薬剤詳細データ

一般名

【般】リネゾリド錠600mg

製品名

リネゾリド錠600mg「明治」

薬効名

合成抗菌剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

リネゾリド錠600mg「明治」

yj-code

6249002F1032

添付文書No

6249002F1032_1_07

改定年月

2023-05

一般名

リネゾリド

薬効分類名

オキサゾリジノン系合成抗菌剤


用法・用量

通常、成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに経口投与する。通常、12歳未満の小児にはリネゾリドとして1回10mg/kgを8時間ごとに経口投与する。なお、1回投与量として600mgを超えないこと。

効能・効果

〈適応菌種〉本剤に感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 〈適応症〉敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎 〈適応菌種〉本剤に感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム 〈適応症〉各種感染症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤


セレギリン塩酸塩


両薬剤が相加的に作用し血圧上昇等があらわれるおそれがある。


本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


アドレナリン作動薬


ドパミン塩酸塩アドレナリンフェニルプロパノールアミン塩酸塩含有医薬品等


血圧上昇、動悸があらわれることがあるので、患者の状態を観察しながら、これらの薬剤の初回量を減量するなど用量に注意すること。


本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


セロトニン作動薬


炭酸リチウムセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)トリプタン系薬剤L-トリプトファン含有製剤


トラマドール塩酸塩フェンタニルメサドン塩酸塩ペチジン塩酸塩等


セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、せん妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)があらわれるおそれがあるので、十分に注意すること。これらの徴候や症状が認められた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、セロトニン作動薬の急激な減量又は投与中止により離脱症状があらわれることがあるので注意すること。


本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


リファンピシン


リファンピシンとの併用により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ21%及び32%低下した 。


機序不明


チラミンを多く含有する飲食物


チーズビール赤ワイン等a)


血圧上昇、動悸があらわれることがあるので、本剤投与中には、チラミン含有量の高い飲食物の過量摂取(1食あたりチラミン100mg以上)を避けさせること。


本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


a:チラミン含有量:チーズ;0~5.3mg/10g、ビール;1.1mg/100mL、赤ワイン;0~2.5mg/100mL


副作用:重大な副作用

1: 骨髄抑制

-投与中止によって回復しうる貧血(4.8%)・白血球減少症(1.9%)・汎血球減少症(0.8%)・血小板減少症(11.9%)等の骨髄抑制があらわれることがある。なお、本剤の臨床試験において、14日を超えて本剤を投与した場合に血小板減少症の発現頻度が高くなる傾向が認められている。,,,,2: 代謝性アシドーシス(0.2%)

-乳酸アシドーシス等の代謝性アシドーシスがあらわれることがある。嘔気、嘔吐の症状が繰り返しあらわれた場合や原因不明のアシドーシスもしくは血中重炭酸塩減少等の症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。3: 視神経症(頻度不明)

4: ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)

5: 間質性肺炎(0.1%)

6: 腎不全(0.3%)

-クレアチニン上昇、BUN上昇等を伴う腎不全があらわれることがある。7: 低ナトリウム血症(0.9%)

-意識障害、嘔気、嘔吐、食欲不振等を伴う低ナトリウム血症があらわれることがある。8: 偽膜性大腸炎(頻度不明)

-腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。9: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、LDH、Al-P、γ-GTP等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。10: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。

副作用:その他副作用


血液 -好酸球増加症-血小板血症、白血球増加症-好中球減少症、紫斑
代謝・栄養 -リパーゼ増加、アミラーゼ増加、低クロール血症、高血糖、高カリウム血症、低カリウム血症、高尿酸血症-CK増加、脱水-痛風、低カルシウム血症、体重増加
神経 -浮動性めまい-痙攣、意識消失、振戦、落ち着きのなさ、傾眠、失見当識-末梢神経障害、一過性脳虚血発作、回転性めまい、感覚鈍麻、錯感覚、不眠症、不安、多幸症、幻覚
感覚器 -霧視、眼の障害、視覚異常、瞳孔反射障害、耳鳴、耳の障害、味覚消失、味覚倒錯
循環器 -上室性期外収縮、高血圧、動悸、血栓性静脈炎-QT延長、頻脈、低血圧、血管拡張、静脈炎
呼吸器 -呼吸困難-肺炎、肺水腫、気胸-咳嗽、喘鳴、咽頭炎、気管炎、気管支炎、胸水、鼻出血
消化器 -下痢-悪心、嘔吐、食欲不振、食道炎・胃腸炎-胃腸出血、腹痛、麻痺性イレウス、口渇、胃食道逆流-腹部膨満、口唇炎、口内炎、口腔内潰瘍、口腔内白斑症、舌障害、舌炎、舌変色、歯の変色、食欲亢進、膵炎、消化不良、便秘、メレナ
肝臓 -肝機能検査値異常-ビリルビン血症、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、ALP増加-LDH増加、肝炎
皮膚 -発疹-水疱-皮膚炎、斑状丘疹状皮疹、剥脱性皮膚炎、皮膚単純疱疹、湿疹、紅斑、蕁麻疹、皮膚感染、真菌性皮膚炎、皮膚びらん、そう痒、皮膚刺激、過敏性血管炎
筋・骨格 -筋痛
泌尿器・生殖器 -排尿困難、頻尿、多尿-腟痛、腟感染、性器分泌物、不正子宮出血、陰茎感染
その他 -網状赤血球減少症、血管痛、浮腫、倦怠感、網状赤血球数増加-頭痛、背部痛、発熱、カンジダ症、下肢脱力、β-HCG増加-血管神経性浮腫、顔面浮腫、アレルギー反応、光線過敏性反応、無力症、疲労、悪寒、発汗、粘膜乾燥、膿瘍、真菌感染、注射部/血管カテーテル部浮腫、注射部/血管カテーテル部そう痒感、注射部/血管カテーテル部疼痛、注射部/血管カテーテル部静脈炎/血栓性静脈炎、注射部/血管カテーテル部反応

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,357 0 0 0 0 0 0 0 1,357 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 13,986 0 0 0 0 0 0 0 1,357 0 0 0
男性 1,357 0 0 0 0 0 0 0 1,357 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 13,986 0 0 0 0 0 0 0 1,357 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,125
東北0
関東4,059
中部0
近畿1,600
中国・四国0
九州0
合計13,986
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,125
北東北0
南東北0
北関東0
南関東4,059
甲信越0
北陸0
東海0
関西1,600
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計13,986
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,125
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県1,070
千葉県1,100
東京都1,889
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府1,600
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計13,986
更新予告まとめ