薬剤詳細データ

一般名

デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩カプセル

製品名

レダマイシンカプセル150mg

薬効名

主としてグラム陽性・陰性菌,リケッチア,クラミジアに作用するもの

添付文書(抜粋)

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薬剤名

レダマイシンカプセル150mg

yj-code

6152003M1036

添付文書No

6152003M1036_2_04

改定年月

2023-07

第1版

一般名

デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩カプセル

薬効分類名

テトラサイクリン系抗生物質


用法・用量

デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩として通常成人1日450~600mg(力価)を2~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

〈適応菌種〉 デメチルクロルテトラサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、軟性下疳菌、百日咳菌、野兎病菌、ガス壊疽菌群、ワイル病レプトスピラ、リケッチア属、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、淋菌感染症、軟性下疳、性病性(鼠径)リンパ肉芽腫、子宮内感染、涙嚢炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、猩紅熱、炭疽、百日咳、野兎病、ガス壊疽、ワイル病、発疹チフス、発疹熱、つつが虫病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

カルシウム、マグネシウム、アルミニウム又は鉄剤


本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがある。両剤の服用間隔を2~4時間とすること。


本剤と二価又は三価の金属イオンが消化管内で難溶性のキレートを形成して、本剤の吸収を阻害する。


ランタン


本剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、左記薬剤服用後、2時間以上あけて投与すること。


本剤とランタンが難溶性の複合体を形成し、本剤の腸管からの吸収を妨げることが考えられる。


抗凝血剤


ワルファリンカリウム等


血漿プロトロンビン活性を抑制することがある。


本剤による腸内細菌の減少が、ビタミンK合成を阻害し、抗凝血剤の作用を増強するほか、本剤がカルシウムイオンとキレート結合し、血漿プロトロンビン活性を抑制すると考えられている。


スルホニル尿素系血糖降下薬


グリベンクラミド


グリクラジド


グリメピリド等


血糖降下作用が増強することがある。


機序は不明であるが、スルホニル尿素系薬剤の血糖降下作用がオキシテトラサイクリン及びドキシサイクリンによって増強されるという報告がある。


メトトレキサート


メトトレキサートの作用が増強されることがある。


本剤は血漿蛋白と結合しているメトトレキサートを競合的に置換遊離し、メトトレキサートの作用を増強させることが考えられる。


ポルフィマーナトリウム


光線過敏症を起こすおそれがある。直射日光、集中光等を避けること。


皮膚の光感受性を高める薬剤との併用により、本剤による光線過敏症が増強されることが考えられる。


ジゴキシン


本剤がジゴキシンの作用を増強し、中毒症状が発現することがある。併用時はジゴキシンの中毒症状に注意すること。


本剤による腸内細菌の減少のため、腸内細菌によるジゴキシンの代謝が不活性化され、ジゴキシンの血中濃度が上昇すると考えられる。


黄体・卵胞ホルモン配合剤


経口避妊剤


レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール


ノルエチステロン・エチニルエストラジオール


デソゲストレル・エチニルエストラジオール等


黄体・卵胞ホルモン配合剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。


本剤による腸内細菌の減少のため、黄体・卵胞ホルモン配合剤の腸肝循環による再吸収が抑制されると考えられる。


ボツリヌス毒素製剤


A型ボツリヌス毒素


B型ボツリヌス毒素


過剰な筋弛緩があらわれる恐れがあり、閉瞼不全、頸部筋脱力、呼吸困難、嚥下障害等のリスクが高まるおそれがある。


本剤およびボツリヌス毒素製剤はともに筋弛緩作用を有するため、作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

副作用:その他副作用


過敏症 -発熱、発疹、蕁麻疹
皮膚 -光線過敏症
肝臓 -AST、ALTの上昇等肝機能検査値異常
消化器 -食欲不振、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、舌炎、肛門周囲炎
血液 -顆粒球減少、好酸球増多、血小板減少
菌交代症 -菌交代症に基づく新しい感染症
ビタミン欠乏症 -ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
頭蓋内圧上昇 -頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆等)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 64,796 0 6,304 10,371 3,713 2,133 3,828 5,266 16,464 13,415 3,302 0
女性 65,561 0 6,314 19,411 7,907 4,776 5,243 5,493 6,629 8,718 1,070 0
合計 132,143 0 12,618 29,782 11,620 6,909 9,071 10,759 23,093 22,133 4,372 0
男性 64,796 0 6,304 10,371 3,713 2,133 3,828 5,266 16,464 13,415 3,302 0
女性 65,561 0 6,314 19,411 7,907 4,776 5,243 5,493 6,629 8,718 1,070 0
合計 132,143 0 12,618 29,782 11,620 6,909 9,071 10,759 23,093 22,133 4,372 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,080
東北13,341
関東81,578
中部20,860
近畿4,494
中国・四国2,370
九州2,409
合計132,143
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,080
北東北0
南東北13,341
北関東1,568
南関東80,010
甲信越8,430
北陸3,968
東海8,462
関西4,494
中国0
四国2,370
北九州0
南九州0
沖縄4,818
合計132,143
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,080
青森県0
岩手県0
宮城県6,962
秋田県0
山形県0
福島県6,379
茨城県0
栃木県0
群馬県1,568
埼玉県0
千葉県15,215
東京都56,149
神奈川県8,646
新潟県6,329
富山県0
石川県0
福井県3,968
山梨県0
長野県2,101
岐阜県0
静岡県6,224
愛知県2,238
三重県0
滋賀県2,016
京都府0
大阪府2,478
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県2,370
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県2,409
合計132,143
更新予告まとめ