薬剤詳細データ

一般名

pH4処理酸性人免疫グロブリン

製品名

ピリヴィジェン10%静注20g/200mL

薬効名

血漿分画製剤(液状静注用人免疫グロブリン製剤)

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ピリヴィジェン10%静注20g/200mL

yj-code

6343427A9030

添付文書No

6343427H1020_1_02

改定年月

2021-10

第3版

一般名

pH4処理酸性人免疫グロブリン

薬効分類名

血漿分画製剤(液状静注用人免疫グロブリン製剤)


用法・用量

〈無又は低ガンマグロブリン血症〉 通常、1回人免疫グロブリンGとして200~600mg(2~6mL)/kg体重を3~4週間隔で点滴静注又は緩徐に静注する。患者の状態によって適宜増減する。 〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善〉 通常、成人には1日に人免疫グロブリンGとして400mg(4mL)/kg体重を5日間連日点滴静注する。 〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)〉 通常、成人には人免疫グロブリンGとして「1,000mg(10mL)/kg体重を1日」又は「500mg(5mL)/kg体重を2日間連日」を3週間隔で点滴静注する。

効能・効果

無又は低ガンマグロブリン血症 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

非経口用生ワクチン(麻疹ワクチン、おたふくかぜワクチン、風疹ワクチン、これら混合ワクチン、水痘ワクチン等)


本剤の投与を受けた者は、生ワクチンの効果が得られないおそれがあるので、生ワクチンの接種は本剤投与後3ヵ月以上延期すること。また、生ワクチン接種後14日以内に本剤を投与した場合は、投与後3ヵ月以上経過した後に生ワクチンを再接種することが望ましい。なお、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎に対する大量療法(200mg/kg体重以上)後に生ワクチンを接種する場合は、原則として生ワクチンの接種を6ヵ月以上(麻疹感染の危険性が低い場合の麻疹ワクチン接種は11ヵ月以上)延期すること。


本剤の主成分は免疫抗体であるため、中和反応により生ワクチンの効果が減弱されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシー反応(頻度不明)

-びまん性紅斑を伴う全身潮紅、胸部不快感、頻脈、低血圧、喘鳴、喘息、呼吸困難、チアノーゼ等異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 溶血性貧血(0.3%)

-本剤は抗A及び抗B血液型抗体を有するため、血液型がO型以外の患者への大量投与により、溶血性貧血があらわれる可能性がある。3: 無菌性髄膜炎症候群(頻度不明)

-大量投与により無菌性髄膜炎の症状があらわれることがある。4: 血栓塞栓症(0.3%)

-大量投与例で血液粘度の上昇等により、心筋梗塞、脳血管障害(脳卒中を含む)、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓塞栓症があらわれることがある。,,5: 急性腎障害(0.3%)

-投与に先立って患者が脱水状態にないことを確認するとともに、観察を十分に行い、腎機能検査値(BUN、血清クレアチニン等)の悪化、尿量減少が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 肺水腫(頻度不明)

-呼吸困難等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。7: 血小板減少(頻度不明)

8: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、ALP、γ-GTP、LDHの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

副作用:その他副作用


血液及びリンパ系障害 -溶血、白血球減少症-貧血-赤血球大小不同症、小赤血球症、血小板増加症、好中球数減少
免疫系障害 -過敏症
神経系障害 -頭痛(18.4%)、浮動性めまい、片頭痛、振戦、回転性めまい-傾眠、緊張性頭痛、副鼻腔炎に伴う頭痛-頭部不快感
心臓障害 -動悸-頻脈
血管障害 -高血圧、低血圧、ほてり-末梢血管障害、血管炎、潮紅-充血
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -呼吸困難、胸痛-胸部不快感、呼吸時疼痛
胃腸障害 -悪心、嘔吐、腹痛、下痢
肝胆道系障害 -高ビリルビン血症
皮膚及び皮下組織障害 -発疹、じん麻疹、斑状丘疹状皮疹、そう痒症-皮膚剥脱、紅斑-皮膚障害
筋骨格系及び結合組織障害 -筋痙縮-筋肉痛、筋骨格硬直、筋骨格痛
腎及び尿路障害 -蛋白尿、血中クレアチニン増加
一般・全身障害及び投与部位の状態 -疲労、悪寒、発熱、疼痛、インフルエンザ様疾患、無力症、背部痛、注射部位疼痛、関節痛、上咽頭炎-筋力低下、四肢痛、頚部痛、顔面痛、咽喉絞扼感、注入部位不快感-咽喉頭疼痛、口腔咽頭水疱形成
臨床検査 -アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加-血中乳酸脱水素酵素増加、クームス試験陽性-ヘモグロビン減少、赤血球数減少、ヘマトクリット減少

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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