薬剤詳細データ

一般名

ラスクフロキサシン塩酸塩注射液

製品名

ラスビック点滴静注キット150mg

薬効名

ニューキノロン系注射用抗菌剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ラスビック点滴静注キット150mg

yj-code

6241403G1029

添付文書No

6241403G1029_2_02

改定年月

2022-03

一般名

ラスクフロキサシン塩酸塩注射液

薬効分類名

ニューキノロン系注射用抗菌剤


用法・用量

通常、成人にはラスクフロキサシンとして、投与初日に300mgを、投与2日目以降は150mgを1日1回点滴静注する。

効能・効果

〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、ベイヨネラ属、バクテロイデス属、プレボテラ属、ポルフィロモナス属、フソバクテリウム属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) 〈適応症〉 肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染

相互作用:併用禁忌

クラスⅠA抗不整脈薬


キニジン


プロカインアミド(アミサリン)等


クラスⅢ抗不整脈薬


アミオダロン(アンカロン)


ソタロール(ソタコール)等


本剤を併用した場合、相加的なQT延長がみられるおそれがあり、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、QT延長を起こすことがある。


これらの抗不整脈薬は単独投与でもQT延長作用がみられている。


相互作用:併用注意

チアジド系利尿剤


ループ系利尿剤


糖質副腎皮質ホルモン剤


ACTH


グリチルリチン製剤


低カリウム血症のある患者に本剤を投与した場合、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、QT延長を起こすことがある。


これらの薬剤が有するカリウム排泄作用により、低カリウム血症を発現することがある。


フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤


フルルビプロフェン等


痙攣を起こすおそれがある。症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


中枢神経におけるGABAA受容体への結合阻害が増強されると考えられている。


リファンピシン


フェニトイン


カルバマゼピン


本剤の作用が減弱する可能性がある。


CYP3A4を誘導する薬物と併用することにより本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


テオフィリン


アミノフィリン水和物


テオフィリンの作用を増強させるおそれがあるので、併用する場合にはテオフィリンを減量するなど適切な処置を行うこと。


機序は不明であるが、本剤との併用によりテオフィリンの血中濃度が上昇する。


レパグリニド


レパグリニドの血中濃度が上昇し、レパグリニドの副作用が発現するおそれがある。


CYP2C8を阻害することにより、レパグリニドの血中濃度を上昇させる。


副腎皮質ホルモン剤


(経口剤及び注射剤)


プレドニゾロン


ヒドロコルチゾン等


腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-呼吸困難、血圧低下、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 白血球減少症(頻度不明)

3: 間質性肺炎(0.3%)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。4: QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)(いずれも頻度不明)

-,,,5: 低血糖(頻度不明)

6: 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。7: アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)

-腱周辺の痛み、浮腫、発赤等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。8: 肝機能障害(頻度不明)

-肝機能障害(AST上昇、ALT上昇等)があらわれるおそれがある。9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれるおそれがある。10: 痙攣(頻度不明)

11: 錯乱、せん妄等の精神症状(頻度不明)

12: 重症筋無力症の悪化(頻度不明)

13: 大動脈瘤、大動脈解離(いずれも頻度不明)

-,

副作用:その他副作用


精神神経系 -めまい
消化器 -下痢-便秘、悪心、嘔吐
循環器 -不整脈
血液 -好酸球数増加、白血球数減少
皮膚 -発疹
肝臓 -ALT上昇
腎臓 -腎機能障害
血管障害 -静脈炎
投与部位 -注射部位紅斑-注射部位静脈炎、注射部位疼痛、注射部位反応-注射部位硬結、注射部位腫脹

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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