薬剤詳細データ

一般名

レミフェンタニル塩酸塩

製品名

アルチバ静注用5mg

薬効名

全身麻酔用鎮痛剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アルチバ静注用5mg

yj-code

8219401D2028

添付文書No

8219401D1021_1_12

改定年月

2024-06

第1版

一般名

レミフェンタニル塩酸塩

薬効分類名

全身麻酔用鎮痛剤


用法・用量

〈成人〉 成人では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。麻酔導入:通常、レミフェンタニルとして0.5μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、ダブルルーメンチューブの使用、挿管困難等、気管挿管時に強い刺激が予想される場合には、1.0μg/kg/分とすること。また、必要に応じて、持続静脈内投与開始前にレミフェンタニルとして1.0μg/kgを30~60秒かけて単回静脈内投与することができる。ただし、気管挿管を本剤の投与開始から10分以上経過した後に行う場合には単回静脈内投与の必要はない。麻酔維持:通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速できるが、最大でも2.0μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして0.5~1.0μg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。 〈小児〉 1歳以上の小児では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。麻酔維持:通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも1.3μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。

効能・効果

成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛 小児:全身麻酔の維持における鎮痛

相互作用:併用禁忌

ナルメフェン塩酸塩


セリンクロ


鎮痛作用が減弱するおそれがある。ナルメフェン塩酸塩を投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。緊急の手術等によりやむを得ず併用する場合には患者ごとに本剤の用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にナルメフェン塩酸塩の投与を中断すること。


μオピオイド受容体への競合的阻害による。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制作用を有する薬剤


全身麻酔剤ベンゾジアゼピン系薬剤バルビツール酸系薬剤等


アルコールオピオイド剤


麻酔・鎮静等の作用が増強することがあるので、併用する場合には、投与速度を減速するなど慎重に投与すること。


相互に作用を増強させ過度な麻酔深度となるおそれがある。


心抑制作用を有する薬剤


β遮断剤カルシウム拮抗剤等


徐脈、血圧低下等の作用が増強することがあるので、併用する場合には、投与速度を減速するなど慎重に投与すること。


β遮断剤、カルシウム拮抗剤は共に徐脈、血圧低下作用を有するためこれらの薬剤との併用により作用が増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 筋硬直(2.4%)

-筋硬直の発現は本剤の投与量及び投与速度に関連するため、本剤の単回静脈内投与は30秒以上かけて行うこと。また、麻酔導入時に発現する過剰な筋硬直に対しては、筋弛緩剤の追加投与による治療を行うこと。,2: 換気困難(頻度不明)

-筋硬直、喉頭痙攣により換気困難な状況に陥る可能性がある。異常が認められた場合には、筋弛緩剤の使用等適切な処置を行うこと。なお、喉頭痙攣がラリンジアルマスク使用中に出現し、換気困難となった症例が報告されているため、注意すること。3: 呼吸停止(頻度不明)、呼吸抑制(1.0%)

-本剤の投与に際しては補助呼吸を行い、必要に応じて筋弛緩剤あるいは麻薬拮抗剤(ナロキソン塩酸塩、レバロルファン酒石酸塩等)を使用するなど適切な呼吸管理を行うこと。,4: 低血圧(5.8%)、血圧低下(28.4%)

-本剤の投与速度の減速、若しくは併用する全身麻酔剤の投与速度の減速又は投与量の減量を含め、輸液、昇圧剤の使用等適切な処置を行うこと。,5: 徐脈(22.9%)

-本剤の投与速度の減速、若しくは併用する全身麻酔剤の投与速度の減速又は投与量の減量を含め、輸液、昇圧剤、アトロピン硫酸塩等の副交感神経遮断剤の使用等適切な処置を行うこと。,6: 不全収縮、心停止(頻度不明)

-徐脈に引き続いて不全収縮、心停止があらわれることがある。本剤と他の全身麻酔剤が併用されている場合、重篤な徐脈、不全収縮、心停止がみられることがあるので、十分な患者管理のできる状態で使用すること。7: ショック、アナフィラキシー(頻度不明)

-本剤と他の全身麻酔剤が併用されている患者においてアレルギー、アナフィラキシーがあらわれることがある。8: 全身痙攣(頻度不明)

副作用:その他副作用


精神障害 -幻視
神経系障害 -振戦-鎮静
心臓障害 -結節性調律、期外収縮、房室解離、洞房ブロック-心室無収縮、房室ブロック
血管障害 -潮紅-高血圧
胃腸障害 -悪心、嘔吐-腹痛、腹部膨満
肝胆道系障害 -肝機能異常
皮膚及び皮下組織障害 -紅斑、発疹、皮膚炎
腎及び尿路障害 -乏尿
全身障害及び投与局所様態 -悪寒-冷感
臨床検査 -ビリルビン増加、AST増加、LDH増加、ALT増加、血圧上昇 、体温低下
傷害、中毒及び処置合併症 -術後血圧上昇、創合併症

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
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佐賀県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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