薬剤詳細データ

一般名

【般】バラシクロビル錠500mg

製品名

バラシクロビル錠500mg「TCK」

薬効名

抗ウイルス剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

バラシクロビル錠500mg「TCK」

yj-code

6250019F1144

添付文書No

6250019F1144_1_09

改定年月

2023-12

第1版

一般名

バラシクロビル塩酸塩錠

薬効分類名

抗ウイルス化学療法剤


用法・用量

[成人] 〈単純疱疹〉  通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉  通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 [小児] 〈単純疱疹〉  通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。 〈造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。 〈帯状疱疹〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈水痘〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。 〈性器ヘルペスの再発抑制〉 通常、体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。

効能・効果

単純疱疹 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制 帯状疱疹 水痘 性器ヘルペスの再発抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

プロベネシド


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積(AUC)が48%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


シメチジン


本剤の活性代謝物のアシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルのAUCが27%増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、活性代謝物のアシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる。


ミコフェノール酸 モフェチル


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、アシクロビル及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方のAUCが増加するとの報告がある。特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。


活性代謝物のアシクロビルとミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。


テオフィリン


本剤の活性代謝物のアシクロビルとの併用により、テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。


機序は不明であるが、本剤の活性代謝物のアシクロビルがテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管性浮腫等)があらわれることがある。2: 汎血球減少(0.73%)、無顆粒球症(0.24%)、血小板減少(0.36%)、播種性血管内凝固症候群(DIC)(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)

3: 急性腎障害(0.12%)、尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-,,4: 精神神経症状(1.09%)

-意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等があらわれることがある。一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。,,5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

6: 呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

8: 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

9: 急性膵炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、蕁麻疹、瘙痒、光線過敏症
肝臓 -肝機能検査値の上昇
消化器 -腹痛、下痢、腹部不快感、嘔気-嘔吐
精神神経系 -頭痛-めまい-意識低下
腎臓・泌尿器 -腎障害-排尿困難-尿閉

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 78,685 0 6,085 6,606 9,258 11,873 11,816 13,537 13,188 6,322 0 0
女性 127,073 0 5,147 9,326 12,593 19,534 21,305 21,835 22,909 12,077 2,347 0
合計 207,588 0 11,232 15,932 21,851 31,407 33,121 35,372 36,097 18,399 2,347 0
男性 78,685 0 6,085 6,606 9,258 11,873 11,816 13,537 13,188 6,322 0 0
女性 127,073 0 5,147 9,326 12,593 19,534 21,305 21,835 22,909 12,077 2,347 0
合計 207,588 0 11,232 15,932 21,851 31,407 33,121 35,372 36,097 18,399 2,347 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,713
東北25,451
関東59,733
中部27,781
近畿30,299
中国・四国19,408
九州40,283
合計207,588
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,713
北東北0
南東北25,451
北関東17,078
南関東42,655
甲信越10,317
北陸1,865
東海19,376
関西26,522
中国13,777
四国5,631
北九州15,836
南九州14,125
沖縄20,644
合計207,588
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,713
青森県0
岩手県0
宮城県10,721
秋田県0
山形県0
福島県14,730
茨城県1,412
栃木県1,341
群馬県14,325
埼玉県10,804
千葉県9,483
東京都15,518
神奈川県6,850
新潟県1,796
富山県1,865
石川県0
福井県0
山梨県1,779
長野県6,742
岐阜県5,721
静岡県2,640
愛知県7,238
三重県3,777
滋賀県0
京都府2,751
大阪府16,776
兵庫県3,683
奈良県0
和歌山県3,312
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県1,644
山口県12,133
徳島県0
香川県0
愛媛県1,181
高知県4,450
福岡県3,510
佐賀県1,125
長崎県1,136
熊本県2,933
大分県7,132
宮崎県1,864
鹿児島県12,261
沖縄県10,322
合計207,588
更新予告まとめ