薬剤詳細データ

一般名

レボフロキサシン錠

製品名

レボフロキサシン錠250mg「クニヒロ」

薬効名

広範囲経口抗菌製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

レボフロキサシン錠250mg「クニヒロ」

yj-code

6241013F2349

添付文書No

6241013F2349_1_04

改定年月

2024-03

第1版

一般名

レボフロキサシン錠

薬効分類名

広範囲経口抗菌製剤


用法・用量

通常、成人にはレボフロキサシンとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、疾患・症状に応じて適宜減量する。肺結核及びその他の結核症については、原則として他の抗結核薬と併用すること。腸チフス、パラチフスについては、レボフロキサシンとして1回500mgを1日1回14日間経口投与する。

効能・効果

〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、炭疽菌、結核菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、ペスト菌、コレラ菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、レジオネラ属、ブルセラ属、野兎病菌、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、アクネ菌、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)、肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ)、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頸管炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、コレラ、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、肺結核及びその他の結核症、Q熱

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

フェニル酢酸系又はプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛薬


フルルビプロフェン等


痙攣を起こすおそれがある。


中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害が増強されると考えられている。


アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸薬等、鉄剤


水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、硫酸鉄等


本剤の効果が減弱されるおそれがある。これらの薬剤は本剤投与から1~2時間後に投与する。


これらの薬剤とキレートを形成し、本剤の吸収が低下すると考えられている。


クマリン系抗凝固薬


ワルファリン


ワルファリンの作用を増強し、プロトロンビン時間の延長が認められたとの報告がある。


ワルファリンの肝代謝を抑制、又は蛋白結合部位での置換により遊離ワルファリンが増加する等と考えられている。


QT延長を起こすことが知られている薬剤


デラマニド等


QT延長を起こすおそれがある。


QT延長作用が相加的に増加するおそれがある。


副腎皮質ホルモン剤(経口剤及び注射剤)


プレドニゾロン


ヒドロコルチゾン等


腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

-ショック、アナフィラキシー(初期症状:紅斑、悪寒、呼吸困難等)があらわれることがある。2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

3: 痙攣(頻度不明)

4: QT延長(頻度不明)、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)(頻度不明)

5: 急性腎障害(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)

6: 劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(初期症状:嘔気・嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒等)があらわれることがある。7: 汎血球減少症(頻度不明)、無顆粒球症(頻度不明)、溶血性貧血(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)

-汎血球減少症、無顆粒球症(初期症状:発熱、咽頭痛、倦怠感等)、ヘモグロビン尿等を伴う溶血性貧血、血小板減少があらわれることがある。8: 間質性肺炎(頻度不明)、好酸球性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤投与等の適切な処置を行うこと。9: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。11: 低血糖(頻度不明)

-低血糖性昏睡に至る例も報告されている。糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤等を投与している患者)、腎機能障害患者、高齢者であらわれやすい。12: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)

-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。臓器移植の既往のある患者であらわれやすい。13: 錯乱(頻度不明)、せん妄(頻度不明)、抑うつ等の精神症状(頻度不明)

14: 過敏性血管炎(頻度不明)

-発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹や、皮膚生検で白血球破砕性血管炎等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。15: 重症筋無力症の悪化(頻度不明)

16: 大動脈瘤(頻度不明)、大動脈解離(頻度不明)

-,17: 末梢神経障害(頻度不明)

-しびれ、筋力低下、痛み等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-そう痒症-蕁麻疹、光線過敏症
精神神経系 -めまい、不眠、頭痛-傾眠、振戦、意識障害-幻覚、錐体外路障害、ぼんやり、しびれ感
泌尿器 -血尿、クレアチニン上昇-頻尿、尿閉、無尿、尿蛋白陽性、BUN上昇
肝臓 -ALT上昇、LDH上昇、AST上昇-肝機能異常、γ-GTP上昇、血中ビリルビン増加、ALP上昇
血液 -白血球数減少、好酸球数増加、好中球数減少、血小板数減少-リンパ球数減少、貧血
消化器 -悪心、嘔吐、下痢、腹部不快感、食欲不振-腹痛、口渇、腹部膨満、胃腸障害、消化不良、便秘-口内炎、舌炎
感覚器 -味覚異常、耳鳴-味覚消失、視覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤
循環器 -動悸-低血圧、頻脈
その他 -胸部不快感、CK上昇、四肢痛、関節痛、咽喉乾燥、尿中ブドウ糖陽性、熱感、浮腫-高血糖、筋肉痛、発熱、関節障害、発汗、胸痛、脱力感、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
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熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ