薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル錠500mg

製品名

バラシクロビル錠500mg「NP」

薬効名

抗ウイルス剤

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薬剤名

バラシクロビル錠500mg「NP」

yj-code

6250019F1128

添付文書No

6250019F1128_1_07

改定年月

2023-10

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 468,742 1,546 25,670 37,804 57,636 78,941 79,758 73,038 76,474 35,861 3,560 0
女性 757,409 0 25,882 69,903 96,280 129,964 136,388 106,768 113,094 64,223 14,907 0
合計 1,229,694 1,546 51,552 107,707 153,916 208,905 216,146 179,806 189,568 100,084 18,467 0
男性 468,742 1,546 25,670 37,804 57,636 78,941 79,758 73,038 76,474 35,861 3,560 0
女性 757,409 0 25,882 69,903 96,280 129,964 136,388 106,768 113,094 64,223 14,907 0
合計 1,229,694 1,546 51,552 107,707 153,916 208,905 216,146 179,806 189,568 100,084 18,467 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道17,607
東北78,773
関東564,937
中部153,460
近畿244,387
中国・四国77,506
九州90,790
合計1,229,694
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道17,607
北東北17,034
南東北35,241
北関東109,834
南関東455,103
甲信越64,560
北陸14,270
東海86,344
関西232,673
中国53,558
四国23,948
北九州60,921
南九州24,702
沖縄10,334
合計1,229,694
都道府県別
都道府県名 合計
北海道17,607
青森県3,870
岩手県26,498
宮城県13,609
秋田県13,164
山形県9,195
福島県12,437
茨城県63,906
栃木県20,046
群馬県25,882
埼玉県95,878
千葉県105,240
東京都153,231
神奈川県100,754
新潟県23,093
富山県5,709
石川県3,895
福井県4,666
山梨県6,898
長野県34,569
岐阜県16,086
静岡県24,844
愛知県33,700
三重県11,714
滋賀県13,638
京都府25,636
大阪府108,278
兵庫県67,086
奈良県6,559
和歌山県11,476
鳥取県7,360
島根県5,111
岡山県18,712
広島県13,279
山口県9,096
徳島県0
香川県12,631
愛媛県11,317
高知県0
福岡県35,310
佐賀県6,666
長崎県8,281
熊本県7,668
大分県2,996
宮崎県15,779
鹿児島県8,923
沖縄県5,167
合計1,229,694
更新予告まとめ