薬剤詳細データ

一般名

【般】トスフロキサシントシル酸塩細粒15%

製品名

オゼックス細粒小児用15% 150mg

薬効名

合成抗菌剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

オゼックス細粒小児用15%

yj-code

6241010C1024

添付文書No

6241010C1024_2_06

改定年月

2020-09

第1版

一般名

トスフロキサシントシル酸塩水和物

薬効分類名

ニューキノロン系経口抗菌製剤


用法・用量

通常、小児に対してはトスフロキサシントシル酸塩水和物として1回6mg/kg(トスフロキサシンとして4.1mg/kg)を1日2回経口投与する。ただし、1回180mg、1日360mg(トスフロキサシンとして1回122.4mg、1日244.8mg)を超えないこととする。

効能・効果

〈適応菌種〉 トスフロキサシンに感性の肺炎球菌(ペニシリン耐性肺炎球菌を含む)、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、コレラ菌、インフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 肺炎、コレラ、中耳炎、炭疽

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

テオフィリン


アミノフィリン水和物


健康成人にテオフィリン1日400mgとトスフロキサシントシル酸塩水和物(錠剤)1日450mgを併用したところ、テオフィリンの最高血中濃度は、併用3日目で1.13倍、5日目では1.23倍の上昇を示したとの報告がある。テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)があらわれるおそれがあるため、観察を十分に行い、血中濃度モニタリングを行うなど注意すること。


機序:テオフィリンの肝での代謝を抑制し、血中濃度を上昇させることが報告されている。


危険因子:高齢者、高度の腎障害患者


フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤


ジクロフェナクナトリウム


ロキソプロフェンナトリウム水和物





痙攣があらわれることがある。観察を十分に行い、症状があらわれた場合には両剤の投与を中止し、気道確保と抗痙攣薬の使用など痙攣に対する治療を実施すること。


機序:中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害作用が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されることが主な機序と考えられている。


危険因子:高齢者、てんかん等痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、高度の腎障害患者


アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有製剤


乾燥水酸化アルミニウムゲル


酸化マグネシウム


クエン酸第一鉄ナトリウム


沈降炭酸カルシウム





本剤の効果が減弱されるおそれがある。同時投与を避けるなど注意すること。


機序:金属カチオンと難溶性の錯塩を形成し、本剤の消化管からの吸収が低下することが報告されている。


副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤)


プレドニゾロン


ヒドロコルチゾン





腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、浮腫、発赤等)(いずれも頻度不明)

2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

3: 痙攣、意識障害(意識喪失等)(いずれも頻度不明)

4: 急性腎障害、間質性腎炎、腎性尿崩症(いずれも頻度不明)

-急性腎障害、間質性腎炎、腎性尿崩症等の重篤な腎障害があらわれることがある。5: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

6: 無顆粒球症、血小板減少(いずれも頻度不明)

-発熱、咽頭痛、皮下・粘膜出血等があらわれた場合には血液検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。7: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 低血糖(頻度不明)

-高齢者、腎障害患者、糖尿病患者であらわれやすい。11: 大動脈瘤、大動脈解離(いずれも頻度不明)

-,12: 末梢神経障害(頻度不明)

-しびれ、筋力低下、痛み等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。13: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)

-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。14: 精神症状(頻度不明)

-幻覚、せん妄等の精神症状があらわれることがある。15: 重症筋無力症の悪化(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発熱、発疹、紅斑-潮紅、そう痒症、湿疹、蕁麻疹-光線過敏性反応
腎臓 -尿円柱-尿中血陽性、尿中赤血球陽性、遺尿、BUN増加、血尿-血中クレアチニン増加
肝臓 -―-AST増加、ALT増加、ALP増加、LDH増加、γ-GTP増加、ビリルビン増加-―
消化器 -下痢(5.2%)、嘔吐(3.7%)、食欲不振、腹痛、口渇、便秘-悪心、口唇水疱、腹部膨満、胃・腹部不快感、口内炎、舌炎-―
血液 -好酸球数増加、白血球数減少-単球数増加-血小板数減少、貧血
精神神経系 -傾眠-せん妄、頭痛、浮動性めまい、しびれ、不眠症、振戦-幻覚
その他 -―-関節痛、蒼白、血中CK増加、血中クロール減少、血中クロール増加、亀頭包皮炎、倦怠感-味覚異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 586,746 819,031 26,027 2,784 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 482,341 683,097 20,724 1,057 0 0 0 0 0 2,842 2,898 0
合計 1,567,670 1,502,128 46,751 3,841 0 0 0 0 0 2,842 2,898 0
男性 586,746 819,031 26,027 2,784 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 482,341 683,097 20,724 1,057 0 0 0 0 0 2,842 2,898 0
合計 1,567,670 1,502,128 46,751 3,841 0 0 0 0 0 2,842 2,898 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道56,721
東北54,939
関東522,653
中部217,947
近畿283,271
中国・四国152,684
九州279,454
合計1,567,670
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道56,721
北東北15,126
南東北36,283
北関東70,539
南関東452,114
甲信越36,327
北陸21,940
東海172,629
関西270,322
中国103,996
四国48,688
北九州244,737
南九州22,457
沖縄24,520
合計1,567,670
都道府県別
都道府県名 合計
北海道56,721
青森県6,816
岩手県3,530
宮城県19,704
秋田県8,310
山形県3,275
福島県13,304
茨城県33,541
栃木県29,286
群馬県7,712
埼玉県86,874
千葉県35,127
東京都215,688
神奈川県114,425
新潟県21,182
富山県8,693
石川県11,117
福井県2,130
山梨県12,424
長野県2,721
岐阜県9,286
静岡県23,756
愛知県126,638
三重県12,949
滋賀県12,796
京都府25,842
大阪府122,450
兵庫県95,283
奈良県3,126
和歌山県10,825
鳥取県2,564
島根県4,364
岡山県32,430
広島県46,140
山口県18,498
徳島県14,789
香川県6,319
愛媛県13,443
高知県14,137
福岡県168,375
佐賀県9,385
長崎県8,681
熊本県43,050
大分県15,246
宮崎県13,818
鹿児島県8,639
沖縄県12,260
合計1,567,670
更新予告まとめ