,848九州55,517合計511,457 単位:g 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道4,134北東北9,206南東北6,342北関東1,446南関東156,367甲信越114,897北陸10,858東海4,869関西127,131中国4,364四国4,484北九州8,975南九州0沖縄93,084合計511,457 単位:g 都道府県別 都道府県名 合計 北海道4,134青森県9,206岩手県5,761宮城県2,308秋田県0山形県4,034福島県0茨城県0栃木県1,446群馬県0埼玉県48,818千葉県8,269東京都92,568神奈川県6,712新潟県114,897富山県0石川県0福井県10,858山梨県0長野県0岐阜県1,096静岡県2,743愛知県1,030三重県0滋賀県11,858京都府0大阪府12,528兵庫県99,658奈良県1,596和歌山県1,491鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県4,364徳島県4,484香川県0愛媛県0高知県0福岡県2,727佐賀県0長崎県3,697熊本県2,551大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県46,542合計511,457 単位:g