薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル顆粒50%

製品名

バルトレックス顆粒50%

薬効名

抗ウイルス剤

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薬剤名

バルトレックス顆粒50%

yj-code

6250019D1020

添付文書No

6250019D1020_1_22

改定年月

2020-12

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉 通常、体重10kg未満の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回、体重10kg以上の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日2回経口投与する。ただし、1回最高用量は500mgとする。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重10kg未満の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回、体重10kg以上の小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。ただし、1回最高用量は500mgとする。 〈帯状疱疹〉 通常、小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回経口投与する。ただし、1回最高用量は1000mgとする。 〈水痘〉 通常、小児には体重1kg当たりバラシクロビルとして1回25mgを1日3回経口投与する。ただし、1回最高用量は1000mgとする。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 131,631 140,539 74,377 1,370 0 1,313 2,436 3,087 5,936 4,991 1,390 0
女性 163,095 129,165 67,695 2,978 4,208 5,305 5,787 6,472 11,288 14,399 10,991 1,063
合計 498,430 269,704 142,072 4,348 4,208 6,618 8,223 9,559 17,224 19,390 12,381 1,063
男性 131,631 140,539 74,377 1,370 0 1,313 2,436 3,087 5,936 4,991 1,390 0
女性 163,095 129,165 67,695 2,978 4,208 5,305 5,787 6,472 11,288 14,399 10,991 1,063
合計 498,430 269,704 142,072 4,348 4,208 6,618 8,223 9,559 17,224 19,390 12,381 1,063
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道16,101
東北23,235
関東204,051
中部87,544
近畿82,234
中国・四国33,174
九州52,091
合計498,430
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道16,101
北東北5,132
南東北15,979
北関東22,219
南関東181,832
甲信越28,889
北陸8,509
東海52,867
関西79,513
中国23,493
四国9,681
北九州43,676
南九州6,861
沖縄3,108
合計498,430
都道府県別
都道府県名 合計
北海道16,101
青森県3,828
岩手県2,124
宮城県7,942
秋田県1,304
山形県3,494
福島県4,543
茨城県10,864
栃木県6,429
群馬県4,926
埼玉県30,944
千葉県23,637
東京都83,998
神奈川県43,253
新潟県7,612
富山県3,143
石川県2,862
福井県2,504
山梨県2,967
長野県18,310
岐阜県5,498
静岡県12,947
愛知県31,701
三重県2,721
滋賀県5,479
京都府7,932
大阪府36,018
兵庫県20,830
奈良県6,396
和歌山県2,858
鳥取県2,148
島根県3,164
岡山県6,252
広島県8,511
山口県3,418
徳島県2,388
香川県1,663
愛媛県3,379
高知県2,251
福岡県26,267
佐賀県2,822
長崎県6,990
熊本県5,359
大分県2,238
宮崎県1,795
鹿児島県5,066
沖縄県1,554
合計498,430
更新予告まとめ