結局、コロナには何使うの?

論文の背景:膨大な数の臨床試験が進行中だが
本日は番外編である。原著論文そのものを月1本紹介しているが、今回はオリジナルではなく総説をご紹介する。
理由は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)だ。臨床現場ではさまざまな治療法が試みられているが、「結局、どうすればいいの?」という問いには、1本の臨床試験では到底足りない。なにしろ、COVID-19関連の臨床試験は何千もオンゴーイングで継続されているからだ。パンデミック、巨大な感染症の広がりは、何千万もの感染者を生み出し、それは必然的に多量の臨床試験を可能にする。決定的な治療法が確立していないので、なおさらだ。
今回紹介するのは、そのCOVID-19治療最前線をまとめた総説である。もちろん、進行中の臨床試験の方が多いくらいなので、下記の内容はひっくり返る可能性も十分にある。その点、ご留意いただきたい。また、以下のエビデンスの中には暫定的、interim analysisもあって、最終報告ではないことにも要注意。
Everything you need to know about the COVID-19 therapy trials [Internet]. Pharma J. [cited 2020 Oct 30].
全文を読むにはログインが必要です
ログインして全文を読む
無料でいますぐ
会員登録を行う
- ご利用無料、14.5万人の医師が利用
- 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
- ギフト券に交換可能なポイントプログラム
- 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ
\ 60秒でかんたん登録 /
会員登録
岩田 健太郎(いわた けんたろう)

1971年、島根県生まれ。島根医科大学卒業後、沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院、アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)・神戸大学医学部付属病院感染症内科診療科長。 著書に『悪魔の味方 — 米国医療の現場から』『感染症は実在しない — 構造構成的感染症学』など、編著に『診断のゲシュタルトとデギュスタシオン』『医療につける薬 — 内田樹・鷲田清一に聞く』など多数。
.jpg)










